アイリスオーヤマのIHコンロIHK-T38とIHK-T37はよく似ていますが何が異なるのでしょうか。違いは3つあります。わかりやすく紹介します。
3つの違い
IHK-T38は2021年発売、IHK-T37は2020年発売のモデルです。
- IHK-T38: 2021年1月発売
- IHK-T37: 2020年7月発売
これらのモデルの違いは次の通りです。
- 最大火力はIHK-T38は 1000 W、IHK-T37は 1400 W。
- IHK-T37は、揚げ物調理モードでは150度Cにも対応。
- IHK-T37のほうが、本体は大きくて重い。コードは30 cm長い。
IHK-T37のほうが最大火力(定格消費電力)が大きく、素早く加熱することができます。
一方で本体サイズは大きくなります。
IHK-T37のほうが焼き物をこんがり仕上げたり、湯を早く沸かしたりできるのでおすすめですが、コンパクトな方が良いとか、1400Wを使うとサービスブレーカーが飛びそうという場合はIHK-T38もおすすめです。
本体色展開や安全機能は、どちらの機種も同じです。
違いを表で比較すると次のようになります。
項目 | IHK-T38 | IHK-T37 |
---|---|---|
電源 | ||
定格消費電力 | 1000W | 1400W |
コードの長さ | 約 1.5 m | 約1.8m |
加熱調理モード | 5段階(約1000W/約700W/約500W/約200W相当/約80W相当) | 6段階(火力)(約1400W/約1000W/約700W/約500W/約200W相当/約80W相当) |
揚げ物調理モード | 5段階(約200℃/約190℃/約180℃/約170℃/約160℃) | 6段階(油温)(約200℃/約190℃/約180℃/約170℃/約160℃/約150℃) |
使用可能な鍋の大きさ | 加熱調理/直径12~20cm・揚げ物調理/直径18cm | 加熱調理/直径12~24cmのもの・揚げ物調理/直径18~22cmのもの |
幅 mm | 240 | 280 |
奥行 mm | 286 | 326 |
高さ mm | 54 | 54 |
重量 kg | 1.7 | 2.2 |
項目 | IHK-T38 | IHK-T37 |
参考価格 ブラック |
¥4,750〜(2025/01/06 19:19) |
¥7,960〜(2025/01/06 01:24) |
ブラウン | ¥6,182〜(2025/01/06 19:19) |
¥8,400〜(2025/01/06 01:24) |
ピンク | ¥6,500〜(2025/01/06 19:19) |
¥7,000〜(2025/01/06 01:24) |
違いについて詳しく見ていきましょう。
定格消費電力
最大火力あるいは定格消費電力は、IHK-T38は1000Wで、IHK-T37 は1400Wです。
ガスコンロと比べて、IHコンロの弱点は火力の弱さです。1400Wというのは、100Vの家庭用コンセントを使う場合の限界であるため、IHでもなるべく強い火力がほしい場合は、IHK-T37を選ぶとよいでしょう。
一方で、1400Wだとサービスブレーカーが飛びそうで心配という方は、IHK-T38がおすすめです。
なお、IHK-T37の火力設定の細かさは、IHK-T38の5段階に1400Wを加えた6段階です。火力が強くても火の調整の細かさは同じのため問題ありません。
項目 | IHK-T38 | IHK-T37 |
---|---|---|
定格消費電力 | 1000W | 1400W |
加熱調理モード | 5段階(約1000W/約700W/約500W/約200W相当/約80W相当) | 6段階(火力)(約1400W/約1000W/約700W/約500W/約200W相当/約80W相当) |
参考価格 | ¥4,750〜(2025/01/06 19:19) |
¥7,960〜(2025/01/06 01:24) |
揚げ物調理モードの温度
どちらの機種にも、揚げ物のときに油温が一定温度になるように火力を調整してくれる揚げ物モードがあります。
IHK-T38では、油温度は次の5段階で設定できます。
- 揚げ物調理モード 5段階(約200℃/約190℃/約180℃/約170℃/約160℃)
IHK-T37では、これに約150度Cを加えた6段階で設定できます。
IHK-T37のほうが設定できる温度が多いですが、低い温度を使う野菜の天麩羅でも160-170度ですので、150度というのはあまり使わない温度です。そのため、この点はどちらでも良いでしょう。
項目 | IHK-T38 | IHK-T37 |
---|---|---|
定格消費電力 | 1000W | 1400W |
揚げ物調理モード | 5段階(約200℃/約190℃/約180℃/約170℃/約160℃) | 6段階(油温)(約200℃/約190℃/約180℃/約170℃/約160℃/約150℃) |
参考価格 | ¥4,750〜(2025/01/06 19:19) |
¥7,960〜(2025/01/06 01:24) |
サイズと重さ
IHK-T37のほうが火力が大きい分、本体サイズ(幅・奥行き)も数センチずつ大きいです。厚みはほぼ同じです。
-
IHK-T38: 幅240 mm、奥行286 mm、高さ54 mm、重量約 1.7 kg、コード長さ1.5m
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IHK-T37: 幅280 mm、奥行326 mm、高さ54 mm、重量約 2.2 kg、コード長さ1.8m
重さは0.5 kg重いです。電源コードは30 cm長いですので、少し便利です。
コンパクトで軽いほうがよい場合には、IHK-T37が良いでしょう。
とはいえどちらも比較的コンパクトサイズなので、一人暮らしや少人数の家庭にもおすすめです。
使用可能な鍋の大きさについては、IHK-T37のほうが少し大きいサイズの鍋も使用できます。
- IHK-T38: 加熱調理/直径12~20cm・揚げ物調理/直径18cm
- IHK-T37: 加熱調理/直径12~24cmのもの・揚げ物調理/直径18~22cmのもの
項目 | IHK-T38 | IHK-T37 |
---|---|---|
使用可能な鍋の大きさ | 加熱調理/直径12~20cm・揚げ物調理/直径18cm | 加熱調理/直径12~24cmのもの・揚げ物調理/直径18~22cmのもの |
幅 mm | 240 | 280 |
奥行 mm | 286 | 326 |
高さ mm | 54 | 54 |
重量 kg | 1.7 | 2.2 |
コードの長さ | 約 1.5 m | 約1.8m |
参考価格 | ¥4,750〜(2025/01/06 19:19) |
¥7,960〜(2025/01/06 01:24) |
安全機能
安全機能はどちらの機種についても同じです。安全機能は、以下の機能が搭載されています。
-
なべなし検知機能/小物検知機能
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トッププレート過熱防止機能
-
切り忘れ防止機能
-
内部回路過熱防止機能
- 揚げ物なべのそり検知機能
どっちを選ぶべき?
このようにIHK-T38とIHK-T37の主な違いは、火力です。
- 最大火力はIHK-T38は 1000 W、IHK-T37は 1400 W。
- IHK-T37は、揚げ物調理モードでは150度Cにも対応。
- IHK-T37のほうが、本体は大きくて重い。コードは30 cm長い。
IHK-T37のほうが焼き物をこんがり仕上げたり、湯を早く沸かしたりできるのでおすすめですが、本体がコンパクトな方が良いとか、1400Wを使うとサービスブレーカーが飛びそうという場合はIHK-T38もおすすめです。
IHK-T38
- 本体はコンパクトで軽い方が良い。
- 火力は1000 Wで十分。
- アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
- 価格¥4,750(2025/01/06 19:19時点)
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IHK-T37
- 火力が強い方がよい。
- 大きい鍋も使える方が良い。
- 本体は少し大きくても良い。
- アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
- 価格¥7,960(2025/01/06 01:24時点)
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商品 | IHK-T37 ブラック | IHK-T37 ブラウン | IHK-T37 ピンク | IHK-T38 ブラック | IHK-T38 ブラウン | IHK-T38 ピンク |
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外観 |
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参考価格 | ¥7,960〜(2025/01/06 01:24) |
¥8,400〜(2025/01/06 01:24) |
¥7,000〜(2025/01/06 01:24) |
¥4,750〜(2025/01/06 19:19) |
¥6,182〜(2025/01/06 19:19) |
¥6,500〜(2025/01/06 19:19) |