東芝のER-XD7000とER-WD7000は、ともに最高350 ℃の熱風2段オーブンや1024ポイント赤外線センサーを搭載し、深皿調理や5インチカラータッチ液晶にも対応しています。IoLIFEアプリと連携できる点も同じです。これらの商品は何が異なるのでしょうか。わかりやすく紹介します。
2つの違い
ER-XD7000は、ER-WD7000の後継機種です。
ER-WD7000は、ER-XD7000のいわゆる型落ち機種に相当します。
発売年月は次の通りです。
- ER-XD7000: 2022年6月
- ER-WD7000: 2021年6月
2つの機種は、具体的には次の点が異なります。
- 冷凍から焼き物自動メニュー: ER-XD7000は搭載。ER-WD7000は非搭載。
- 自動メニュー数: ER-XD7000は490種類。ER-WD7000は497種類。
冷凍したままの食材を手軽に焼きたい方はER-XD7000がおすすめです。一方、メニュー数の多さを重視する方はER-WD7000を選ぶとよいでしょう。
一覧表で比較すると次のようになります。
項目 | ER-XD7000 | ER-WD7000 |
---|---|---|
発売年月 | 2022年6月 | 2021年6月 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
冷凍から焼き物自動メニュー | ◎搭載 | 非搭載 |
自動メニュー数 | 490 | ◎497 |
参考価格 | グランホワイト: ¥84,315〜(2025/09/19 16:01) グランブラック: ¥91,200〜(2025/09/19 16:01) | グランホワイト: − | グランブラック: −
違いの詳細
違いについて詳しく見ていきましょう。
冷凍から焼き物自動メニュー
ER-XD7000は冷凍から焼き物の自動メニューを搭載しています。ER-WD7000はこの自動メニューを搭載していません。
ER-XD7000は、凍ったままの鶏肉や魚を庫内に入れると、センサーが温度変化を細かく検知し、自動で加熱時間と火力を調整します。これにより下ごしらえの手間を減らせます。ER-WD7000でも凍った食材を焼くことは可能ですが、加熱時間や温度を手動で設定する必要があります。冷凍庫から直接オーブンに入れる機会が多い家庭では、ER-XD7000の自動化が便利です。
忙しい平日に冷凍食材をすぐに調理したい方はER-XD7000が向いているかもしれません。
項目 | ER-XD7000 | ER-WD7000 |
---|---|---|
冷凍から焼き物自動メニュー | ◎搭載 | 非搭載 |
参考価格 | ¥84,315〜(2025/09/19 16:01) | − |
自動メニュー数
ER-XD7000の自動メニュー数は490種類です。ER-WD7000の自動メニュー数は497種類です。
自動メニューは、一般的なグラタンやピザに加え、惣菜の温め直しまで設定済みです。ER-WD7000はメニュー総数が多い分、季節限定メニューや一度に複数品を加熱するコースが充実しています。ER-XD7000では自動化の対象を整理し、冷凍から焼き物のような新機能を追加しているため、全体数はやや少なくなっています。料理の種類を幅広く試したい場合はER-WD7000が便利です。
毎日の献立で多彩な料理を自動で作りたい方はER-WD7000を選ぶとよいでしょう。
項目 | ER-XD7000 | ER-WD7000 |
---|---|---|
自動メニュー数 | 490 | ◎497 |
参考価格 | ¥84,315〜(2025/09/19 16:01) | − |
おすすめはどちら
このように2つの機種は冷凍から焼き物自動メニューの有無と自動メニュー数が異なります。
自動で冷凍食材を焼きたい方や調理の手間を減らしたい方はER-XD7000がおすすめです。多彩な自動メニューに挑戦したい方や料理のバリエーションを広げたい方はER-WD7000を選ぶとよいでしょう。
どちらの製品も最高350 ℃の熱風2段オーブンや1024ポイント赤外線センサーを搭載しており、深皿調理やタッチ液晶の操作性が魅力です。
石窯ドーム ER-XD7000
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石窯ドーム ER-WD7000
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一覧表で詳細比較
主な仕様を一覧表で詳細に比較すると次のようになります。
項目 | ER-XD7000 | ER-WD7000 |
---|---|---|
発売年月 | 2022年6月 | 2021年6月 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
最高温度 | 350 ℃ | 350 ℃ |
冷凍から焼き物自動メニュー | ◎搭載 | 非搭載 |
自動メニュー数 | 490 | ◎497 |
赤外線センサー | 1024ポイント | 1024ポイント |
タッチ液晶 | 5インチカラー | 5インチカラー |
深皿調理 | 対応 | 対応 |
年間消費電力量 | 73.4 kWh | 73.4 kWh |
外形寸法 | 幅498 mm×奥行399 mm×高さ396 mm | 幅498 mm×奥行399 mm×高さ396 mm |
付属品 | 深皿1枚、角皿2枚、焼網 | 深皿1枚、角皿2枚、焼網 |
質量 | 約21 kg | 約21 kg |
参考価格 | グランホワイト: ¥84,315〜(2025/09/19 16:01) グランブラック: ¥91,200〜(2025/09/19 16:01) | グランホワイト: − | グランブラック: −
共通の機能
ER-XD7000とER-WD7000には、次の機能が搭載されています。これらの機能について簡単にみてみましょう。
350 ℃熱風2段オーブン
オーブンは最高350 ℃で加熱でき、約5分後に230 ℃へ自動で切り替わります。高温短時間で表面を香ばしく仕上げるため、ピザやローストビーフに向いています。
1024ポイント赤外線センサー
庫内の温度を1024ポイントで検知し、食品の位置と温度変化を細かく追跡します。センサーは加熱ムラを抑え、仕上がりを安定させます。
深皿調理
付属の深皿は深さ約5 cmです。煮込み料理やオーブンパスタを裏返さずに調理でき、汁気の多いメニューにも対応します。
5インチカラータッチ液晶
前面の5インチカラー液晶はメニューを画像付きで表示します。タッチ操作で簡単にコースを選べるため、初めての方でも扱いやすくなっています。
別売品
焼網
グリル調理やトーストに使用する純正の焼網です。対応機種にER-WD7000とER-XD7000が含まれます。

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角皿(深皿)
汁気の多い料理や煮込みに使いやすい深めの角皿です。対応機種にER-WD7000とER-XD7000が含まれます。

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まとめ
東芝のER-XD7000とER-WD7000は、350 ℃の高温オーブンや赤外線センサーなどの高機能を共通して備えています。深皿調理やタッチ液晶により、多彩なレシピに対応できる点も同じです。
ご家庭での使い方に合わせて、冷凍食材をそのまま自動で焼きたい場合はER-XD7000を、豊富な自動メニューを試したい場合はER-WD7000を選ぶとよいでしょう。
参考文献
石窯ドーム ER-XD7000
- 東芝(TOSHIBA)
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