パナソニックのコードレスアイロンNI-WL508とNI-WL507は、よく似ていますが何が異なるのでしょうか。違いは5つあります。わかりやすく紹介します。
5つの違い
パナソニックの家庭用アイロンは8年連続で国内メーカー出荷No.1であり、人気商品です。
NI-WL508は、NI-WL507の後継機種です。
- NI-WL508: 2023年発売
- NI-WL507: 2022年発売
2023年のラインナップでは、最上位機種NI-WL708とNI-WL508の中間の「NI-WL608」に相当する機種がなくなったことで、NI-WL508が上位機種の機能を取り入れることになり性能が上がっています。
NI-WL508は、NI-WL507と比べて、次の点が異なります。
- アイロン面がハードチタンコートからセラミックコートになり、滑りが良くなった。
- 目詰まり防止機能が付いた。
- 最大スチーム量が約15%増えた。
- 切り替えレバーの色が変わった。
- エコパッケージになった。
アイロン面の滑りが良くなったというのが大きな変更点です。
そのため価格差が小さければ、滑りの良いNI-WL508がおすすめです。一方で、公式カタログの星(★)表示でも、滑りの良さは0.5しか違いませんので、滑りにそれほどこだわりがなければ価格の安いと思われるNI-WL507がおすすめです。
また旧機種のNI-WL607は、NI-WL508にスプレー機能が付いた機種ですので、価格によってはこちらもおすすめです。
表で比較すると次のようになります。
型番 | 新 NI-WL508 | 旧 NI-WL507 | (参考) 旧NI-WL607 |
---|---|---|---|
発売年 | 2023年 | 2022年 | 2022年 |
外観 |
|||
アイロン面 | セラミックコート |
ハードチタンコート |
セラミックコート |
すべりの良さ | ★4 | ★3.5 | ★4 |
目づまり防止機能 |
◯
|
‐ |
◯
|
最大スチーム量 |
約 15 g/分
(平均 13 g/分) |
約 13 g/分 (11~13 g/分) |
約 13 g/分 (11~13 g/分) |
レバーの色 | 不透明色 | 透明色 | 透明色 |
パッケージ |
エコパッケージ
|
‐ | ‐ |
スプレー | − | − |
◯
|
型番 | NI-WL508 | NI-WL507 | NI-WL607 |
参考価格 ブラウンピンク |
¥10,300〜(2025/01/15 02:11) |
¥9,650〜(2025/01/14 03:55) |
ピンクゴールド: ¥14,890〜(2025/01/15 09:29) |
参考価格 ダークブルー |
¥11,480〜(2025/01/15 02:11) |
¥10,400〜(2025/01/14 03:55) |
シルバー: ¥10,500〜(2025/01/15 09:29) |
違いについて詳しく見てみましょう。
アイロン面
アイロン面は、新機種のNI-WL508ではセラミックコートで、NI-WL507ではハードチタンコートです。セラミックコートの方が滑りが良いです。
次の画像はNI-WL508のセラミックコートです。
2022年モデルでは上位機種のNI-WL607で採用されていたアイロン面です。
焼き物のセラミックをコーティングしてあり、滑りの良さは★4です。
次の画像はNI-WL507のハードチタンコートです。
チタンベースの金属をコーティングしてあり、滑りの良さは★3.5です。
★0.5分の少しの違いですが、セラミックコートの方が滑りが良いです。
そのため、アイロン面の滑りの良さが気になる場合はNI-WL508がおすすめで、これまで特に気になったことがなければどちらでも良いでしょう。
次のようなアイロンクリーナーをよく使うという方は、滑りの良い機種がおすすめです。
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型番 | 新 NI-WL508 | 旧 NI-WL507 |
---|---|---|
アイロン面 | セラミックコート |
ハードチタンコート |
すべりの良さ | ★4 | ★3.5 |
参考価格 ブラウンピンク |
¥10,300〜(2025/01/15 02:11) |
¥9,650〜(2025/01/14 03:55) |
参考価格 ダークブルー |
¥11,480〜(2025/01/15 02:11) |
¥10,400〜(2025/01/14 03:55) |
目詰まり防止機能
(画像はパナソニック公式ページより引用。)
NI-WL508では、スチーム穴が目詰まりを起こしにくい「目詰まり防止機能」を搭載しています。これも、旧上位機種NI-WL608で搭載されていた機能です。
スチームが詰まったという経験がなければ、目詰まり防止機能のないNI-WL507でも良いでしょう。
型番 | 新 NI-WL508 | 旧 NI-WL507 |
---|---|---|
目づまり防止機能 |
◯
|
‐ |
参考価格 ブラウンピンク |
¥10,300〜(2025/01/15 02:11) |
¥9,650〜(2025/01/14 03:55) |
参考価格 ダークブルー |
¥11,480〜(2025/01/15 02:11) |
¥10,400〜(2025/01/14 03:55) |
最大スチーム量
NI-WL508では最大スチームが約15%アップしています。NI-WL508は約 15 g/分で、NI-WL507は約 13 g/分です。
スチーム量は多いほうが良いですが、しかしNI-WL507の約 13 g/分でも十分なスチーム量があるので、どちらでもよいでしょう。
型番 | NI-WL508 | NI-WL507 |
---|---|---|
最大スチーム量 |
約 15 g/分
(平均 13 g/分) |
約 13 g/分 (11~13 g/分) |
参考価格 ブラウンピンク |
¥10,300〜(2025/01/15 02:11) |
¥9,650〜(2025/01/14 03:55) |
参考価格 ダークブルー |
¥11,480〜(2025/01/15 02:11) |
¥10,400〜(2025/01/14 03:55) |
本体色
本体色はよく似ていますが、少しだけ変更になりました。どちらの機種もブラウンピンク・ダークブルーの2色展開です。
各色について順に見ていきましょう。
ブラウンピンク
次の画像は新機種NI-WL508のブラウンピンク色です。
スチーム/ドライ切り替えレバーは、ハンドルやショットボタンと同じブラウン色です。
次の画像はNI-WL507のブラウンピンク色です。
切り替えレバーは、水タンクと同じピンクの透明色です。
ダークブルー
次の画像は、NI-WL508のダークブルー色です。
シックなデザインです。ドライ/スチーム切り替えレバーは、ショットボタンと同じ不透明色です。
次の画像は、NI-WL507のダークブルー色です。
こちらはレバーの色がタンクと同じ青の透明色です。
周りの家具・家電の色と合わせるなど、好みの色で選ぶと良いでしょう。
型番 | NI-WL508 | NI-WL507 |
---|---|---|
レバーの色 | 不透明色 | 透明色 |
参考価格 ブラウンピンク |
¥10,300〜(2025/01/15 02:11) |
¥9,650〜(2025/01/14 03:55) |
参考価格 ダークブルー |
¥11,480〜(2025/01/15 02:11) |
¥10,400〜(2025/01/14 03:55) |
エコパッケージ
(画像は公式ページより引用。)
NI-WL508では、パッケージがエコパッケージになりました。環境保護への取り組みとして、梱包材が再生可能素材に変更されています。
環境負荷が小さいのは良いですね。
型番 | NI-WL508 | NI-WL507 |
---|---|---|
パッケージ |
エコパッケージ
|
‐ |
参考価格 ブラウンピンク |
¥10,300〜(2025/01/15 02:11) |
¥9,650〜(2025/01/14 03:55) |
参考価格 ダークブルー |
¥11,480〜(2025/01/15 02:11) |
¥10,400〜(2025/01/14 03:55) |
どちらがおすすめか
NI-WL508が、NI-WL507と比べて異なる点をまとめると次のようになります。
- アイロン面がハードチタンコートからセラミックコートになり、滑りが良くなった。
- 目詰まり防止機能が付いた。
- 最大スチーム量が約15%増えた。
- 切り替えレバーの色が変わった。
- エコパッケージになった。
アイロン面の滑りが良くなったのが一番大きな違いです。
そのため、滑りを重視するという方には、新機種NI-WL508がおすすめです。
一方で、滑りは気にしない、滑りの良いあて布を使用すればよいという方には、NI-WL507がおすすめです。
NI-WL508がおすすめの方
コート
スチーム
ショット
スチーム
スチーム
ショット
約 160 ml
ハンドル
防止機能
ストッパー
- アイロン面は少しでも滑りが良いほうがよい。
- スチーム穴の目詰まりが心配なので、防止機能がある方が良い。
- スチーム量が少しでも多い方がよい。
- 切り替えレバーは不透明色がよい。
- パッケージがエコなほうがよい。
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NI-WL507がおすすめの方
コート
スチーム
ショット
スチーム
スチーム
ショット
約 160 ml
ハンドル
ストッパー
- アイロン面の滑りはそれほど気にしない。
- スチーム穴は詰まったことがないので、詰まり防止機能はいらない。
- スチーム量は最大13 g/分で十分。
- 切り替えレバーは透明色がよい。
- パッケージ素材は気にしない。
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- 価格¥10,400(2025/01/14 03:55時点)
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価格と性能を一覧表で比較
NI-WL508とNI-WL507の価格と性能を比較すると次のようになります。
型番 | NI-WL508 | NI-WL507 |
---|---|---|
発売年 | 2023年 | 2022年 |
外観と参考価格 ブラウンピンク |
¥10,300〜(2025/01/15 02:11) |
¥9,650〜(2025/01/14 03:55) |
外観と 参考価格 ダークブルー |
¥11,480〜(2025/01/15 02:11) |
¥10,400〜(2025/01/14 03:55) |
型番 | NI-WL508 | NI-WL507 |
最大スチーム量 |
約 15 g/分
(平均 13 g/分) |
約 13 g/分 (11~13 g/分) |
パッケージ |
エコパッケージ
|
‐ |
アイロン面 | Wヘッドベース 全面スチーム 蓄熱ベース 32穴 セラミックコート |
Wヘッドベース 全面スチーム 蓄熱ベース 32穴 ハードチタンコート |
すべりの良さ | ★4 | ★3.5 |
スチームモード |
ハイパワースチーム
全温度スチーム
パワーショット/ハンガーショット
|
ハイパワースチーム
全温度スチーム
パワーショット/ハンガーショット
|
スプレー | − | − |
型番 | NI-WL508 | NI-WL507 |
清潔 |
脱臭・除菌
|
脱臭・除菌
|
抗菌仕様 |
抗菌ハンドル
|
抗菌ハンドル
|
便利機能 |
3段階温度調節(高中低)
自動ヒーターオフ
目づまり防止機能
指かけグリップ
セーフティ形状
|
3段階温度調節(高中低)
自動ヒーターオフ
指かけグリップ
セーフティ形状
|
スチーム持続時間 | 最長 約 3 分 | 最長 約 3 分 |
タンク容量 | 160 ml (カセット式タンク) | 160 ml (カセット式タンク) |
型番 | NI-WL508 | NI-WL507 |
立ち上がり時間 | 約 100 秒 | |
電源・消費電力 | 100 V / 50-60 Hz、1400 W | |
コードの長さ | 約 1.4 m (コードリール) | |
外形寸法 | 約 11 x 13 x 23 cm ケース収納時: 約 18 x 21 x 29 cm |
|
本体質量 | 約 1.1 kg |
まとめ
パナソニックのコードレススチームアイロンNI-WL508はNI-WL507と比べて、アイロン面が滑りやすくなり、スチーム目詰まり防止機能が付き、スチーム量が増え、色が少し変更になり、エコパッケージになりました。アイロン面の滑りが気になる場合には、新機種NI-WL508がおすすめです。
以上、NI-WL508とNI-WL507の5つの違い。アイロン面。でした。
参考
NI-WL508
コート
スチーム
ショット
スチーム
スチーム
ショット
約 160 ml
ハンドル
防止機能
ストッパー
- パナソニック(Panasonic)
- 価格¥10,300(2025/01/15 02:11時点)
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- パナソニック(Panasonic)
- 価格¥11,480(2025/01/15 02:11時点)
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NI-WL507
コート
スチーム
ショット
スチーム
スチーム
ショット
約 160 ml
ハンドル
ストッパー
- パナソニック(Panasonic)
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