エアドッグのX3DとX1Dは、帯電集じん方式「TPAフィルター」を採用し、フィルターを水洗いして繰り返し使えることが特徴です。AQI(空気質)を色と数値で表示し、スリープモードで表示を消灯できる点も共通しています。これらの商品は何が異なるのでしょうか。わかりやすく紹介します。
7つの違い
X3Dは、X1Dの上位機種です。発売年月日は次の通りです。
- X3D:2023年2月1日(マットブラックは2024年2月15日)
- X1D:2024年1月25日
2つの機種は、次の点が異なります。
- 清浄空気供給量と適用目安:X3Dは30分で48㎡(〜17畳)、X1Dは30分で23㎡(〜7畳)
- センサー構成:X3DはAQI+光・人感、X1DはAQIのみ
- 排気構造:X3Dは上面+左右の3方向広域排気、X1Dはシンプル排気
- 騒音値:X3Dは22.3–45.5 dB、X1Dは27.2–47.7 dB
- 消費電力(定格):X3D 27 W、X1D 20 W
- サイズ・質量:X3D 56×26×27 cm・6.4 kg、X1D 31×35.5×12.4 cm・4.25 kg
- カラー:X3Dはホワイト/マットブラック、X1Dはホワイト
用途の目安として、10畳前後まで一台でまかなうならX3D、デスクやベッドサイドなど狭い場所中心ならX1Dが扱いやすいと思います。X3Dは静かさとセンサー連動の細やかさを重視する方にも良いでしょう。
一覧表で比較すると次のようになります。
項目 | X3D | X1D |
---|---|---|
発売年月日 | 2023年2月1日(BLACKは2024年2月15日) | 2024年1月25日 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() |
清浄空気供給量 | 48㎡/30分(〜17畳) | 23㎡/30分(〜7畳) |
最小除去粒子 | 同等(0.0146 μm) | 同等(0.0146 μm) |
センサー | AQI+光・人感 | AQI |
排気構造 | 3方向広域排気(上面+左右) | 上面中心 |
運転音(最小〜最大) | 22.3–45.5 dB | 27.2–47.7 dB |
消費電力(定格) | 27 W | 20 W |
サイズ | 56×26×27 cm | 31×35.5×12.4 cm |
質量 | 6.4 kg | 4.25 kg |
カラー | ホワイト/マットブラック | ホワイト |
参考価格 | ホワイト: ¥122,000〜(2025/08/28 23:10) マットブラック: ¥127,400〜(2025/08/29 15:23) | ホワイト: ¥73,400〜(2025/08/29 15:43) |
違いの詳細
違いについて詳しく見ていきましょう。
清浄空気供給量・適用目安
X3Dは30分で48㎡相当の清浄空気を供給します。X1Dは30分で23㎡相当です。
X3Dは本体上面と左右の3方向から排気して室内の循環を作る設計で、寝室や子ども部屋なら17畳程度までを目安としています。X1Dは狭い空間での使い勝手を重視した省スペースモデルで、7畳程度を想定しています。どちらも試験規格に基づく算出値で、実使用では部屋の形や家具配置で体感が変わる点は押さえておくとよいでしょう。
広めの個室や家族が集まる時間帯にも使うならX3Dが良いでしょう。ワークデスク周りや寝室のベッドサイドだけを狙うならX1Dで十分です。
- X3Dは清浄能力に余裕
- X1Dは狭い空間向け
センサー構成
X3DはAQIに加え、光・人感センサーを備えます。X1DはAQIのみです。
X3Dは部屋が暗い、人がいない状態を検知すると表示やカーテシライトを自動消灯します。暗い寝室でも光が気になりにくい設計です。X1Dもスリープモードはありますが、周囲の明るさや人の有無で自動切替はしません。AQIは両機種とも数値と色で表示され、空気の変化に合わせて風量を自動制御します。
夜間の自動消灯まで任せたい方はX3Dが便利です。操作を自分で切り替える運用でも問題なければX1Dでよいでしょう。
- X3Dは自動消灯まで対応
- X1Dは表示の基本機能のみ
排気構造
X3Dは上面+左右の3方向広域排気です。X1Dは上面中心の排気です。
X3Dは側面の送風口を開閉でき、上向きと左右から清浄空気を出して部屋の空気をかき混ぜます。面積のわりに空気の動きが作りやすいのが利点です。X1Dはシンプル排気で、設置方向の自由度が高い半面、空気の回り方はX3Dほど強くありません。
空気の行き渡りを重視するならX3Dが良いでしょう。ピンポイント設置が中心ならX1Dで問題ありません。
- X3Dは拡散性が高い
- X1Dは設置しやすい
騒音値
X3Dは22.3–45.5 dBです。X1Dは27.2–47.7 dBです。
最小運転時の22.3 dBは、ささやき声より小さい程度とされます。最大風量でもX3Dは45.5 dBで、X1Dの47.7 dBよりわずかに低く抑えています。もっとも、数dBの差は環境音に埋もれて体感しにくい場合もあります。
就寝中の静けさを追求するならX3Dが合っています。日中の使用が中心ならどちらでも違いは小さいでしょう。
- 小音量はX3Dが有利
- 体感差は小さい場面も多い
消費電力
X3Dの定格は27 Wです。X1Dの定格は20 Wです。
いずれもDCアダプター駆動で、各風量での消費電力は公表値が近い範囲に収まっています。強風連続や長時間運転が多いなら積算消費電力は増えやすく、電気代は使用パターン次第で変わります。
省エネ重視なら低風量主体の使い方を心がけるとよいでしょう。そこまで気にしないなら機種差は大きくありません。
- 定格はX1Dが低い
- 実使用の電気代は使い方次第
サイズ・設置性
X3Dは56×26×27 cm・6.4 kgです。X1Dは31×35.5×12.4 cm・4.25 kgです。
X3Dは据え置きで存在感がありつつも、設置面積はA3用紙程度です。X1Dは幅12.4 cmのスリム設計で、デスク上やテーブル下など限られたスペースに置きやすい形です。重量も軽く持ち運びやすいと言えます。
狭い場所や床面積を節約したい方はX1Dが扱いやすいです。設置スペースに余裕があり、一台で部屋全体を狙うならX3Dが良いでしょう。
- X1Dはスリムで軽量
- X3Dは据え置きで安定
カラー・価格
X3Dはホワイトとマットブラックがあります。X1Dはホワイトです。
公式直販の税込価格の目安は、X3Dホワイトが約11万円、マットブラックが約11.5万円、X1Dが約6.6万円です。色にこだわりたい場合はX3Dの選択肢が広めです。
色の統一感を重視するインテリアならX3Dのブラックが合うことがあります。価格優先ならX1Dが手に取りやすいでしょう。
- X3Dは2色展開
- X1Dは価格が抑えめ
おすすめはどちら
2つの機種は次の点が異なります。
- 清浄空気供給量と適用目安
- センサー構成
- 排気構造
- 騒音値
- 消費電力
- サイズ・質量
- カラーと価格
10畳前後まで一台でしっかり清浄したい、夜間の自動消灯まで任せたい、できるだけ静かに使いたい方にはX3Dがおすすめです。寝室や子ども部屋、書斎でオールラウンドに使えます。
デスクやベッドサイド、ワンルームの一角など限られたスペースで気軽に使いたい、初期費用を抑えたい方にはX1Dがおすすめです。軽くて置き場所を選びにくいのが利点です。
どちらもTPA方式で0.0146 μmクラスの微粒子まで捕捉し、主要フィルターは水洗いで繰り返し使えます。用途が重ならないなら、どちらを選んでも良いでしょう。
X3D
- エアドッグ
- 価格¥122,000(2025/08/28 23:10時点)
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X1D
- エアドッグ
- 価格¥73,400(2025/08/29 15:43時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
一覧表で比較
主な仕様を一覧表で比較すると次のようになります。
項目 | X3D | X1D |
---|---|---|
発売年月日 | 2023年2月1日(BLACKは2024年2月15日) | 2024年1月25日 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() |
清浄空気供給量 | 48㎡/30分(〜17畳) | 23㎡/30分(〜7畳) |
最小除去粒子 | 0.0146 μm | 0.0146 μm |
実装センサー | AQI・光・人感 | AQI |
排気構造 | 3方向(上・左右) | 上面中心 |
運転音 | 22.3–45.5 dB | 27.2–47.7 dB |
消費電力(モード別) | Sleep 8.7 W/L1 9.9 W/L2 11.1 W/L3 15.8 W/L4 27 W | Sleep 6.7 W/L1 7.5 W/L2 10.51 W/L3 10.94 W/L4 20 W |
定格電力 | 27 W | 20 W |
電源 | 本体 DC13 V、AC100 V 50/60 Hz | 本体 DC13 V、AC100V 50/60 Hz |
サイズ | 56×26×27 cm | 31×35.5×12.4 cm |
質量 | 6.4 kg | 4.25 kg |
付属 | リモコン、ACアダプタ、ブラシ、クリーナー | リモコン、ACアダプタ、ブラシ、クリーナー |
カラー | ホワイト/マットブラック | ホワイト |
参考価格 | ホワイト: ¥122,000〜(2025/08/28 23:10) マットブラック: ¥127,400〜(2025/08/29 15:23) | ホワイト: ¥73,400〜(2025/08/29 15:43) |
まとめ
エアドッグのX3DとX1Dは、TPA方式でフィルターを洗って使えること、AQI表示で空気の状態を見やすいことが共通しています。スリープ時は表示を消灯できるので寝室でも扱いやすいです。
広めの部屋や静けさ重視ならX3D、狭いスペースや価格重視ならX1Dという選び方がわかりやすいでしょう。迷ったら「部屋の広さ」「夜間の使い方」「設置スペース」の3点で決めると良いでしょう。
別売品
X3D/X1Dともに、主要ユニットは基本的に水洗い再利用が可能ですが、破損時や予備として以下の別売品があります。価格は直販参考です。
別売品
X3D/X1Dともに、主要ユニットは基本的に水洗い再利用が可能ですが、破損時や予備として以下の別売品があります。
型番・用途 | 対応機種 | 説明 | 参考価格 |
---|---|---|---|
プレフィルター | X3D | 大きなホコリを除去。水洗い清掃可。 | ¥2,420〜(2025/08/29 15:32) |
イオン化ワイヤーフレーム | X3D | 帯電させる電極ユニット。水洗い清掃可。 | ¥3,850〜(2025/08/29 15:32) |
集塵フィルター | X3D | 帯電粒子を吸着。水洗い清掃可。 | ¥21,450〜(2025/08/29 15:32) |
オゾン除去フィルター | X3D | 残留オゾンを低減。 | ¥7,700〜(2025/08/29 15:32) |
プレフィルター | X1D | 大きなホコリを除去。水洗い清掃可。 | ¥1,210〜(2025/08/29 15:32) |
イオン化ワイヤーフレーム | X1D | 帯電させる電極ユニット。水洗い清掃可。 | ¥2,420〜(2025/08/29 15:32) |
集塵フィルター | X1D | 帯電粒子を吸着。水洗い清掃可。 | ¥12,100〜(2025/08/29 15:32) |
オゾン除去フィルター | X1D | 残留オゾンを低減。 | ¥4,840〜(2025/08/29 15:32) |
参考文献
- Airdog X3D 製品ページ
- Airdog X1D 製品ページ
- X3D 取扱説明書
- X1D 取扱説明書
- X3D 発売(2023/02/01)
- X3D BLACK 発売(2024/02/15)
- X3D BLACK 発売(PR TIMES)
- X1D 発売(2024/01/25, PR TIMES)
X3D
- エアドッグ
- 価格¥122,000(2025/08/28 23:10時点)
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X1D
- エアドッグ
- 価格¥73,400(2025/08/29 15:43時点)
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