キリスト教神学の入門書、「神学のよろこび」を読み終わりました。
キリスト教の教理を、信仰告白に現れるキーワード順に説明してある本。

私の考えでは、
「キリスト教」というものは旧約・新約の聖書だけで成るものではなく、その正統とされる解釈の方法を加えて初めて「キリスト教」が成り立ちます。独自の解釈を加えたものは異端である恐れがあり、キリスト教の理解にはつながりません。この聖書解釈の種類はそのまま教派の種類に対応し、各教派すなわち各伝統の教えは、信仰告白の文に簡潔かつ充分に表されているようです。
こういうわけで、聖書に続いてキリスト教神学を学ぶことが、キリスト教理解に重要ではないかと思ってこの本を手に取った次第であります。うんぬん。

まず思ったのは、アウグスティヌスの「神の国」で読んだ内容によく似ていると言うこと。キリスト教は教父時代に一定の完成をみたと考えられそうな気がします。ただカールバルトの三位一体論は新しかったです。

終末論は本の最後にあったので一番頭に残っているのですが、「聖なる都は金で舗装され、宝石や高価な石で飾られていました。」とか「食物・栄光・名誉・平和などすべてよきものになる」っていうのとかはいわゆる煩悩に支配されてるんじゃないかと、思ったり。結局、現在の人間に想像されうるイイモノが「神の国」であるというのは、汚れた人間には知覚できない存在である至高の神が住む場所としては陳腐ではないかなと思ってしまいました。宗教においては「救い」の教理が信仰を集める主要因になると思うのですが、三位一体論など複雑な教理を展開してきて最後にこれではがっかりですが、汚れた人間に神の存在を示すには、こういうエサというかはったりも必要ということなんでしょうか。いや、本当はもっと至高な教理なのだけど、私の頭が足りないせいで誤解しているだけなのでしょう。すみません。

この本は、聖書を読んで頭がグルグルしてきたときに読みますと、キリスト教を客観的に見ることができるかなと思いました。
聖書と定められた限られた文書の中に根拠を探さなければならない学問は発展するのが難しそうだなとも思いました。

次は古事記・日本書紀をよむかなー。私はいい加減さのある日本の神の方が好きですねー。組織化された神道は好きじゃないけど。

 

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