ホケンセンターの精神科は、市中の精神科と違って、診療時間が30分ずつと決まっているので、診療が早々に終わってしまうとお医者さんとの雑談になることが多い。
市中の精神科が、予約診療でも、診療時間数分、という混雑っぷりであることを考えると驚きである。
特に患者である私が快方に向かっているときは、主治医さまも気楽であるためか、私的な話題が多くて、面白い。
主治医さまの趣味の話だとかもする。
この前は医療と医学が違う、という話が興味深く、また、学問は後世に残るような仕事であることがうらやましいとおっしゃってたのが、自分のやっていることの意義をまた考えるきっかけとなりそう。私も電気屋をしていたときに、より基礎の分野を志向したのはそれが理由だったと思うのだけれども(数学はZF定理とか基礎すぎてわからないとか思った。)、どうして目標を失った。
しかしま、死んだら、自分が死んだ後に世界がどうなろうと認知できない、ので、そこに価値を見いだすのって難しくないかな。応用分野の仕事をしているからこそ、過去の基礎研究をしてくれた人に感謝の念が生じて、基礎分野は今の私たちに恩恵を与えてくれて良い仕事だったなあと、思い、基礎分野に価値を見いだすのかもしれない。
しかし、基礎分野の研究をしていると、死ぬまでに、人の役に立つのをみることはない。そして死後かならず役に立つかというとそうでもなく、たいていは塵と消える。実際、出版された論文のうち、後に参照されるのはわずかである。
生きてるうちに、人の役に立ってると分かる仕事もいいとおもうけどなあ。
とくにお医者さんとかええぢゃないか、とか思ってる。うまく仕事をこなすほど、収入が減るという、循環に矛盾をかかえる仕事ではあると思うけれども。

あとはハルシオンは飲み続けるのはイクナイかもしれないという話だたので、控えようと思います。

 

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