マキタの充電式クリーナ CL107FDSHWとCL108FDSHWはとても良く似ていますが、何が異なるのでしょうか。
違いは4つあります。わかりやすく紹介します。
4つの違い
CL107FDSHWとCL108FDSHWの一番大きな違いは、集じん方法です。
CL107FDSHWは紙パック式で、CL108FDSHWはカプセル式です。
他の違いは、次の3つです。
- 集じん容量
- パワフル時の吸込み仕事率
- 本体質量
表で比較してみましょう。
モデル | CL107FDSHW | CL108FDSHW |
画像 |
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参考価格 | ¥14,827〜(2024/11/21 16:23) |
¥14,409〜(2024/11/21 11:00) |
集じん方法 | 紙パック式 | カプセル式 |
集じん容量 | 紙パック 330 mL ダストバッグ 500 mL |
600 mL |
スイッチ | ワンタッチ | |
吸込み仕事率 | パワフル 32 / 強 20 / 標準 5 W (ダストバッグ時) |
パワフル 30 / 強 20 / 標準 5 W |
連続使用時間(約) | パワフル 10 分 / 強 12 分 / 標準 25 分 | |
質量 | 1.1 kg | 1.0 kg |
付属品 | 抗菌紙パック(10枚)、ダストバッグ ノズル、ストレートパイプ、サッシ用ノズル |
プレフィルタ、フィルタ ノズル、ストレートパイプ、サッシ用ノズル |
ここからは違いについて詳しく見ていきましょう。
集じん方法・容量
紙パック式
CL107FDSHWの集じん方法は、紙パック式です。
紙パック式とは、使い捨ての紙パックにゴミがたまっていく方式で、ゴミがいっぱいになったら紙パックごと捨てることができます。昔のキャニスター型掃除機でよく採用されていた方式です。
集じん容量は 330 mLと少なめですので、ゴミ捨て頻度は多くなります。
紙パックがいっぱい近くになると吸引力が下がってしまいますので、紙パックがギュウギュウになる前には交換するようにします。
紙パック式は、溜まったゴミを見なくて良く、手が汚れないのが利点ですが、集じん容量が小さく、紙パックのコストがかかるのが欠点です。
コストがかかっても、楽にゴミを捨てたい方におすすめです。
CL107FDSHWには、くり返し使えるダストバッグも付属し、紙パックの代わりに使うこともできます。この集じん容量は500 mLです。
ダストバッグをひっくり返してゴミを出すのが面倒ですが、くり返し使えるので追加コストはかかりません。
紙パックではコストがかかりすぎると思ったときには、ダストバッグを使うようにすると良いでしょう。
カプセル式
一方のCL108FDSHWの集じん方法は、カプセル式です。
カプセル式は、ゴミがカプセル内にたまります。カプセルを外して、ゴミ箱の上でトントンとゴミを落とすだけで簡単です。
集じん容量は600 mLと大きめです。
カプセル式は、ゴミが溜まっていなくても毎回ゴミが捨てられ衛生的で、追加コストがかからないのが利点ですが、カプセルからゴミが綺麗に落ちないときには掻き出す必要があったり、捨てるときにゴミを見ることになるのが欠点です。
ゴミ捨てがすこしだけ面倒でも、追加コストをかけずに掃除機を使用したい方におすすめです。
比較
利点と欠点をまとめると次のようになります。
モデル | CL107FDSHW | CL108FDSHW | |
集じん方法 | 紙パック | ダストバッグ | カプセル |
集じん容量 | ✗ ( 330 mL ) | △ ( 500 mL ) | ◯ ( 600 mL ) |
手軽さ | ◯ | ✗ | △ |
コスト | ✗ | ◯ | ◯ |
利点 |
ゴミを見なくて良い。 ホコリが舞わない。 |
追加コストがかからない。 | 追加コストがかからない。 一度にたくさんのゴミを溜められる。 毎回ゴミを捨てられる。 |
欠点 | 紙パックのコストがかかる。 容量が小さい。 紙パックがいっぱいに近くなると吸引力が下がる。 |
ゴミを掻き出すのが面倒。 ゴミを見ることになる。 |
ゴミを見ることになる。 ゴミを掻き出さなくてはいけないことも。 |
おすすめの方 | ゴミを見たくない方。コストがかかっても手間を省きたい方。場合によって、ダストバッグと使い分けたい方。 | ゴミを見ることに抵抗のない方。コストをかけず、手間もそれほどかけたくない方。 |
なお紙パックは、1枚50円くらいです。
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ゴミを見たくない方はCL107FDSHWを、コストをかけたくない方はCL108FDSHWを選ぶと良いでしょう。
パワフル時の吸込み仕事率
吸込み仕事率とは掃除機の吸引力のことです。
パワフルモード時の吸込み仕事率は、CL107FDSHWがダストバッグ使用時に32 Wで、CL108FDSHWが30 Wです。
CL107FDSHWの紙パック使用時の吸込み仕事率は公表されていません。
強モードと標準モード時の吸込み仕事率は同じです。
CL107FDSHWの方が吸引力がありますが、違いはわずかで気になるほどのものではないでしょう。
おそらく吸引モーターは同じ性能のものを使っているのだと思います。
本体質量
ノズル、ストレートパイプなしの本体の重さは、CL107FDSHWが 1.1 kgで、CL108FDSHWが 1.0 kgです。
CL108FDSHWの方が 0.1 kg軽いですが、これも違いはわずかで、気になるほどのものではないでしょう。
どちらがおすすめか?
ここまで見てきたように、CL107FDSHWとCL108FDSHWの大きな違いは、集じん方法です。
CL107FDSHWは、紙パック式で、くり返し使えるダストバッグを代わりに使うこともできます。CL108FDSHWはカプセル式です。
紙パック式のCL107FDSHWは、追加コストはかかりますが簡単にゴミ捨てができるので、ゴミを見たくない方におすすめです。コストがかかりすぎると思ったときには、ゴミ捨ての手間はかかりますがダストバッグを使うのも良いでしょう。
一方で、カプセル式のCL108FDSHWは、追加コストはかかりませんし、ゴミ捨てはゴミ箱の上でカプセルをトントンとするだけですのでそれほど手間はかかりません。ゴミを見るのに抵抗がない方には、CL108FDSHWがおすすめです。
私なら、一度吸い取った髪の毛やホコリ、パンくずなどのゴミは見たくないので、紙パック式を選ぶと思います。
マキタのクリーナーを使って、ホコリが溜まる前にこまめに掃除をする習慣をつけて、部屋を綺麗に保てると良いですね。
価格は次のようになっています。
モデル | CL107FDSHW | CL108FDSHW |
画像 |
||
参考価格 | ¥14,827〜(2024/11/21 16:23) |
¥14,409〜(2024/11/21 11:00) |
サイクロンアタッチメントとは
なおどちらのモデルも、別売りのサイクロンアタッチメントに対応しています。
サイクロンアタッチメントは、細かなゴミをクリーナーに入る前に遠心分離して取り除くものです。
クリーナーとパイプの間に差し込んで使います。
クリーナ本体のカプセルや紙パックにゴミがたまると吸引力が落ちてしまいますが、サイクロンアタッチメントがあると主にこちらにゴミが溜まりますので吸引力を維持することができるというのが、一番の利点です。
また、クリーナー本体のゴミ捨て頻度が約1/6になりますので、紙パック式の場合には紙パック代を抑えられます。その代わり、サイクロンアタッチメントに溜まったゴミはカプセル式と同じように捨てなくてはなりませんので、一長一短かもしれませんね。
ホコリなどはきゅっとまとまりますので、捨てやすくなります。
アタッチメントは透明なので、ゴミがどれだけ溜まったかわかりやすいのが良いという方もいます。
ゴミを見るのに抵抗のない方で、吸引力を維持しつつ掃除したいという方は、追加購入するのがおすすめです。
アタッチメントの分だけノズルが長くなってしまうのと、強い力でしっかりはめ込まないと外れやすいのは難点です。
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まとめ
マキタの充電式クリーナ CL107FDSHWとCL108FDSHWの主な違いは、集じん方法です。CL107FDSHWは紙パック式で、CL108FDSHWはカプセル式です。
コストがかかっても手軽にゴミ捨てをしたいという方にはCL107FDSHWがおすすめで、ゴミを見るのに抵抗がない方にはCL108FDSHWがおすすめです。
以上、CL107FDSHWとCL108FDSHWの4つの違い!集じん方法。でした。