プラズマジェットのハース

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これはプラズマジェットという装置で、百数十ボルト、数十アンペアでハースに向かって放電することによって、その上にのっかっている金属を溶かすことができます。

この装置を使う前には、汚れが金属に混入しないように、ハース(銅製の台)をヤスリでよく磨きます。

今日、つかい古したヤスリを右手に持って、無言でゴシゴシとハースをこすっていたら、車輪の下の主人公のことを思い出してしみじみしました。

小説中では、主人公は元同級生よりも玉磨きの職人としてのスタートが遅れてしまったことを嘆いていたと思いますが、それだけではなくて、過去に優越感をもっていた人たちに現在は負けているという実感からくる自己否定もあったのではないかなと思いました。そんな境遇なら確かに死ねます。私は昔はそこまでしなくてもと思ったけど、今なら理解ができる気がしますー。主人公の死が自殺によるものかどうかは別として、生きようとする気力はなくなって、周りに流されてしまいますね。

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