グラフにすると次のようになります。
例えば、TBW(x軸) 500 TBの製品は、3年(紫色)でTBWに到達するには、1日500 GB書き込みをする、と読めます。
3年 × 365日がだいたい1000なので、「TBWが x TBの製品は、1日x GB書き込むと、約3年でTBWに到達する」ということになりますので、これを覚えておくと、SSDのスペックを読むときにすぐ計算できますよ。
TBWから1日あたりの書き込み量の計算式は次のようになります。
1日あたり(GB) = TBW(TB) * 1000 / (年数 * 365)
なお、この値をディスク容量で割ると、DWPD値(1日あたりのドライブ書き込み率)になります。
TBWは、多くが家庭やオフィスでの稼働時間(JEDECの作業負荷)を想定した上で設定されていますので、サーバーなどで24時間/7日稼働しているような場合は想定よりも早く壊れるかもしれませんので注意してください。ただ、保証はS.M.A.R.T値を見てなされると思われますが。
どっちにしても、SSDが壊れて消えたデータの保証まではされませんので、バックアップは必要ですね。
TBWが x TBの製品は、1日x GB書き込むと、約3年でTBWに到達します。
以上、TBWから、一日あたりの書き込み量を計算するツールでした。