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今更ですが、君の名残は静かに揺れて、きみなご、よかったですー・・。
主人公たちにいつ真相が知らさせるのか、ドキドキしていましたが、結局知らされず、憎い終わり方でした。それなので、ゲームが終わったあとも悶々とした気持ちが残る。
途中はぐちゃぐちょでしたが最後だけみると、茉百合様は新しい世界に移ることができたのでほんとに良かった。
普通の”嫌ゲーム”だとハッピーエンドの後に、余韻をプチ壊すイチャイチャシーンが入るのですが、本作は入らなかったので高評価。ちゃんと物語半ばの入れるべきところで入るだけだったので、感動シナリオとイチャイチャをエロゲーで両立できてるところはよかった。
上手いこと人と渡り合うには聡明さが必要だなあと強く感じさせられた。結局、最後に人を動かすのは思い、かもしれません。しかし、それだけではどうにもならず、社会性をもつ人間が守っているもの、家や会社の組織あるいはそれに属する人、伝統、しきたり、世間体などなどが障害であるなら、まずはその郷の中で解決をするのが、同じく社会性を持った人の正しい方法だと。それを破って外に出ることは簡単な選択肢ですが、しかしその先も生きるのであれば、また別の社会の枠組みに組み込まれていくのですから、逃げて見ぬふりをしているだけで何も解決がされていない。
そういった大人の話に関しては、会長がずいぶん活躍していて素敵すぎました。茉百合様の頼もしさにもドキドキ。主人公は影は薄かったけど、彼に残された少しの仕事はちゃんと果たしたのでよくやった。
背負っているものをすべて捨てて恋を貫くなんて私にはできないな。他人を自分より上位におき大切にする。自分の気持ち以上に何を考えているかよくわからない別個体と時折接するだけなのに、それが他のすべてを捨てる価値があるのか。あるいは逆に気持ちがわからないから神格化、宝物化できるものなのかな。捨てたあと、気持ちだけでは飯は食べることができないけれど社会で生きるためにはどうするのか。でも裏切られた場合が怖いは。宝物だけなんとか手元に確保したもりが、それもなくなってしまいました、なんてことは起きそう。半分は自分で決めることではないし。それと、そもそも必要であるのか、そのような宝物が。
家を出た時の車の中で感傷に浸らず、これからなかなか合う時間が取れない友達に手紙を書くという茉百合様の計画性の良さがすごい。
晶くんのパパと会長がかっこよすぎるいい話だった。
これからが始まり、だそうでなんか始まりはいつもやってきますね。

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