アイリスオーヤマのMO-F1808とIMB-F187は、18 Lの庫内容量とフラットテーブルを共有する電子レンジです。どちらも全国で使えるヘルツフリー仕様で、ワンタッチで飲み物やごはんを温める自動メニューを備えています。これらの商品は何が異なるのでしょうか。わかりやすく紹介します。
6つの違い
MO-F1808は、IMB-F187の上位機種です。
発売年月は次の通りです。
- MO-F1808 : 2022年1月
- IMB-F187 : 2023年11月
2つの機種は、具体的には次の点が異なります。
- 加熱方式・機能 : MO-F1808はレンジ・オーブン・グリル・スチームに対応。IMB-F187はレンジのみ。
- レンジ出力 : MO-F1808は最大900 W(短時間)。IMB-F187は最大650 W(短時間)。
- 自動メニュー数 : MO-F1808は20種類。IMB-F187は5種類。
- タイマー範囲 : MO-F1808は最大95分(200 W時)。IMB-F187は最大15分。
- 庫内有効サイズ : MO-F1808は幅355 mmで広い。IMB-F187は奥行き325 mmで深い。
- 付属品・調理補助 : MO-F1808は角皿とスチーム用カップが付属。IMB-F187は付属品なし。
調理機能を重視する方にはMO-F1808がおすすめです。温め中心で操作を簡単にしたい方、設置スペースを抑えたい方にはIMB-F187が合うでしょう。
一覧表で比較すると次のようになります。
項目 | MO-F1808 | IMB-F187 |
---|---|---|
発売年月 | 2022年1月 | 2023年11月 |
外観 | ![]() ![]() ![]() | ![]() |
加熱方式・機能 | ◎ レンジ・オーブン・グリル・スチーム・発酵 | レンジのみ |
レンジ出力 | ◎ 900 W短時間/600 W/500 W/200 W | 650 W短時間/500 W/200 W |
自動メニュー数 | ◎ 20種類 | 5種類 |
タイマー範囲 | ◎ 5 秒〜95 分 | 10 秒〜15 分 |
庫内有効サイズ | 幅355 × 奥行295 × 高さ165 mm | ◎ 幅315 × 奥行325 × 高さ180 mm |
付属品 | ◎ 角皿、スチーム用カップ | なし |
参考価格 | ブラック: ¥22,800〜(2025/09/20 11:20) ホワイト: ¥30,980〜(2025/09/20 11:20) アッシュ: ¥24,650〜(2025/09/20 11:20) | ¥12,590〜(2025/09/20 11:20) |
違いの詳細
違いについて詳しく見ていきましょう。
加熱方式・機能
MO-F1808はレンジ・オーブン・グリル・スチーム・発酵に対応します。IMB-F187はレンジのみです。
MO-F1808は上下ヒーターを使い、110 〜 250 ℃のオーブン加熱、250 ℃グリル、40 ℃発酵ができます。角皿式スチームは水を加熱して蒸気を庫内に送り、食材の水分を保ちつつ余分な油を落とします。一方、IMB-F187は電子レンジ機能に特化し、シンプルなボタン操作で温めに集中します。
オーブン調理やパン生地の発酵を行いたい方はMO-F1808が便利です。温め中心ならIMB-F187で十分でしょう。
項目 | MO-F1808 | IMB-F187 |
---|---|---|
加熱方式・機能 | レンジ・オーブン・グリル・スチーム・発酵 | レンジ |
参考価格 | ブラック: ¥22,800〜(2025/09/20 11:20) | ¥12,590〜(2025/09/20 11:20) |
レンジ出力・短時間高出力
MO-F1808は最大900 Wを3分間まで使えます。IMB-F187は最大650 Wを採用します。
高い出力は食品を素早く温めます。900 Wでは水分が多い食材も短時間で加熱できるため、忙しい朝に向きます。一方650 Wは一般的な家庭用レンジの標準的な強さで、加熱ムラを抑えやすい利点があります。
短時間で温めたい方や冷凍食品をよく使う方はMO-F1808が便利です。
項目 | MO-F1808 | IMB-F187 |
---|---|---|
レンジ出力 | 900 W短時間/600 W/500 W/200 W | 650 W短時間/500 W/200 W |
参考価格 | ブラック: ¥22,800〜(2025/09/20 11:20) | ¥12,590〜(2025/09/20 11:20) |
自動メニュー数
MO-F1808は20種類の自動メニューを搭載します。IMB-F187は5種類です。
MO-F1808のメニューにはプリセットされた温度と時間が登録されており、焼き魚やグラタンなど複雑な加熱もボタン一つで行えます。IMB-F187は飲み物、冷凍ごはんなど日常的に使う5種類に絞り、操作パネルを簡素にしています。
料理に合わせて自動で仕上げたい場合はMO-F1808が良いでしょう。
項目 | MO-F1808 | IMB-F187 |
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自動メニュー数 | 20種類 | 5種類 |
参考価格 | ブラック: ¥22,800〜(2025/09/20 11:20) | ¥12,590〜(2025/09/20 11:20) |
タイマー範囲
MO-F1808は200 W設定で最大95 分まで加熱できます。IMB-F187は最大15 分です。
長いタイマーはじっくり火を通す煮込みや低温調理に便利です。短いタイマーはボタン操作が少なく、シンプルに使えます。
調理時間が長いレシピを作る方にはMO-F1808が向きます。
項目 | MO-F1808 | IMB-F187 |
---|---|---|
タイマー範囲 | 5 秒〜95 分 | 10 秒〜15 分 |
参考価格 | ブラック: ¥22,800〜(2025/09/20 11:20) | ¥12,590〜(2025/09/20 11:20) |
庫内有効サイズ
MO-F1808の庫内は幅355 mmでピザやグラタン皿を並べやすい設計です。IMB-F187は奥行き325 mmと高さ180 mmを確保し、縦に深い容器も入れやすい設計です。
皿の幅を取りたい料理ならMO-F1808が便利です。高さが必要な丼や保存容器を温めるならIMB-F187が合うでしょう。
項目 | MO-F1808 | IMB-F187 |
---|---|---|
庫内有効サイズ | 幅355 × 奥行295 × 高さ165 mm | 幅315 × 奥行325 × 高さ180 mm |
参考価格 | ブラック: ¥22,800〜(2025/09/20 11:20) | ¥12,590〜(2025/09/20 11:20) |
付属品・調理補助
MO-F1808には角皿とスチーム用カップが付属し、オーブンや蒸し調理をすぐ始められます。IMB-F187は付属品がなく、普段使いの食器をそのまま置くだけです。
焼き料理や蒸し料理を多用する場合、MO-F1808の角皿とスチームカップが役立ちます。
項目 | MO-F1808 | IMB-F187 |
---|---|---|
付属品 | 角皿、スチーム用カップ | なし |
参考価格 | ブラック: ¥22,800〜(2025/09/20 11:20) | ¥12,590〜(2025/09/20 11:20) |
おすすめはどちら
2つの機種は次の点が異なります。
- 多機能度(オーブン・スチーム)
- レンジ出力
- 自動メニュー数
- タイマー範囲
- 庫内形状
- 付属品
オーブンやスチーム調理を取り入れて料理の幅を広げたい方、冷凍食品を短時間で仕上げたい方、パン生地の発酵を行いたい方にはMO-F1808がおすすめです。
温めを中心に使い、操作を簡単にしたい方、設置スペースを抑えて本体重量を軽くしたい方にはIMB-F187が向いています。
どちらの製品もフラットテーブルで庫内を拭き取りやすく、50 Hz/60 Hzのどちらの地域でも使える利便性が魅力です。
スチームオーブンレンジ 18L MO-F1808
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一覧表で詳細比較
主な仕様を一覧表で詳細に比較すると次のようになります。
項目 | MO-F1808 | IMB-F187 |
---|---|---|
発売年月 | 2022年1月 | 2023年11月 |
外観 | ![]() ![]() ![]() | ![]() |
容量 | 18 L | 18 L |
庫内有効サイズ | 幅355 × 奥行295 × 高さ165 mm | 幅315 × 奥行325 × 高さ180 mm |
加熱方式 | ◎ レンジ・オーブン・グリル・スチーム・発酵 | レンジ |
最高レンジ出力 | ◎ 900 W(短時間) | 650 W(短時間) |
自動メニュー数 | ◎ 20種類 | 5種類 |
タイマー上限 | ◎ 95 分(200 W時) | 15 分 |
年間消費電力量 | 73.4 kWh/年 | 59.5 kWh/年 |
本体サイズ | 幅455 × 奥行375 × 高さ330 mm | 幅456 × 奥行352 × 高さ280 mm |
質量 | 14.0 kg | ◎ 11.4 kg |
付属品 | ◎ 角皿、スチーム用カップ | なし |
参考価格 | ブラック: ¥22,800〜(2025/09/20 11:20) ホワイト: ¥30,980〜(2025/09/20 11:20) アッシュ: ¥24,650〜(2025/09/20 11:20) | ¥12,590〜(2025/09/20 11:20) |
共通の機能
MO-F1808とIMB-F187には、共通の機能が搭載されています。これらの機能について簡単にみてみましょう。
フラットテーブル
両機種はターンテーブルがないフラット構造を採用します。皿の向きを気にせず置けるため、大きな容器でも温めやすく、庫内の掃除も拭くだけで完了します。
ヘルツフリー
電源周波数50 Hzと60 Hzのどちらの地域でもそのまま使えます。引っ越しや転勤が多い方でも再購入の必要がありません。
ワンタッチあたため
飲み物やごはんの温めは専用ボタンを押すだけです。内部センサーが重量を測定し、自動で時間を調整するため失敗が少なくなります。
チャイルドロック
長押し操作でボタンをロックでき、誤操作や小さな子どものいたずらを防ぎます。
まとめ
アイリスオーヤマのMO-F1808とIMB-F187は、18 Lのフラットテーブルとヘルツフリー仕様を共通点とする電子レンジです。ワンタッチあたためやチャイルドロックなど、基本操作の便利さも同じです。
調理機能の幅を広げたい場合は、オーブン・スチーム・高出力を備えたMO-F1808が良いでしょう。温めを中心にシンプルに使いたい場合はIMB-F187が向いています。
参考文献
スチームオーブンレンジ 18L MO-F1808
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