東芝のER-D70AとER-YD70は、26 Lの庫内容量と最高1 000 Wのレンジ出力を備えた角皿式スチームオーブンレンジです。赤外線センサーを使った「お好み温度あたため」や油を使わずに調理できるノンフライメニューなど、共通機能が豊富にそろっています。これらの商品は何が異なるのでしょうか。わかりやすく紹介します。
1つの違い
ER-D70Aは、ER-YD70の後継機種です。ER-YD70は、ER-D70Aのいわゆる型落ちモデルに当たります。
発売年月は次の通りです。
- ER-D70A : 2024年8月上旬
- ER-YD70 : 2023年8月上旬
2つの機種は、次の点が異なります。
- 操作メニュー表示位置: ER-D70Aは扉内側に印字。ER-YD70は扉外側に印字。
扉正面の印字が気になる方にはER-D70Aが◎です。デザインを特に気にしない方や価格を抑えたい方にはER-YD70も選択肢になるでしょう。
一覧表で比較すると次のようになります。
項目 | ER-D70A | ER-YD70 |
---|---|---|
発売年月 | 2024年8月上旬 | 2023年8月上旬 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
操作メニュー表示位置 | 扉内側に印字 ◎ | 扉外側に印字 |
参考価格 | グランホワイト: ¥33,100〜(2025/09/19 10:43) ブラック: ¥35,688〜(2025/09/19 10:43) | グランホワイト: ¥31,980〜(2025/09/19 10:49) ブラック: ¥28,782〜(2025/09/19 11:37) |
違いの詳細
違いについて詳しく見ていきましょう。
操作メニュー表示位置
ER-D70Aは扉の内側に操作メニューを印字しています。ER-YD70は扉の外側に印字しています。
ER-D70Aの扉表面は無地であるため、キッチン正面の見た目がすっきりします。扉を開けるとメニューを確認できる構造で、調理前に扉を開ける動作が増えますが、使用後に外観を拭き取りやすい点もメリットです。一方、ER-YD70は外側にメニューが印字されており、扉を閉じたまま操作項目を確認できるため、使い始めに迷いにくい利点があります。メニュー内容や自動調理数は同じなので、表示位置だけが異なります。
印字がない扉はキッチンのデザインを重視する方に向いています。外側に印字がある扉は初めて多機能レンジを使う方が操作を確認しやすいかもしれません。
項目 | ER-D70A | ER-YD70 |
---|---|---|
操作メニュー表示位置 | 扉内側に印字 ◎ | 扉外側に印字 |
参考価格 | グランホワイト: ¥33,100〜(2025/09/19 10:43) | グランホワイト: ¥31,980〜(2025/09/19 10:49) |
おすすめはどちら
このように2つの機種は操作メニュー表示位置が異なります。
ER-D70Aは、キッチンの正面をすっきり見せたい方や掃除のしやすさを重視する方におすすめです。扉を開けてメニューを確認するひと手間はありますが、印字がない外観は家電のデザインをそろえたい場合に魅力です。
ER-YD70は、扉を閉じたままメニューを確認したい方に良いでしょう。基本性能と付属レシピは同じなので、価格を抑えたい方にも選択肢になります。
どちらの製品も赤外線センサーによる温度指定あたためやノンフライ調理が魅力です。
ER-D70A

- 東芝(TOSHIBA)
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ER-YD70
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一覧表で詳細比較
主な仕様を一覧表で詳細に比較すると次のようになります。
項目 | ER-D70A | ER-YD70 |
---|---|---|
発売年月 | 2024年8月上旬 | 2023年8月上旬 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
庫内容量 | 26 L | 26 L |
レンジ最高出力 | 1 000 W(最大3分) | 1 000 W(最大3分) |
オーブン温度範囲 | 100 ℃〜250 ℃ | 100 ℃〜250 ℃ |
自動メニュー数 | 85 | 85 |
センサー | 赤外線センサー+温度センサー | 赤外線センサー+温度センサー |
スチーム方式 | 角皿式スチーム | 角皿式スチーム |
年間消費電力量 | 73.4 kWh/年 | 73.4 kWh/年 |
外形寸法 | 幅480 mm × 奥行390 mm × 高さ350 mm | 幅480 mm × 奥行390 mm × 高さ350 mm |
質量 | 約14 kg | 約14 kg |
参考価格 | グランホワイト: ¥33,100〜(2025/09/19 10:43) ブラック: ¥35,688〜(2025/09/19 10:43) | グランホワイト: ¥31,980〜(2025/09/19 10:49) ブラック: ¥28,782〜(2025/09/19 11:37) |
共通の機能
ER-D70AとER-YD70には、共通機能が搭載されています。これらの機能について簡単にみてみましょう。
赤外線センサーでお好み温度あたため
赤外線センサーが食品の表面温度を測定し、指定した温度まで自動で加熱します。例えば、40 ℃に設定すると、チョコレートを溶かさずにやわらかくすることができます。温度を数字で指定できるため、湯せんの代わりとして便利です。
ノンフライ調理
ヒーターとスチームを組み合わせて食材を加熱し、油を使わずに「揚げ物風」の仕上がりを目指します。油を減らしたい方でも、鶏のから揚げやポテトフライを手軽に作れます。
角皿式スチーム
深さのある角皿に水を入れ、ヒーターで加熱して蒸気を発生させます。スチームが庫内全体を包むので、茶わん蒸しやプリンをしっとり仕上げることができます。タンク式と異なり、タンクの洗浄が不要です。
別売品
東芝 電子レンジ転倒防止金具(32582136)
電子レンジ本体と壁を固定するための純正金具です。取付幅は 17 cm〜26 cmで調整できます。
まとめ
東芝のER-D70AとER-YD70は、26 Lの庫内容量や1 000 Wのレンジ出力、赤外線センサーなど、日常調理に役立つ機能を同じように備えています。
購入のポイントは、扉の外観にメニューを印字するかどうかです。扉表面をすっきりさせたい場合はER-D70A、印字を見ながら操作したい場合はER-YD70を検討するとよいでしょう。
参考文献
ER-D70A

- 東芝(TOSHIBA)
- 価格¥33,100(2025/09/19 10:43時点)
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ER-YD70
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