AirdogのX3DとX3Sは、交換不要のTPA集じん板を水洗いで繰り返し使えるのが大きな共通点です。どちらもおすすめスペースは約17畳で、寝室や個室に置きやすいサイズです。基本の省エネ性や静音性も近い設計です。これらの商品は何が異なるのでしょうか。わかりやすく紹介します。
9つの違い
X3Dは、X3Sの後継機種です。X3SがX3Dのいわゆる型落ちモデルに当たります。
発売年月日は次の通りです。
- X3D:2023年2月1日
- X3S:2020年4月26日
2つの機種は、次の点が異なります。
- 表示まわり:X3Dは側面に数値+色のAQI表示。X3Sも天面に数値表示があり、側面表示はなし。
- 実装センサー:X3DはAQI・明るさ・人感。X3SはAQIのみ。
- 送風口:X3Dは上面+左右の3方向で、左右は開閉可。X3Sは3方向で固定。
- リモコン:X3Dは付属。X3Sは付属なし。
- 本体サイズ:X3Dは高さ56 cm。X3Sは高さ52 cm。
- 質量:X3Dは約6.4 kg。X3Sは約5 kg。
- 最大運転音:X3Dは45.5 dB、X3Sは46 dB。
- カラー:X3Dは白/黒。X3Sは白。
- 付属品・操作感:X3Dは側面表示とリモコンで使いやすい。X3Sはシンプル。
遠目から数値を確認したい、就寝時の減光や不在時の表示オフなど細かな配慮がほしい、席を立たずに操作したい方はX3Dが向いています。価格や高さの余裕を優先し、基本性能が同じ範囲で選ぶならX3Sも現実的です。
一覧表で比較すると次のようになります。
比較表
項目 | X3D | X3S |
---|---|---|
発売年月日 | 2023年2月1日 | 2020年4月26日 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() |
表示 | 側面の数値+色表示 | 天面に数値表示(側面表示なし) |
実装センサー | AQI・明るさ・人感 | AQI |
送風口 | 上面+左右(左右は開閉可) | 上面+左右(固定) |
リモコン | 付属 | なし |
本体サイズ | 高さ56×幅27×奥行26 cm | 高さ52×幅26×奥行26 cm |
質量 | 約6.4 kg | 約5 kg |
運転音(約) | 22.3〜45.5 dB | 22.3〜46 dB |
カラー | 白/黒 | 白 |
参考価格 | ホワイト: ¥122,000〜(2025/08/28 23:10) マットブラック: ¥127,400〜(2025/08/29 15:23) | ホワイト: ¥105,700〜(2025/08/29 15:23) |
違いの詳細
違いについて詳しく見ていきましょう。
表示まわり
X3Dは側面にAQIを数値と色で表示します。X3Sは天面の表示部でAQIを数値表示し、側面表示はありません。
側面表示は視認性が高く、数メートル離れても数値を読み取りやすいのが利点です。X3Dは周囲の明るさに合わせて減光するため、就寝時のまぶしさを抑えられます。X3Sも数値で状態は把握できますが、表示位置の関係で本体の近くまで行く場面は増えがちです。空気の“見える化”を重視するならX3Dの方が使いやすいと感じる方が多いと思います。
離れた場所からでも空気状態を確認したい方はX3Dが向いています。設置場所の近くで操作するならX3Sで十分です。
- X3D:側面に数値+色表示、減光に対応
- X3S:天面に数値表示、側面表示なし
実装センサー
X3DはAQIに加え、明るさと人感センサーを備えます。X3SはAQIのみです。
明るさセンサーは周囲が暗いと表示を自動で落とし、人感センサーは不在時の表示抑制などに使われます。こうした環境連動により、寝室や子ども部屋でも負担が少ない動作になります。X3Sも自動運転は可能ですが、環境に合わせた細かな振る舞いは限定的です。
就寝時の減光や不在時の気配り動作を重視するならX3Dが良いでしょう。こうした挙動を特に求めないならX3Sで問題ありません。
- X3D:AQI・明るさ・人感の3種
- X3S:AQIのみ
送風口と風向き
X3Dは上面と左右の3方向に排気し、左右の送風口は開閉できます。X3Sも3方向排気ですが、左右は固定です。
左右ルーバーの開閉は、風を壁側へ逃がしたり、人に当てにくくする調整に役立ちます。部屋の形状や設置位置によっては空気の回り方が変わるため、X3Dは微調整の自由度が広いです。一方で、空間が広く拡散しやすい間取りでは体感差が小さいこともあります。
人に風を当てたくない場面や壁際設置が多い場合はX3Dが便利です。この点ではどちらを選んでも良いでしょう。
- X3D:3方向+左右開閉可
- X3S:3方向(固定)
リモコン付属
X3Dはリモコンが付属します。X3Sは付属しません。
離席せずに風量「ターボ」(最強)やスリープへの切り替えができ、テレビボード下や高所に置いた時の操作性が上がります。家族で共有するリビングでも、手元から素早く操作できます。X3Sは天面操作で足りますが、設置位置によっては少し不便に感じることがあります。
席を立たずに操作したい方や高い場所に置く方はX3Dが向いています。近くで操作する前提なら差は気にしなくてよいでしょう。
- X3D:リモコンあり
- X3S:リモコンなし
本体サイズ
X3Dは高さ56 cm、X3Sは高さ52 cmです。
床面積の占有はほぼ同じですが、棚下や窓台との干渉では4 cmの差が効くことがあります。掃除ロボットとのすれ違いや、カーテンの裾との距離など、設置の自由度は高さ次第で変わります。
高さ制約が厳しい場合はX3Sが置きやすいです。設置に余裕があれば差は小さいでしょう。
- X3D:高さ56 cm
- X3S:高さ52 cm
質量
X3Dは約6.4 kg、X3Sは約5 kgです。
持ち運びの負担はどちらも小さめですが、段差や階段を跨ぐ移動では軽いX3Sが扱いやすいです。固定設置なら、重さのあるX3Dは安定感が出やすい面もあります。
部屋間で移動する使い方が多い方はX3Sが向いています。据え置き中心なら差はほぼありません。
- X3D:6.4 kg
- X3S:5 kg
運転音
最大運転音はX3Dが45.5 dB、X3Sが46 dBです。
0.5 dB差は人の耳ではほとんど判別できません。最小はどちらも約22 dB台で、図書館内の静けさに近いレベルとされます。就寝時でも気になりにくい静かさです。
静音重視でも両機の差は気にしなくて問題ありません。
- X3D:22.3〜45.5 dB
- X3S:22.3〜46 dB
カラー
X3Dは白と黒の2色、X3Sは白です。
内装や家電の色味に合わせて選びやすいのはX3Dです。黒は指紋やホコリが見えにくいと感じる方もいます。
- X3D:白/黒
- X3S:白
付属品・操作感
X3Dは側面表示、左右ルーバー開閉、リモコンなど操作性を広げる装備が充実しています。X3Sはシンプルで迷いにくい構成です。
清浄の基本性能はシリーズ共通の思想で、違いは主に使い勝手です。設置環境や家族構成によって体感は分かれるかもしれません。
- X3D:操作性の要素が充実
- X3S:シンプルで分かりやすい
おすすめはどちら
このように2つの機種は、表示の位置と見やすさ、センサー構成、送風口の調整、リモコンの有無、サイズと質量、運転音、カラー、付属品までの点が異なります。
遠くから数値を確認したい、就寝時に自動で減光してほしい、席を立たずに操作したいといったニーズがあるならX3Dが良いでしょう。壁際設置で風を人に当てたくない時に左右ルーバー開閉が役立ちます。高さ制約が厳しい棚下や窓際、価格を抑えたいケース、操作は本体で十分という使い方ならX3Sが現実的です。
どちらもTPA方式でフィルター交換費を抑えられ、集じん板は水洗いで繰り返し使用できます。おすすめスペースは約17畳で、寝室や個室中心の用途ではどちらを選んでも良いでしょう。
X3D
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X3S

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一覧表で詳細比較
主な仕様を一覧表で詳細に比較すると次のようになります。
項目 | X3D | X3S |
---|---|---|
発売年月日 | 2023年2月1日 | 2020年4月26日 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() |
おすすめスペース | 約17畳(約31㎡) | 約17畳(約31㎡) |
清浄空気供給量の表現 | 30分で約48㎡相当 | 30分で約48㎡相当 |
最小捕集粒子 | 0.0146 μm | 0.0146 μm |
フィルター構成 | TPA集じん板(水洗い可)+活性炭+オゾン除去 | TPA集じん板(水洗い可)+活性炭+オゾン除去 |
表示 | 側面の数値+色表示 | 天面に数値表示(側面表示なし) |
実装センサー | AQI・明るさ・人感 | AQI |
運転モード | スリープ/L1〜L4(ターボ) | スリープ/L1〜L4 |
定格電力 | 27 W | 27 W |
運転音(約) | 22.3〜45.5 dB | 22.3〜46 dB |
本体サイズ | 高さ56×幅27×奥行26 cm | 高さ52×幅26×奥行26 cm |
質量 | 約6.4 kg | 約5 kg |
カラー | 白/黒 | 白 |
付属品 | リモコン、集じん板、各フィルター | 集じん板、各フィルター |
参考価格 | ホワイト: ¥122,000〜(2025/08/28 23:10) マットブラック: ¥127,400〜(2025/08/29 15:23) | ホワイト: ¥105,700〜(2025/08/29 15:23) |
まとめ
AirdogのX3DとX3Sは、TPA方式でフィルター交換が不要、集じん板を水洗いで繰り返し使えることが共通です。おすすめスペースは約17畳で、個室や寝室に置きやすい静音設計です。
数値の見やすさ、環境センサーの多さ、リモコンの有無、左右ルーバー開閉の有無が主な分かれ目です。数値を離れて見たい、就寝時に自動で暗くしてほしい、手元で操作したいならX3D。価格や高さの余裕、シンプル操作を重視するならX3Sとするとよいでしょう。
別売品
X3DとX3Sで共通に使える公式パーツです。定期交換ではありませんが、破損や紛失時の交換用として用意されています。
項目 | プレフィルター | イオン化ワイヤーフレーム | 複合触媒フィルター(オゾン除去) |
---|---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() | ![]() |
説明 | 大きなホコリを受ける前段。水洗いで再使用可。 | 帯電部品の交換用。破損時の入れ替え用。 | におい成分やオゾン低減用の触媒ユニット。 |
参考価格 | − | ¥5,200〜(2025/08/29 15:23) | − |
参考文献
- X3D 公式製品ページ(日本):https://airdogjapan.com/products/x3d/
- X3S 取扱説明書(日本):https://airdogjapan.com/assets/docs/X3s.pdf
X3D
- エアドッグ
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X3S

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