東芝の石窯オーブン ER-60AとER-Y60は、23 Lの庫内容量や1000 Wの最高出力を備え、ノンフライ調理やワイドでフラットな庫内を共通の特徴としています。角皿式スチームや71種類の自動メニューも同じです。これらの商品は何が異なるのでしょうか。わかりやすく紹介します。
1つの違い
ER-60Aは、ER-Y60の後継機種です。
発売年月は次の通りです。
- ER-60A: 2024年8月
- ER-Y60: 2023年8月
両機の違いは操作部のメニュー表示位置です。
2つの機種は、具体的には次の点が異なります。
- メニュー表示位置: ER-60Aは扉の内側。ER-Y60は操作パネル面。
操作部をすっきりさせたい方にはER-60Aがおすすめです。操作パネルでメニュー番号をすぐに確認したい方にはER-Y60が向いているかもしれません。
一覧表で比較すると次のようになります。
項目 | ER-60A | ER-Y60 |
---|---|---|
発売年月 | 2024年8月 | 2023年8月 |
外観 | ![]() | ![]() |
メニュー表示位置 | 扉内側 ◎ | 操作パネル面 |
参考価格 | − | ¥25,222〜(2025/09/19 10:41) |
違いの詳細
違いについて詳しく見ていきましょう。
メニュー表示位置
ER-60Aはメニュー番号を扉の内側に配置し、ER-Y60は操作パネル面に配置します。
扉内側にメニューを配置することで、ER-60Aの操作パネルは表示が少なくなり、キッチンに置いたときの見た目がすっきりします。扉を開けるとメニュー番号を確認できるため、使用前に番号を覚えておく使い方に向いています。一方、ER-Y60は操作パネル面でメニューを確認できるため、扉を開けずに番号を選べます。番号を頻繁に確認したい方に便利です。
扉内側配置は操作パネルの清掃がしやすくなります。操作パネルに油はねが付きにくいため、布で拭く手間が減るでしょう。反対に、ER-Y60はメニュー番号が常に見えるので、家族全員で使う場合に番号を共有しやすいという利点があります。
すっきりした外観を重視するキッチンではER-60Aが合います。メニュー番号を素早く確認したい調理スタイルではER-Y60が選びやすいでしょう。
項目 | ER-60A | ER-Y60 |
---|---|---|
メニュー表示位置 | 扉内側 ◎ | 操作パネル面 |
参考価格 | − | ¥25,222〜(2025/09/19 10:41) |
おすすめはどちら
このように2つの機種はメニュー表示位置が異なります。
扉内側にメニューを隠してキッチンをすっきり見せたい場合はER-60Aがおすすめです。操作パネルを拭き取りやすくしたい方にも向いています。
操作パネル面でメニュー番号を常に確認したい場合はER-Y60が便利です。家族と番号を共有しながら使うときに選ぶとよいでしょう。
どちらの製品も、1000 W出力のレンジ機能や角皿式スチームなどが魅力です。日常的な温めからノンフライ調理まで幅広く対応します。
石窯オーブン ER-60A(W)
- 東芝(TOSHIBA)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
石窯オーブン ER-Y60(W)
- 東芝(TOSHIBA)
- 価格¥25,222(2025/09/19 10:41時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
一覧表で詳細比較
主な仕様を一覧表で詳細に比較すると次のようになります。
項目 | ER-60A | ER-Y60 |
---|---|---|
発売年月 | 2024年8月 ◎ | 2023年8月 |
外観 | ![]() | ![]() |
庫内容量 | 23 L | 23 L |
レンジ最高出力 | 1000 W (最大3分後600 W) | 1000 W (最大3分後600 W) |
オーブン温度範囲 | 100–250 ℃ (約5分後200 ℃) | 100–250 ℃ (約5分後200 ℃) |
スチーム方式 | 角皿式スチーム | 角皿式スチーム |
発酵温度 | 30/35/40/45 ℃ | 30/35/40/45 ℃ |
自動メニュー数 | 71 | 71 |
レシピ総数 | 89 | 89 |
年間消費電力量 | 73.4 kWh | 73.4 kWh |
質量 | 約 13 kg | 約 13 kg |
操作部表示 | 7 セグメント液晶 | 7 セグメント液晶 |
メニュー表示位置 | 扉内側 ◎ | 操作パネル面 |
庫内コーティング | 遠赤脱臭ブラックコート | 遠赤脱臭ブラックコート |
付属品 | 角皿 38.8×30 cm×1、取扱説明書兼料理集 | 角皿 38.8×30 cm×1、取扱説明書兼料理集 |
設置条件 | 背面0 cm、左1.5 cm、右4.5 cm、上10 cm 以上 | 背面0 cm、左1.5 cm、右4.5 cm、上10 cm 以上 |
参考価格 | − | ¥25,222〜(2025/09/19 10:41) |
共通の機能
石窯オーブン ER-60AとER-Y60には、共通の機能が搭載されています。これらの機能について簡単にみてみましょう。
ノンフライ調理
両機は熱風循環とスチームを組み合わせた「ノンフライ調理」を搭載します。油で揚げずに唐揚げやコロッケを作れるため、油の使用量を減らせます。
ワイドでフラットな庫内
庫内は幅広いフラットテーブルを採用します。回転皿がないため大皿も置きやすく、拭き掃除がしやすくなっています。
ワンタッチあたため
操作部の「あたため」ボタンを押すと、赤外線センサーが食品の温度を測定して自動で加熱を調整します。冷蔵や常温の食品を簡単に適温にできます。
別売品
電子レンジ転倒防止金具(32582136)は、本体を壁に固定して地震時の転倒を抑えるために使用します。固定金具とネジ類が同梱されます。
まとめ
東芝の石窯オーブン ER-60AとER-Y60は、23 Lの庫内容量や角皿式スチームなど共通の機能を備え、日常調理を幅広くこなせます。
違いはメニュー表示位置のみです。操作パネルをすっきり見せたいか、番号をすぐに確認したいかを判断基準に選ぶとよいでしょう。
参考文献
石窯オーブン ER-60A(W)
- 東芝(TOSHIBA)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
石窯オーブン ER-Y60(W)
- 東芝(TOSHIBA)
- 価格¥25,222(2025/09/19 10:41時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る