東芝のER-D80AとER-YD80は、どちらも26 Lのワイド&フラット庫内を備え、赤外線センサーで食品を上手に温める角皿式スチームモデルです。上下ヒーターとドーム天井で加熱する「石窯ドーム」構造を共通で採用し、オーブン最高温度は250 ℃です。これらの商品は何が異なるのでしょうか。わかりやすく紹介します。
3つの違い
ER-D80Aは、ER-YD80の後継機種です。ER-YD80は、ER-D80Aのいわゆる型落ち機種に相当します。
発売年月は次の通りです。
- ER-D80A: 2024年8月1日
- ER-YD80: 2023年8月上旬
違いを一言でまとめると、自動調理機能と自動メニュー構成が異なります。
2つの機種は、具体的には次の点が異なります。
- 自動調理アシスト「石窯おまかせ焼き」: ER-D80Aは搭載。ER-YD80は非搭載。
- 自動メニュー数: ER-D80Aは85。ER-YD80は91。
- コンビニ弁当あたためメニュー: ER-D80Aは記載なし。ER-YD80は搭載。
自動調理を手軽に楽しみたい方にはER-D80Aがおすすめです。一方、自動メニュー数の多さや弁当温めメニューに魅力を感じる方にはER-YD80が良いでしょう。
一覧表で比較すると次のようになります。
項目 | ER-D80A | ER-YD80 |
---|---|---|
発売年月 | 2024年8月1日 | 2023年8月上旬 |
外観 | ![]() | ![]() ![]() |
自動調理アシスト「石窯おまかせ焼き」 | ◎ 搭載 | 非搭載 |
自動メニュー数 | 85 | ◎ 91 |
コンビニ弁当あたためメニュー | 記載なし | ◎ 搭載 |
参考価格 | ¥39,950〜(2025/09/19 10:43) ¥39,950〜(2025/09/19 10:43) | ¥38,739〜(2025/09/19 10:25) ¥40,576〜(2025/09/19 10:25) |
違いの詳細
違いについて詳しく見ていきましょう。
自動調理アシスト「石窯おまかせ焼き」
ER-D80Aは「石窯おまかせ焼き」を搭載し、ER-YD80は非搭載です。
「石窯おまかせ焼き」は、赤外線センサーと温度制御を組み合わせ、鶏肉と野菜を角皿に並べるだけで一度に焼き上げる自動調理機能です。ユーザーは温度設定や時間設定を行う必要がなく、庫内温度をセンサーが検知して火加減を自動で調整します。食材から出る蒸気を活用して表面をこんがりと仕上げるため、皮はパリッとしつつ内部はしっとりしやすくなります。短時間で主菜と副菜を同時に作りたい場面で便利です。
手間を減らして夕食を簡単に準備したい方にはER-D80Aがおすすめです。
項目 | ER-D80A | ER-YD80 |
---|---|---|
自動調理アシスト「石窯おまかせ焼き」 | 搭載 | 非搭載 |
参考価格 | ¥39,950〜(2025/09/19 10:43) | ¥38,739〜(2025/09/19 10:25) |
自動メニュー数
ER-D80Aは85種類、ER-YD80は91種類の自動メニューを搭載しています。
自動メニューは、調理モードと加熱時間を自動で設定するプログラムです。ER-YD80はデザートや健康志向メニューをやや多く収録し、食事のバリエーションを広げやすい構成です。一方、ER-D80Aは新しい調理アシストの追加に伴い、従来メニューを整理して数を絞りこみました。とはいえ両機種ともに日常調理に必要なメニューはそろっており、解凍や発酵などの基本プログラムも同じ仕様です。
自由に選べるメニュー数を重視する方はER-YD80を選ぶと良いでしょう。
項目 | ER-D80A | ER-YD80 |
---|---|---|
自動メニュー数 | 85 | 91 |
参考価格 | ¥39,950〜(2025/09/19 10:43) | ¥38,739〜(2025/09/19 10:25) |
コンビニ弁当あたためメニュー
ER-D80Aはコンビニ弁当あたためメニューを持たず、ER-YD80は搭載しています。
コンビニ弁当あたためメニューは、弁当容器の大きさと食材の温度変化を想定し、センサーで食品の蒸気を検知しながら出力を自動調整するプログラムです。容器を変えずにそのまま庫内へ入れるだけで、中心部まで均一に温められます。昼食をコンビニ弁当で済ませる機会が多い家庭やオフィスで役立ちます。
外食や弁当をよく利用し、温め直しの手間を減らしたい方にはER-YD80が便利です。
項目 | ER-D80A | ER-YD80 |
---|---|---|
コンビニ弁当あたためメニュー | 記載なし | 搭載 |
参考価格 | ¥39,950〜(2025/09/19 10:43) | ¥38,739〜(2025/09/19 10:25) |
おすすめはどちら
このように2つの機種は自動調理アシスト、メニュー数、弁当温めメニューの3点が異なります。
料理の下ごしらえを減らし、鶏肉や野菜をまとめて焼きたい場合はER-D80Aがおすすめです。自動アシスト機能が夕食作りの時短に役立ちます。
多彩な自動メニューやコンビニ弁当温めを活用し、幅広い食事シーンに対応したい場合はER-YD80が適しています。弁当温めメニューが昼食や軽食の準備を助けます。
どちらの製品も26 Lのワイド庫内を備え、赤外線センサーと角皿式スチームで多様な調理に対応できる点が魅力です。
石窯ドーム ER-D80A

- 東芝(TOSHIBA)
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石窯ドーム ER-YD80
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一覧表で詳細比較
主な仕様を一覧表で詳細に比較すると次のようになります。
項目 | ER-D80A | ER-YD80 |
---|---|---|
発売年月 | 2024年8月1日 | 2023年8月上旬 |
外観 | ![]() | ![]() ![]() |
庫内容量 | 26 L | 26 L |
オーブン最高温度 | 250 ℃ | 250 ℃ |
レンジ最大出力 | 1000 W(最大3 分) | 1000 W(最大3 分) |
自動調理アシスト「石窯おまかせ焼き」 | ◎ 搭載 | 非搭載 |
自動メニュー数 | 85 | ◎ 91 |
コンビニ弁当あたためメニュー | 記載なし | ◎ 搭載 |
庫内よごれプロテクト | 搭載 | 搭載 |
外形寸法 | 480 mm × 390 mm × 350 mm | 480 mm × 390 mm × 350 mm |
質量 | 約17 kg | 約17 kg |
年間消費電力量 | 70.4 kWh/年 | 70.4 kWh/年 |
参考価格 | ¥39,950〜(2025/09/19 10:43) ¥39,950〜(2025/09/19 10:43) | ¥38,739〜(2025/09/19 10:25) ¥40,576〜(2025/09/19 10:25) |
共通の機能
ER-D80AとER-YD80には、共通の機能が搭載されています。これらの機能について簡単にみてみましょう。
26 Lワイド&フラット庫内
庫内は間口を広げたワイド設計で、角皿を回さずに出し入れできます。底面と天井がフラットなので、拭き取りやすく日々の手入れが楽になります。
赤外線センサー(上面配置)
庫内上部に設置した赤外線センサーが食品表面の温度を検知し、加熱出力を自動で調整します。温めすぎや冷たい中心部を減らし、ムラを抑えます。
角皿式スチーム加熱
角皿に水を注いで加熱することでスチームを発生させ、焼き物をしっとり仕上げます。余分な脂が溝に落ちるため、焼き上がりがヘルシーです。
別売り品
角皿 325GP064(ヘルシーフラット角皿・交換用)
角皿を追加で用意すると、調理の入れ替えや同時進行がしやすくなります。ER-D80Aの付属角皿サイズは 39.5 × 30.5 cm です。
まとめ
東芝のER-D80AとER-YD80は、26 Lワイド庫内と赤外線センサーを共通で備え、オーブン最高温度250 ℃に対応しています。
購入時は、自動調理アシストの有無、自動メニュー数、弁当温めメニューの3点を基準に選ぶとよいでしょう。
参考文献
石窯ドーム ER-D80A

- 東芝(TOSHIBA)
- 価格¥39,950(2025/09/19 10:43時点)
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石窯ドーム ER-YD80
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