IG-LC15とIG-KC15、IG-JC15は、シャープのプラズマクラスター25000を搭載した車載用イオン発生機です。
この3つのモデルはなにが異なるのでしょうか。
違いは3つあります。わかりやすく紹介します。
3つの違い
IG-LC15は2019年モデル、IG-KC15は2018年モデル、IG-JC15は2017年モデルです。
違いは次の3点です。
- おまかせ運転モードの有無
- 付属USBカーアダプターのポート数
- 消費電力
IG-LC15とIG-KC15は、おまかせ運転モードがあり、付属カーアダプターのポート数は2ポートになっています。
本体サイズやデザインは同じです。
これらの違いについて、表で比較してみましょう。
モデル | IG-LC15 | IG-KC15 | IG-JC15 |
発売年 | 2019 | 2018 | 2017 |
カラー展開 | |||
運転モード | 弱 標準 ターボ おまかせ運転 切 |
弱 標準 ターボ 切 |
|
付属カーアダプター のポート数 |
2 |
1 |
|
消費電力 弱/標準/ターボ |
0.5 / 0.6 / 1.6 W | 0.5 / 0.6 / 1.9 W | |
運転音 弱/標準/ターボ |
19 / 23 / 36 dB | ||
寸法 | 上部直径74mm 下部直径65mm 高さ162mm | ||
質量 | 約260g | ||
プラズマクラスター 適用面積 |
約 3.6 ㎥ | ||
参考価格 ブラック |
¥8,600〜(2024/12/04 14:59) |
¥12,980〜(2024/12/03 18:07) |
− |
ホワイト | − | − | − |
レッド | ¥12,000〜(2024/12/04 14:59) |
− | ¥12,800〜(2024/12/03 18:07) |
3つの違いについて、詳しく見ていきましょう。
おまかせモードの有無
これらのイオン発生機は、状況に応じて運転モードを切り替えることができます。
2019, 2018年モデルのIG-LC15とIG-KC15では、「弱・標準・ターボ・おまかせ運転・切」の5つの運転モードがあります。
2017年モデルのIG-JC15には、おまかせ運転モードがなく、「弱・標準・ターボ・切」の4つの運転モードです。
それぞれの運転モードは、次のような動作をします。
弱
静かに運転するモードです。
運転音を抑えて、プラズマクラスターイオンを放出します。
標準
強めの風量で運転するモードです。プラズマクラスターイオンの濃度を増やし、プラズマクラスターイオンの効果を高めます。
ターボ
素早くニオイをとるモードです。さらに強めの風量で「標準」の約3倍の プラズマクラスターイオンを放出します。
おまかせ運転
一定時間「ターボ」の風量で運転するモードです。「ターボ」が20分間続き、その後「標準」 になります。
切
運転が止まります。
「おまかせ運転」のあるモデルでは、いつもよりニオイが気になったときにおまかせ運転にすると、ターボ運転の後に、自動で標準運転に切り替えてくれるので便利ですね。
付属カーアダプターのポート数
これらのイオン発生機は、USB電源で動作します。
そのため、車のシガーライターソケットからUSB電源をとるためのアダプターが付属します。
2019, 2018年モデルのIG-LC15とIG-KC15では、付属アダプターのUSBポートの数が2ポートあります。
2017年モデルのIG-JC15では、USBポートの数は1つです。
2ポートあれば余ったポートを携帯電話の充電などに使うことができ便利です。
なお、このような2ポートのカーチャージャーは1000円以下で別途買うこともできます。
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消費電力
2019年モデルのIG-LC15では、ターボ時の消費電力は1.6 Wです。
2018, 2017年モデルのIG-KC15とIG-JC15では、1.9 Wですので、IG-LC15は 0.3 Wだけ消費電力が減っています。
どちらにせよ、消費電力はそれほど多くないため、これは大きな違いではありません。
どれがおすすめ?
ここまで見てきたように、大きな違いは、一時的にターボ運転をしてくれる「おまかせ運転」モードの有無と、付属USBアダプターのポート数です。
おまかせ運転モードがあると、ターボモードを使った後に標準モードに切り替える手間が省けますし、カーチャージャーが2ポートあると空きポートでスマホの充電もできますので便利です。
そのため、価格にそれほど違いがなければ、IG-LC15かIG-JC15がおすすめです。
この2つのモデルの違いは消費電力がわずかに異なるだけですので、安い方を選ぶと良いでしょう。
一方で、2017年モデルのIG-JC15には「おまかせ運転」モードはありませんが、もし価格がずっと安いようであれば、こちらのモデルも検討に値するでしょう。
モードの切り替えが手間と感じるかもしれないというだけで、イオンの放出濃度やフィルター性能は同じです。
なお、カップホルダータイプの空気清浄機に対応したホルダーも販売されており、これを使用するとカップホルダーを専有されなくて済むので便利ですよ。
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価格は次のようになっています。
モデル | IG-LC15 | IG-KC15 | IG-JC15 |
発売年 | 2019 | 2018 | 2017 |
参考価格 ブラック |
¥8,600〜(2024/12/04 14:59) |
¥12,980〜(2024/12/03 18:07) |
− |
ホワイト |
− | − | − |
レッド |
¥12,000〜(2024/12/04 14:59) |
− | ¥12,800〜(2024/12/03 18:07) |
まとめ
シャープのプラズマクラスター25000を搭載した車載用イオン発生機IG-LC15とIG-KC15、IG-JC15の違いについて紹介してきました。
デザインは同じですが、おまかせ運転モードの有無や、付属のカーチャージャーのポート数が主な違いです。
価格に違いがなければ、おまかせ運転モードのあるIG-LC15または、IG-KC15がおすすめです。
なお、これらのイオン発生機は車載用となってはいますが、USB電源があるところであれば使えますので家庭やオフィスで使用するのも良いかもしれませんね。
以上、IG-LC15とIG-KC15、IG-JC15の3つの違い!でした。