カタハネ

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土日をまるまる使ってカタハネってゲームをやってました.

良作でした.泣きました.

記憶石がベルの手元に「戻って」,クリスティナとエファの二人の記憶がよみがえってよかったなと.ベルとしてはある意味災難かもしれませんが.記憶石の中で二人はずっと一緒だったわけですが,エファが言うようにやはりさわれる体がないと嫌なのも,わかるなと思いました.

カバがドルンの記憶を受け継いでいたわけですが,その中に秘められている人形技術は傍系であるカバや,血のつながりのないレインには読み解くことができなくて,それはこの先もずっと秘められたままなのかと思うと,一寸残念な気がしました.

時代がたつにつれて技術は洗練されて進歩していくようではありますが,一方使われなくなった技術が削られ失われていっているのですね.人間が一生で覚えられることは限られていますから.

レインがドルンの記憶を解読して国宝になったという展開だったら苦笑ものでしたが,そうでなくてよかったなと思いました.ルートとはあまり会っていないみたいですが,エファの目覚ましを治してもらっているところから考えると交流もあるみたいで,レインはそれなりに幸せだったのかな.

ココが可愛いかったです.

エファ・ベルの美しかわいさに癒されまくりでした.ベッドに寝ている姿に胸きゅんです.

この作品は百合物件だったわけですが,私としては珍しくも,まったく違和感がありませんでした.女×女はダメだという文化が劇中のキャラクタになく,それに縛られることなく,相手を求める自然な心情の展開に集中できていたのが,この作品のすばらしいところだと思います.

セロが優男だったり,リュリュが性別不明のままだったり,ココが男の子でも問題ないか的な記述があったりと,この作品は性別に対するこだわりというものを考え直させてくれもします.

私は,自分が百合作品が好きなことに対して,ただ百合好きだといいたいだけちゃうんかと,と思っていたわけですが,カタハネの感想をググっているとカタハネの百合部分に嫌悪感を抱いている方も各所にいらっしゃるようで,それが多数派の意見だとすると,自分は無意識な部分でも人よりは百合好きになったのかなと思いました.

しかしながら,男が百合好きであるっていうのは,自分の性に対する否定でもありまして,それはいけないことではないですが,ゆくゆくは葛藤を感じ生活しづらくなるのだろうと思うと不安となるのです.

ま,男の場合はなんちゃって百合好きにしかなりえないとは思いますが.

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