パナソニックの衣類スチーマーNI-FS770とNI-GS400にはどのような違いがあり、どちらを選ぶとよいのでしょうか。それぞれの機種の特徴について、わかりやすく紹介します。
目次
NI-FS770とNI-GS400の違い
(左) NI-FS770、(右) NI-GS400
NI-FS770とNI-GS400はどちらも2021年発売の衣類スチーマーです。
NI-FS770とNI-GS400の主な違いは、アイロン台を使ったプレスもすることができるかという点です。
NI-FS770は、アイロン台を使って衣類をプレスすることもできますが、NI-GS400は、スチーマーとしてのみ使えます。
衣類スチーマーが得意とするニット類のシワ伸ばしだけでなく、綿シャツのシワ伸ばしもしたいという方は、NI-FS770がおすすめです。
一方で、プレス用アイロンは既に持っているという方は、性能の詳細を見て決めると良いでしょう。
スチーム専用機種のNI-GS400は、スチーム量は多いものの、本体重量が重く、立ち上がりが遅いという特徴があります。そのため、時短や扱いやすさよりも、仕上がりを重視するという方におすすめです。
それぞれの機種が持つ特徴は、次のようになります。
NI-FS770の利点
2020年発売のNI-FS760の後継機種です。
- フラットなアイロン面があり、3段階の温度調節が可能で、アイロン台を使ってプレスすることもできる。
ピシッとさせたい綿素材のワイシャツやパンツのシワ伸ばしにも使える。 - 立ち上がり時間が約 19 秒と早い。NI-GS400は約 30 秒かかる。
急いでいる朝などでも、サッと立ち上げてスチームを当てられる。 - コンパクトで軽量。
高さがNI-GS400の半分ほど。重さは245 g軽い。女性にも扱いやすい。
NI-GS400は給水すると1.1 kgを超え、普通のプレスアイロンと同等の重さのため、連続使用時間の9分間動かし続けると疲れる。 - 360°どの方向に向けてもスチームが出る。
NI-GS400では、スチームが出る範囲が180°のため、本体を逆さにして使うことはできない。 - 瞬間4倍パワフルスチームを使うと、瞬間的に4倍量のスチームを出すことができる。
衿や脇の下などニオイが気になる部分に使うと効果的。
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NI-GS400の利点
ティファールのロングセラー機種を真似たスチーム専用の機種。
- スチーム量が約 16 g/分と多い。
NI-GS770と比べて、平均スチーム量は1.4倍。
外国製品を真似たということもあり、ゴツくて重いのが難点ですが、スチーム量が多いのでシワが伸びやすいのは◎です。
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どちらがおすすめか?
このように、NI-FS770はパナソニックの衣類スチーマーの順当な後継機種であり、プレスアイロンをかけられるという点の他に、コンパクトで軽量、立ち上がりが早いという特徴があります。気になる部分には、瞬間的に4倍量のスチームをあてることもできます。マイナーチェンジを繰り返してきている機種のため、使いにくい部分は改良されてきているという安心感もあります。
一方のNI-GS400は、2021年からラインナップに加わったスチーム専用の新機種です。本体は大きくて重く、立ち上がりが遅いですが、平均スチーム量が多いため、シワが良く伸びます。
なお、1給水あたりの連続使用時間は、NI-FS770は約 10 分で、NI-GS400は約 9 分ですので、ほぼ同じです。
以上のことから、NI-FS770は次のような方におすすめです。
- 朝など時間のないときにサッとスチームアイロンをかけたい。
- プレスアイロンとしても使いたい。
- 腕が疲れないほうがよいので、軽くてコンパクトなほうが良い。
NI-GS400は次のような方におすすめです。
- 仕上がりを重視するので、スチームが多いほうがよい。
- 腕の力はあるほうなので、重さやサイズが少し大きくても気にしない。
- 立ち上がり時間は約 30 秒なら十分短いので気にならない。
性能を表で比較
NI-FS770とNI-GS400の性能を表で比較すると次のようになります。
機種 | NI-FS770 | NI-GS400 |
発売年 | 2021 | 2021 |
画像 |
||
持続時間 | 約 10 分 | 約 9 分 |
水容量 | 約 115 ml | 約 160 ml |
立ち上がり | 約 19 秒 | 約 30 秒 |
スチーム量 | 平均 約 11 g/分 | 平均 約 16 g/分 |
モード | 連続パワフル&
ワイドスチーム
瞬間4倍パワフルスチーム |
連続大量スチーム |
自動ヒーターオフ | ◯ | − |
温度調節 | 3段階 | − |
温度 | 高温:ドライ 約160℃/スチーム 約190℃ 中温:ドライ 約140℃/スチーム 約155℃ 低温:ドライ 約110℃ |
− |
機種 | NI-FS770 | NI-GS400 |
---|---|---|
面形状 | フラット | − |
穴の数 | 6穴 | 7穴 |
スチームの出る角度 | 360° | 180° |
消費電力 | 950 W | 1200 W |
外形寸法 (本体) 幅×高×長 |
約 8 × 13 × 16.5 cm | 約 11.5 × 28 × 14.5 cm |
本体質量(約) | 705 g | 950 g |
海外電圧 | − | − |
機種 | NI-FS770 | NI-GS400 |
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参考価格 | ダークグレー: ¥16,200〜(2024/12/25 21:37) |
− |
まとめ
パナソニックの衣類スチーマーNI-FS770とNI-GS400の違いについて紹介しました。NI-FS770はプレスアイロンもかけられる点や、コンパクト軽量で立ち上がりが早いのが特徴です。NI-GS400はスチーム専用機種で、スチーム量が多いのが特徴です。時短や使いやすさを重視する方にはNI-FS770がおすすめで、スチームでの仕上がりを重視する方にはNI-GS400がおすすめです。
以上、NI-FS770とNI-GS400の違い。どちらがおすすめか。でした。
参考
NI-FS770
約 11 g/分
パワフル
スチーム
立ち上がり
約 19 秒
パワフル
スチーム
スチーム
約 10 分
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NI-GS400
約 16 g/分
約 30 秒
スチーム
約 9 分
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