東芝のER-D7000AとER-YD7000は、ともに30 Lの庫内容量や350 ℃の高火力オーブン、1024ポイント赤外線センサーなどを搭載する上位モデルです。タッチ操作ができる5インチカラー液晶や2段調理、冷凍食品の解凍に対応する点も同じです。これらの商品は何が異なるのでしょうか。わかりやすく紹介します。
4つの違い
ER-D7000Aは、ER-YD7000の後継機種です。
発売日は次の通りです。
- ER-D7000A: 2024年6月1日
- ER-YD7000: 2023年6月1日
2つの機種は、具体的には次の点が異なります。
- おまかせレンジ調理: ER-D7000Aは搭載。ER-YD7000は未搭載。
- IoLIFEアプリ「あたためコース」: ER-D7000Aは搭載。ER-YD7000は未搭載。
- 分量フリー自動メニュー「下味冷凍コース」: ER-D7000Aは搭載。ER-YD7000は未搭載。
- レシピ数・自動メニュー数: ER-D7000Aは総レシピ514、自動484。ER-YD7000は総レシピ507、自動487。
家で手軽に多彩な自動調理を楽しみたい方にはER-D7000Aがおすすめです。スマートフォン操作を重視しない方や自動メニューの多さを重視する方にはER-YD7000でも良いでしょう。
一覧表で比較すると次のようになります。
項目 | ER-D7000A | ER-YD7000 |
---|---|---|
発売日 | 2024年6月1日 ◎ | 2023年6月1日 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
おまかせレンジ調理 | 搭載 ◎ | なし |
IoLIFEアプリ「あたためコース」 | 搭載 ◎ | なし |
「下味冷凍」コース | 搭載 ◎ | なし |
レシピ総数/自動メニュー数 | 514/484 | 507/487 ◎ |
参考価格 | グランブラック: ¥89,890〜(2025/09/19 15:56) グランホワイト: ¥91,460〜(2025/09/19 15:56) | グランブラック: ¥94,369〜(2025/09/19 15:59) グランホワイト: ¥97,529〜(2025/09/19 15:59) |
違いの詳細
違いについて詳しく見ていきましょう。
おまかせレンジ調理
ER-D7000Aは「おまかせレンジ調理」を搭載します。ER-YD7000はこの機能を搭載しません。
「おまかせレンジ調理」は、材料を耐熱ボウルに入れて分量を気にせず設定するだけで、パスタや煮物などを自動で加熱します。赤外線センサーが食材の温度を検知しながら火力と時間を調整するため、加熱むらを抑えやすい仕組みです。複雑な手順を省きたい忙しい家庭に便利です。
レンジ調理を短時間で済ませたい方にはER-D7000Aが便利です。
項目 | ER-D7000A | ER-YD7000 |
---|---|---|
おまかせレンジ調理 | 搭載 ◎ | なし |
参考価格 | グランブラック: ¥89,890〜(2025/09/19 15:56) | グランブラック: ¥94,369〜(2025/09/19 15:59) |
IoLIFEアプリ「あたためコース」
ER-D7000Aはスマートフォンアプリ「IoLIFE」で「あたためコース」を利用できます。ER-YD7000には同機能がありません。
「あたためコース」は再加熱が難しいカレーや揚げ物などの食品を自動で最適に温めます。ユーザーはアプリからメニューを選ぶだけで、レンジが食品の種類に合わせた加熱を行います。アプリ連携により、遠隔操作やレシピ閲覧も行えるため、調理の幅が広がります。
スマートフォンで家電を操作したい方にはER-D7000Aが適しています。
項目 | ER-D7000A | ER-YD7000 |
---|---|---|
IoLIFE「あたためコース」 | 搭載 ◎ | なし |
参考価格 | グランブラック: ¥89,890〜(2025/09/19 15:56) | グランブラック: ¥94,369〜(2025/09/19 15:59) |
分量フリー自動メニュー「下味冷凍コース」
ER-D7000Aは新たに「下味冷凍コース」を分量フリー自動メニューに追加します。ER-YD7000には同コースがありません。
「下味冷凍コース」は、冷凍しておいた肉や魚に味付けをしておく下味冷凍に対応します。ユーザーは食材を解凍しながら調理できるため、解凍後の味抜けを抑え、手間を減らせます。
下味冷凍をよく活用する家庭にはER-D7000Aが便利です。
項目 | ER-D7000A | ER-YD7000 |
---|---|---|
「下味冷凍」コース | 搭載 ◎ | なし |
参考価格 | グランブラック: ¥89,890〜(2025/09/19 15:56) | グランブラック: ¥94,369〜(2025/09/19 15:59) |
レシピ数と自動メニュー数
ER-D7000Aは総レシピ514、自動メニュー484です。ER-YD7000は総レシピ507、自動メニュー487です。
両機種とも豊富なメニューを用意しますが、ER-D7000Aは掲載レシピ数が多く、ER-YD7000は自動メニューの数がやや多い特徴があります。多彩な手動レシピに挑戦したい方にはER-D7000Aが、ボタン一つの自動調理を重視する方にはER-YD7000が合うかもしれません。
項目 | ER-D7000A | ER-YD7000 |
---|---|---|
総レシピ数/自動メニュー数 | 514/484 ◎ | 507/487 ◎ |
参考価格 | グランブラック: ¥89,890〜(2025/09/19 15:56) | グランブラック: ¥94,369〜(2025/09/19 15:59) |
おすすめはどちら
2つの機種は次の点が異なります。
- おまかせレンジ調理の有無
- IoLIFEアプリ「あたためコース」の有無
- 分量フリー自動メニュー「下味冷凍コース」の有無
- レシピ数と自動メニュー数の違い
調理を自動化してスマートフォンでも操作したい方、下味冷凍食材を効率よく調理したい方にはER-D7000Aがおすすめです。自動メニュー数の多さを重視し、価格を抑えたい方にはER-YD7000でも良いでしょう。
両機種とも赤外線センサーと350 ℃の高火力により、パンやピザの焼き上がりが良く、タッチ液晶で操作がわかりやすい魅力があります。
石窯ドーム ER-D7000A

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石窯ドーム ER-YD7000
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一覧表で詳細比較
主な仕様を一覧表で詳細に比較すると次のようになります。
項目 | ER-D7000A | ER-YD7000 |
---|---|---|
発売日 | 2024年6月1日 ◎ | 2023年6月1日 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
庫内容量 | 30 L | 30 L |
最高温度 | 350 ℃ | 350 ℃ |
赤外線センサー | 1024ポイント | 1024ポイント |
おまかせレンジ調理 | 搭載 ◎ | なし |
IoLIFE「あたためコース」 | 搭載 ◎ | なし |
「下味冷凍」コース | 搭載 ◎ | なし |
総レシピ数 | 514 ◎ | 507 |
自動メニュー数 | 484 | 487 ◎ |
外形寸法 | 498 mm × 399 mm × 396 mm | 498 mm × 399 mm × 396 mm |
質量 | 約21 kg | 約21 kg |
年間消費電力量 | 72.0 kWh/年 | 72.0 kWh/年 |
参考価格 | グランブラック: ¥89,890〜(2025/09/19 15:56) グランホワイト: ¥91,460〜(2025/09/19 15:56) | グランブラック: ¥94,369〜(2025/09/19 15:59) グランホワイト: ¥97,529〜(2025/09/19 15:59) |
共通の機能
ER-D7000AとER-YD7000には、共通の機能が搭載されています。これらの機能について簡単にみてみましょう。
石窯おまかせ焼き
上下ヒーターと赤外線センサーを組み合わせ、庫内の温度を検知しながら自動で火力を制御します。これにより、パンやピザの表面を香ばしく、中までふっくら焼き上げます。
1024ポイント赤外線センサー
食材の表面温度を1024点で計測します。センサーは加熱中に温度を見張り、適切な火力に自動調整するため、ムラを抑えやすくなっています。
350 ℃高火力オーブン
庫内の最高温度は350 ℃です。高温で一気に焼くことで、パンのクラストやピザの生地をパリッと仕上げられます。
5インチカラータッチ液晶
大きなカラー画面にメニューが表示され、タッチ操作で設定できます。操作手順を画面が案内するため、初めてでも使いやすくなっています。
まとめ
東芝のER-D7000AとER-YD7000は、30 L庫内、350 ℃高火力、赤外線センサー、タッチ液晶など多くの共通機能を搭載します。
購入判断のポイントは、自動調理機能とスマートフォン連携を重視するならER-D7000A、価格と自動メニュー数を重視するならER-YD7000です。
参考文献
石窯ドーム ER-D7000A

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