忘れえぬロシア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

昨日、渋谷のBunkamuraミュージアムで開催されているロシア絵画展行ってきたよー。忘れえぬロシアというタイトルの。
写実主義から印象主義の19世紀後半から20世紀前半にかけての絵画。
金土曜日は夜間開館でして、21:00まで開いているということで、19:30ごろに行ったのですが人が少なくてゆっくりみられました。

作品75点で、西洋美術館とか国立新美術館でやる展覧会よりも少なめではありますが、ひとつひとつの作品がとてもよくて、観るのに時間がかかりました・・。
印象主義とはいってもロシア特有のもので、フランスのもあもあな印象主義までいかず、「写実主義の時代に培われた技法を取り込んだ」感じで、輪郭はそこそこはっきりしていました。しかし、絵に光があふれている点は印象主義っぽくて、写実主義の農民の暮らしを描きました、という薄暗い絵とは対照的でした。

小さい橋だけが描かれている小さな絵が一番好みでした。->イサーク・レウ゛ィタンの「小さな橋-サウ゛ィンスカヤ村」
写実主義の絵は近くに寄らないと何が描いてあるか見えないのですが、印象主義の絵は近いと何が描いてあるかわからないという罠。
アブラム・アルヒーポフの「北の地で」がいちばんもわもわしていて、学芸員さんの座っているあたりまで離れて観たらいいかんじだったけど、邪魔だっただろうな笑。

クラムスコイは肖像画の表情がうまい。
アルヒープ・クインジの「エルブルース山-月夜」は、なにあの雪の色。蛍光色っぽいのですが・・。すげー。メンデレーエフと知り合いで、絵の具の発色の研究をしてたと解説にあった。
ヨシフ・ブラースの「文豪チェーホフの肖像」が眼鏡紳士すぎた。
ウ゛ィクトル・ボリソフ=ムサートフの「五月の花」で女の子が着ているような服が好きだなー襟がふわふわってなってて、腰にリボン巻いてみたいな。
ニコライ・ドゥボフスコイの「冬」は以前、印象派展での人が描いた似たような絵をみたような。
イサーク・レウ゛ィタンの「たそがれ-干し草」はなんかポスト印象派の感じを受けた。

制作年をみると、写実主義から印象主義にはっきりと移り変わったというより、同時期に二つの流れが存在していたようにも思えます。フランスなど西欧に行って影響を受けた人とそうでない人が混在してるとかかな。

帰ってきてたら、作品リストだけで絵を思い出せるという展覧会もひさびさです。作品がそれぞれ印象的でよかったですー。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

コメント

  1. beiz23 より:

    やはり、聴いてみないと、データシートの数値だけでは音はわからないものですね。
    スワロフスキー綺麗ですね!

コメントを残す