無印良品の鳩時計・大 ホワイトを購入しましたので、レビューします。
また、壁に傷のつきにくいフックの選択がなかなか大変だったので、おすすめのフックも紹介しています。
目次
鳩時計の特徴
特徴
この鳩時計の一番の特徴は、鳩時計の中ではシンプルなデザインなので、飽きにくいということでしょう。
また、置いても、壁掛けでも使えます。
鳩が鳴く鳴かないは、スイッチで切り替えることができます。
音の特徴は次のとおりです。
- 時間になると、鳩が出てきて、時の数だけ鳴く。1時は1回。12時は12回。13時は1回。
- 音は、ふいごでアナログな音。
- 音がなるのは、毎時0分と30分(変更できない)。30分は1回鳴る。
- 音の大きさは調整できないが、音の出口にテープを貼ると音を抑えられる。(説明書にもそう書いてあります。)
- 6時の文字の下が明度センサーになっていて、暗くなると鳴かなくなる。明度センサーにテープを貼ることで、鳴る明るさの調整は可能。
- 12時の文字の上のボタンは、テストボタンで、このボタンを押せば今の時間の数だけなる。鳩の鳴る回数の設定に使う。またいつでも鳩を鳴らすことができる。
欠点
人によっては欠点と思うかもしれないところを挙げると次の通りです。
- 音量の調整が難しい。鳩の音は結構大きいので、子供が寝ているときに鳴ったら起きそう。
- 音が30分にも鳴るので、鳴りすぎと思う方もいるかも。切り替えできたらなお良い。
- 明度センサーで鳴り分けるので、夏など明るくなるのが早い時期には、カーテンをきっちり閉めておかないと朝早くから鳴ってしまう。夜間の時間は鳴かないという鳩時計もあるので、そういうモードもあったら良い。
- 逆に、暗いときに鳴いて欲しくても、鳴いてくれない。スイッチで、常に鳴くモードに切り替えられたら良い。
- 枠がプラスチック。木枠のもあったら良い。
- 色がホワイト色のみ。木地色もあったら良い。
値段
値段は、この大きい方が現在税込み7490円ですが、今回は、無印週間の10%OFFで税・送料込み¥6,741で購入できました。
小さい方は、税込み5,490円になっています。小さい方は、以前はグリーン色などがありましたが、現在はホワイトしか見つからず。
他の色
Amazonでは他のカラーも出品されているようですが、値上がりしていますので、無印の公式サイトでホワイトを買うのが妥当かもしれません。
他のおすすめの鳩時計
他のおすすめの鳩時計は次の記事で紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
おすすめの鳩時計9選!シンプルなデザインから、定番のデザインまで。
開梱の様子
箱は大きいですが、とても軽いです。ヤマト便で届きました。
中国製です。英語では、Cuckoo Clockと言うのですね。
箱前面。
箱を開けると、電池、壁掛け用木ねじ、置いて使う用クッション足4つ、説明書が出てきました。
鳩時計の本体。大きいですが、軽いです。
ふいごが壊れやすそうなので、静かに取り扱います。
本体が包まれていたダンボールには、多数のクッション材が貼り付けてあったので、資源ごみ回収のために全て剥がすのが大変でした…。
傷のつきにくいフックの選定
付属のネジは太い…
鳩時計には壁掛け用に通常の木ねじしか入っていませんので、これを使うと直径5 mmほどの穴が壁に空くことになります。
賃貸など傷つけたくない壁には、別途、傷がつきにくいハンガーフックを購入する必要があります。
フックには 17 mm以上の奥行きが必要
しかし、この鳩時計に合うフックというのが、なかなかありません。
鳩時計の音が外に出るように1 cmくらい浮かせて壁掛けするようになっています。
そのため、フックの奥行きは17 mm以上のものが必要と説明書に書いてありますが、時計用フックのほとんどが奥行き15 mm程度のため、時計用のハンガーフックが使えません。
鳩時計は、770g程度ですので、耐荷重は 1 kgあれば足ります。
ハンガーフックかけまくり
探したところ、石膏ボード壁面用の「ハンガーフックかけまくり」という製品が見つかりました。
実はこれは、無印良品の他の壁掛け製品で、壁に傷のつきにくいフックとして付属しているのと同じ製造元の製品です。
「かけまくり」のなかでも、時計用のものはやはりつかえず、鍵などをかける用の「ハンガ-フックS」という出っ張りの大きいフックが、鳩時計にはピッタリのサイズでした。
耐荷重は 2 kgあり、十分です。
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ハンガーフックかけまくりの傷跡
フックを抜いた後の壁紙の様子です。
付属の木ネジよりはずっとマシですが、画鋲の跡くらいの跡は残りました。
傷跡の場所を知っている人が見ると目立つように思えますが、賃貸退去時の部屋確認で、ざっと壁紙を確認した場合には気づかないレベルなのではないかと思います。
(なお私は7回くらい賃貸の引っ越しをしていますが、このレベルの傷で壁紙交換になったことはないです。)
より傷のつきにくい他のフックは使えなさそうだった
なお、傷がつきにくいタイプのフックには、ホッチキス芯をつかうものもありましたが、奥行きが足りませんでした。
他には、3Mで最近発売された壁紙用の粘着テープを使用したフックは耐荷重500 gでしたので、使えませんでした。
粘着テープで壁紙以外の壁面に止めるタイプは耐荷重が1 kg以上あるものもありますが、時計をかけていたら落下して壊れたというレビューがいくつかありますし、鳩時計の説明書にも、粘着テープは落下するので使わないようにと書いてありますので、避けたほうが良さそうです。
フックを設置する
かけまくりを壁に設置したところです。
ベースの奥行きは10 mm程度、フックの奥行きはあわせて24 mm程度はありそうです。
フックの太さも細めなので、鳩時計をかけるとちょうど引っかかりました。
無事壁にかけることができました。
白色なので、白い壁紙にもよくあいます。
鳩時計の初期設定
付属の電池はこだわりの一品
付属の電池は、富士通のアルカリ電池でした。
無印っぽいダンボール色のデザインで、こだわりを感じます。
「産業用」と書いてありましたので、電池単体では売ってなさそうです。
裏蓋に電池を入れ、設定をする
鳩時計の裏蓋です。電池ケース、ふいごの口、セットボタン、リセットボタンがあります。
また設定方法が書いてあります。
初期設定方法
鳩時計の初期設定は次のようにします。
この通りにしないと、鳩が鳴く回数がずれるそうです。
- 時計を5:50にあわせる
- 電池を入れる
- リセットボタンを押す
- 現在時刻に合わせる
- 前面のテストボタンを押して、音のなる回数を確認する。
意外と複雑です。
初期設定をしてはじめての30分のときは、鳴るタイミングがずれますが、一度0分を通過すると調整され、鳴るタイミングが合うようになります。
なお、セットボタンを押すと鳴く回数が一回増えます。
うちは説明書通りにしてもなぜか鳴る回数がずれたため、セットボタンを押して調整しました。
5:50分にあわせてから現在時刻に戻すというのは面倒なので、はじめからセットボタンを押して調整したら良いのではとも思いました。
まとめ
購入してよかった点
鳩時計を使うようになってから、30分毎に時間を知らせてくれるため、家事をしていても時間がどれだけ経ったかわかり、行動の計画を立てやすくなりました。
子供にも、次に音が鳴ったら寝る時間だよと伝えるようにしていますが、時間間隔を身に着けてもらうのに役立つのではないかと思っています。
キャラクターものや動物の絵が描かれたかわいい時計も検討しましたが、時計は10年くらい長く使うものですので、メインの時計はシンプルなものにしてよかったなと思います。
他に検討した鳩時計も含め、おすすめの鳩時計は次の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
おすすめの鳩時計9選!シンプルなデザインから、定番のデザインまで。
以上、無印良品の鳩時計 大のレビュー!鳴り方の特徴と合うフックを紹介。でした。