ここでは、実売5000円程度までの安価なフードプロセッサーのなかからおすすめの機種を紹介します。AC電源タイプのものだけでなく、USB電源・手動タイプのものも紹介しています。
目次
安価なフードプロセッサーのすすめ
フードプロセッサーは、食材を粗く切削する調理道具です。玉ねぎのみじん切りや肉のミンチをスピーディに行うことができます。カッターの種類を交換することで、おろす、こねる、スライスや千切りをすることもできるものもあります。
包丁では手間のかかる作業を代わりに行ってくれて時短になります。
一人〜二人暮らしでもフードプロセッサーを使用したいところですが、あまり高価なものは購入しづらく、もし使わなくなったときにもったいないですよね。
そこで、まずは安価なフードプロセッサーを試してみるのがおすすめです。しばらく使ってみて、もっとパワーやスピードがほしいとか、別のカット方法もしてみたいとか思ったときに、より高価なフードプロセッサーを検討すれば良いでしょう。
また、コンパクトで収納しやすいものを探している場合や、少量のペットフードを細かくしたい場合、キャンプに持っていきたい場合などにも、ここで紹介するフードプロセッサーはおすすめです。
AC電源タイプのおすすめ
実売5000円程度までの安価なフードプロセッサーのなかで、おすすめの商品を紹介します。普通の商用AC100V電源に接続して使用するタイプです。
刻む・混ぜるのコンパクトサイズ
山善のYFA-202は、チョッパーカッターによって、刻む・混ぜるができるコンパクトなフードプロセッサーです。容器容量は、350 mL。玉ねぎやお肉を刻んで、ハンバーグや餃子などの下ごしらえをしたり、刻んだ具材を混ぜて、タネ作りをしたりできます。本体・フタ・容器・カッターと全て分解できるので、簡単にお手入れができて衛生的。安全装置付きです。
容器やカッターの軸が洗いにくいのがやや欠点です。
- 本体サイズ:幅18×奥行10.5×高さ13cm
- 本体重量:800g
- 最大調理容量:200g(肉の場合)
- 容器容量:350mL
- 定格時間:3分(3分使用ごとに20分以上休止)
- YAMAZEN(山善)
- 価格¥3,800(2024/11/22 22:03時点)
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置き場所に困らない縦型コンパクト
山善のYFD-400は、縦型でコンパクトなフードプロセッサーです。食材を入れたら食材をいれたらスイッチを押すだけの操作で、ミンチ、みじん切り、すり身が簡単にできます。本体以外は水洗い可能なので、いつでも清潔に保てます。安全スイッチと電流ヒューズ付きです。最大調理容量は上のYFA-202と同等で体積も同等ですが、縦長のため収納が容易なのが利点です。
ペーストの手前くらいまでかなり細かくできますが、一方で粗みじんにはしにくいです。ボタンを押しても動作が止まらない不具合が多いようなのが欠点です。
- 本体重量(kg):0.66
- 本体サイズ:幅10.5×奥行11.5×高さ18.5cm
- 定格時間:3分(3分運転ごとに20分以上休止)
- 最大調理容量:肉=180g、玉ねぎ=200g、ニンジン=180g
- 安全装置:電流ヒューズ
- YAMAZEN(山善)
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刻む・混ぜるのコンパクトサイズ 2
オーム電機のMT1Aは、刻む・混ぜるができるシンプルなフードプロセッサ―です。YFA-202と同等のサイズですが、最大調理容量は少し少なめです。価格がお手頃なのがポイントです。
安全装置がシビアで、しっかりと容器をセットしないと動作しないという癖があります。定格時間が1分なのも、たくさん切りたい方には不安点です。
- 定格消費電力:80W
- 本体寸法:(約)幅196×高さ141×奥行120mm
- 質量:約650g
- コード長:約1.0m
- 定格時間:1分(連続動作時間が1分になったら20分以上休ませる)
- 回転数(無負荷時):3300回/分
- 最大調理容量:約150g(肉の場合)
- オーム(OHM)
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「おろす」もできる 最大調理容量500 g
山善のVotre -ヴォトレ- MFD-G500は、刻む・混ぜる・おろすの1台3役のフードプロセッサーです。容器容量が1.2 Lで、最大調理容量が500 gと十分な量を一度に処理できるのもポイントです。2段階のスピード調整ができます。おろすは、プレートの表裏で粗さを切り替えることができます。
刃が容器底よりも少し上にあるため、かき混ぜつつ作動させないとムラになりやすいこと、また定格時間が1分間とやや短いのが欠点です。
- 本体サイズ:幅19×奥行18×高さ22.5cm
- 本体重量:1.7kg
- 電源コードの長さ:1.4m
- 消費電力:250W
- 最大調理容量:500g(ハンバーグの場合)、
- 定格時間:1分間以内(1分間使用ごとに15分間以上休止)
- 4枚刃採用、回転スピード2段階
- YAMAZEN(山善)
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容器が洗いやすく、刃・円盤軸は抗菌仕様
テスコムのPureNatura TK212は、シンプル形状のボトルを採用したフードプロセッサーです。山善のヴォトレ MFD-G500と同様に、粗目・細か目が両方できる両面おろし刃が付属し、刻む・混ぜる・おろすの1台3役です。容器はガラス製で、臭いやキズがつきにくく、油汚れも落ちやすいです。食材に触れる、みじん切りカッター(樹脂部分)、両面おろし刃、円板軸は抗菌仕様で清潔なのが特徴です。掃除ブラシも付属します。最大調理容量は300 gです。
- サイズ:H216×W184×D159mm
- 消費電力:320W
- 付属品:みじん切りカッター、両面おろし刃、円板軸、掃除用ブラシ、レシピブック
- 容量:300g(ハンバーグの場合)
-
本体質量:1.7kg(収納時)
- テスコム(TESCOM)
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「ねる」もできる1台4役 最大調理容量500g
山善のVotre-ヴォトレ- MFC-G501は、刻む / 混ぜる / おろすに加えて、練るもできる 1台4役のフードプロセッサーです。刃が容器の底近くまであるため、チョッパーカッターで、ピーナツペーストなどを「練る」ことができます。パンを練ることはできません。定格が3分あるのも安心です。
- 本体サイズ:幅22.5×奥行14.5×高さ19.5cm
- 本体重量:2.4kg
- 電源コードの長さ:1.2m
- 最大調理容量:500g(ハンバーグの場合)
- 回転数:約2500回/分
- 消費電力:200W
- 定格時間:3分(3分使用ごとに20分以上休止)
- 温度ヒューズ・安全スイッチ
- YAMAZEN(山善)
- 価格¥6,800(2024/11/22 22:03時点)
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USB電源・手動タイプ
USB接続でバッテリーを充電して持ち運び可能なタイプや、電源不要の手動タイプのフードプロセッサーのなかで安価なものを紹介します。
USB充電式で持ち運び可能
エビス販売の電動みじん切り器は、USB充電で動作するコンパクトで持ち運び可能なフードプロセッサーです。容器容量は250mlです。キャンプで野菜をみじん切りにしたり、ナッツを砕いたり、外出先でお茶っ葉を細かくしたりと、様々に活用できます。
- 樹脂製容器。
- USB充電式。USBケーブル付属。
- 3時間充電で1ヶ月。フル充電で最大50回。
- サイズ:8.7㎝×8.7㎝×12㎝
- 3枚刃ステンレス鋼カッター
- エビス販売
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おしゃれなUSB充電式
レコルト コードレス ミニ チョッパー RCP-5は、USB充電式で電源を気にせず使えるミニチョッパーです。容量は約 190 ml (Maxライン)です。ソースやドレッシングを撹拌して、そのまま器として食卓に出すこともできます。本体以外は丸洗いOK。
本体はクリーム色もあります。
- 3枚刃ブレード
- 約2.5時間のフル充電で、約35回(1回30秒)使用可能。
- 約 幅10.0 × 奥行10.0 × 高さ15.0cm
- リチウムイオン電池 1,500mAh
- ガラスカップ
- 定格 30 秒
- récolte
- 価格¥3,234(2024/11/22 22:03時点)
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電源不要の手動フードプロセッサー
ヨシカワの「押すだけ簡単フードプロセッサー」 SJ3133は、電源を必要としない手動のフードプロセッサーです。上からピストンを押すと刃が回転してみじん切りができます。また、付属の部品を使用すれば、水切り器や泡立てとしても使えるのもポイントです。
電動のフードプロセッサーは怖いという場合や、電源コンセントがない場所・遠い場所で使いたい場合、キャンプなど外出先で使いたい場合に便利です。細かくしようとすると手が疲れるのは欠点です。
- 23.5 x 16.1 x 15.8 cm
- 素材 プラスチック
- 色 ホワイト
- 商品重量 0.47 キログラム
- ヨシカワ(Yoshikawa)
- 価格¥2,833(2024/11/22 22:03時点)
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まとめ
実売価格5000円前後までの安価なフードプロセッサーを紹介しました。これらは高価な機種と比べると、容量が小さかったり、使用感に癖があるものもありますが、一人暮らしやちょっとだけ使いたいときにはバランスのよい機種です。
コンパクトなものは、気軽に使用できて収納も困らないためおすすめです。ペットフードを細かくしたいときには、少容量の機種が丁度よいでしょう。USB電源式や電源不要タイプは、キャンプに持っていったり、ドレッシングを混ぜてそのままテーブルに出したりという使い方もできます。
ぜひ用途にあったものを選んで活用してくださいね。
以上、5000円までの安いおすすめのフードプロセッサー9選。でした。