JBLのCharge 6とCharge 5は、どちらもスマホ充電に対応したポータブルBluetoothスピーカーです。屋内外で使える防水・防塵仕様と、迫力のJBL Pro Soundが共通の持ち味です。いずれも大容量バッテリーを内蔵し、スマホを充電しながら音楽を楽しめます。これらの商品は何が異なるのでしょうか。わかりやすく紹介します。
7つの違い
Charge 6は、Charge 5の後継機種です。
発売日は次の通りです。
- Charge 6:2025年4月24日
- Charge 5:2021年5月21日
2つの機種は、次の点が異なります。
- 再生時間・電池容量:Charge 6は最大 24 時間(Playtime Boostで+4 時間)、34 Wh。Charge 5は最大 20 時間、約 27 Wh。長時間の屋外利用に向いています。
- 防水・防塵・耐衝撃:Charge 6はIP68+落下耐性試験クリア。Charge 5はIP67。海・川・砂場などタフな環境で差が出ます。
- 接続機能:Charge 6はBluetooth 5.4でLE Audio/Auracast対応(PartyBoost非対応)。Charge 5はBluetooth 5.1でPartyBoost対応(Auracast非対応)。多台数連携の方式が異なるため混在運用はできません。
- 充電・給電端子:Charge 6はUSB-C入出力(スマホ給電もUSB-C)。Charge 5は充電がUSB-C、給電がUSB-A(5V/2A)。ケーブルを一本化したい方はCharge 6が便利です。
- 音づくり:Charge 6はAI Sound Boost搭載。Charge 5は非搭載。大音量でも歪みを抑えたい方に向いています。
- 低音の伸び:Charge 6は56 Hz~、Charge 5は60 Hz~。重低音重視ならCharge 6が良いでしょう。
- 最大出力:Charge 6は45 W(30 W+15 W)。Charge 5は40 W(30 W+10 W)。音圧重視ならCharge 6が有利です。
屋外や大音量、複数台連携、PCからのUSB再生まで広く使うならCharge 6がおすすめです。価格重視で基本のBluetoothスピーカー+モバイルバッテリー機能が目的ならCharge 5が良いでしょう。
比較表
一覧表で比較すると次のようになります。
項目 | Charge 6 | Charge 5 |
---|---|---|
発売年月日 | 2025年4月24日 | 2021年5月21日 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
再生時間・電池 | 最大 24 時間(+4 時間)/34 Wh | 最大 20 時間/約 27 Wh |
防水・防塵・耐衝撃 | IP68+落下耐性試験クリア | IP67 |
接続機能 | BT 5.4、LE Audio/Auracast(PartyBoost非対応) | BT 5.1、PartyBoost(Auracast非対応) |
充電・給電端子 | USB-C 入出力(スマホ給電もUSB-C) | USB-C充電/USB-A給電(5V/2A) |
音づくり | AI Sound Boost | - |
低域の伸び | 56 Hz~ | 60 Hz~ |
最大出力 | 45 W(30 W+15 W) | 40 W(30 W+10 W) |
付属品 | ストラップ同梱/充電ケーブルなし | 充電用USB-Cケーブル同梱 |
参考価格 | ブラック: ¥24,755〜(2025/08/30 15:31) レッド: ¥24,755〜(2025/08/30 15:31) | ブラック: ¥15,500〜(2025/08/30 15:31) ブルー: ¥12,500〜(2025/08/30 15:31) |
違いの詳細
違いについて詳しく見ていきましょう。
再生時間・電池容量
Charge 6は最大 24 時間で、JBL Playtime Boostを有効にするとさらに+4 時間伸ばせます。電池は 34 Whです。Charge 5は最大 20 時間で、電池は約 27 Whです。
Charge 6は電力効率の高い設計とアルゴリズム制御により、同クラスとしては長時間の連続再生ができます。急いで使いたい時は「ファストチャージ」も有効で、約 10 分の充電で最大 150 分の再生ができます。電池の充電仕様は12〜20 V/3 Aクラスの入力に対応し、満充電の目安は約 3 時間です。Charge 5は5 V/3 A入力で約 4 時間が目安です。
連泊キャンプやBGMを長く流す場面が多い方はCharge 6を選ぶと安心です。短時間利用が中心ならCharge 5でも十分でしょう。
- 長時間使用が多いならCharge 6
- 日常使い中心ならCharge 5でも良好
防水・防塵・耐衝撃
Charge 6はIP68で、防塵等級は最上位で、耐水は1.5 m・30 分の水没想定に耐える等級です。加えて 1 m 落下の社内試験を通過しています。Charge 5はIP67で、防塵性能は同じですが水深性能は一つ下で、落下耐性の記載はありません。
またCharge 6はUSB-C端子に「充電保護」を備え、端子に水・塩分・化学物質が検知された場合はアラート音で充電中止を促します。
海・川・プールサイド、砂塵の舞う場所での使用頻度が高い方は、IP68ほうが安心です。日常の防水用途(お風呂・キッチン・小雨)ならどちらでも問題ないでしょう。
- 過酷な環境込みならCharge 6
- 日常防水レベルならどちらでも可
接続機能(Auracast/PartyBoost・USBオーディオ)
Charge 6はBluetooth 5.4でLE Audioに対応し、Auracastで同規格対応のJBLスピーカー同士を複数同時に鳴らせます。2台のCharge 6同士ならステレオペアも可能です。なおCharge 6はPartyBoostには対応しません。
Charge 5は従来のPartyBoostに対応し、同世代のPartyBoost対応機と多数連携やステレオ化ができます(Auracastには非対応)。
さらにCharge 6はUSB-C経由のロスレス再生に対応します(JBL Portableアプリのソフト更新で有効化)。PCや一部スマートデバイスとUSB接続すると、無線の状況に左右されにくい安定再生が可能です。
大勢で広い空間に音を届けたい、PCとUSB接続で安定した再生をしたいならCharge 6が向いています。既存のPartyBoost機と組ませる前提ならCharge 5系で統一するのが無難です。
- 多台数配信やUSB再生ならCharge 6
- PartyBoost資産があるならCharge 5系
充電・給電(端子まわり)
Charge 6はUSB-Cが入出力兼用で、スマホ給電もUSB-C to Cケーブル一本で完結します。電源入力は12〜20 V/3 Aクラスに対応し、急速充電が可能です。加えて前述の「充電保護(端子の濡れ検知)」で、屋外運用時のトラブルに配慮しています。
Charge 5は本体充電がUSB-C、給電はUSB-A(5 V/2 A)です。手元のUSB-Aケーブル資産をそのまま流用しやすいのが利点です。
日々のケーブル本数を減らしたい方はCharge 6が便利です。USB-Aのケーブル資産が多い方はCharge 5でも困りません。
- ケーブルをtype-cに統一したい・急速充電性ならCharge 6
- USB-A機器中心ならCharge 5
音づくり(AI Sound Boost)
Charge 6はAI Sound Boostが音楽信号をリアルタイム解析し、歪みを抑えつつ音圧を引き上げます。小音量でも明瞭さを保ちつつ、大音量ではリミット感を抑えるようチューニングされています。Charge 5は従来設計で、アプリのEQ調整は可能ですが、同様のAI処理はありません。
Charge 6は屋外でボリュームを上げる場面や、低音量でのボーカルの抜けを求める場面など、音量が異なる場面でも安定しやすいでしょう。
- 広い音量レンジでの安定感はCharge 6が有利
- 通常音量中心ならどちらでも良好
低域の伸び・ユニット
Charge 6は53×93 mmウーファー+20 mmツイーターで周波数特性は56 Hz–20 kHz(-6 dB)。Charge 5は52×90 mmウーファー+20 mmツイーターで60 Hz–20 kHzです。
下限周波数はCharge 6のほうがわずかに深く、ユニット面積の増加も相まって低域の量感がでやすいです。ただし設置面の反射や距離、音源のミックス次第では違いがわかりにくいかもしれません。
- 重低音の厚みはCharge 6がわずかに有利
- 置き方と楽曲次第で差が小さくなることもある
最大出力(アンプ)
Charge 6は合計45 W(ウーファー 30 W+ツイーター 15 W)。Charge 5は合計40 W(30 W+10 W)です。
ピーク付近の音の余裕や、広い空間での音圧の立ち上がりに差が出ます。一方で、室内の通常音量では差はわからないでしょう。
- 音圧重視ならCharge 6
- 日常使いではどちらでも十分
おすすめはどちら
2つの機種は次の点が異なります。
- 再生時間と電池容量
- 防水・防塵・耐衝撃
- 接続機能(Auracast/PartyBoost、USBオーディオ)
- 充電・給電の端子設計
- 音づくり(AI Sound Boost)
- 低域の伸び(56 Hz vs 60 Hz)
- 最大出力(45 W vs 40 W)
アウトドアや大音量、複数台連携、PCからのUSB再生まで幅広く使うならCharge 6がおすすめです。とくにAuracastでのマルチスピーカー配信や、USB-C一本化は便利です。
価格重視で、基本のBluetoothスピーカー+モバイルバッテリー機能が目的ならCharge 5がおすすめです。
どちらもJBLらしい力強い音とタフさが魅力なので、設置環境と使い方で決めるとよいでしょう。
CHARGE 6
- JBL
- 価格¥24,755(2025/08/30 15:31時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
CHARGE 5
- JBL
- 価格¥15,500(2025/08/30 15:31時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
一覧表で詳細比較
主な仕様を一覧表で詳細に比較すると次のようになります。
項目 | Charge 6 | Charge 5 |
---|---|---|
発売年月日 | 2025年4月24日 | 2021年5月21日 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
最大出力 | 45 W(30 W+15 W) | 40 W(30 W+10 W) |
スピーカー構成 | 53×93 mm ウーファー+20 mm ツイーター | 52×90 mm ウーファー+20 mm ツイーター |
周波数特性 | 56 Hz–20 kHz | 60 Hz–20 kHz |
再生時間 | 最大 24 時間(+4 時間) | 最大 20 時間 |
充電時間 | 約 3 時間 | 約 4 時間 |
バッテリー | 34 Wh(7.2 V) | 約 27 Wh |
Bluetooth | 5.4 | 5.1 |
プロファイル | A2DP 1.4、AVRCP 1.6 | A2DP 1.3、AVRCP 1.6 |
マルチスピーカー | Auracast | PartyBoost |
USBオーディオ | USB-C ロスレス再生対応 | - |
入出力端子 | USB-C(入出力) | USB-C(入力)、USB-A(5V/2A 出力) |
防水・防塵 | IP68 | IP67 |
落下耐性 | 1 m 落下試験クリア(社内) | 記載なし |
本体寸法 | 228.8×98.5×94.0 mm | 223×96.5×94 mm |
重量 | 0.96–0.99 kg | 約 0.96 kg |
付属品 | ストラップ、クイックスタート等(※ケーブルなし) | 充電用USB-Cケーブル、クイックスタート等 |
アプリ | JBL Portable(EQ対応) | JBL Portable(EQ対応) |
参考価格 | ブラック: ¥24,755〜(2025/08/30 15:31) レッド: ¥24,755〜(2025/08/30 15:31) | ブラック: ¥15,500〜(2025/08/30 15:31) ブルー: ¥12,500〜(2025/08/30 15:31) |
まとめ
JBLのCharge 6とCharge 5は、どちらも防水・防塵でパワフルに鳴らせるポータブルスピーカーです。スマホ給電ができる点や、JBL Portableアプリ対応といった共通の強みがあります。
違いは、再生時間・防水等級・接続機能(Auracast/PartyBoostやUSBオーディオ)・端子設計・付属品・最大出力です。屋外での安心感や拡張性を重視するならCharge 6、価格や基本機能重視ならCharge 5と考えるとよいでしょう。
参考文献
CHARGE 6
- JBL
- 価格¥24,755(2025/08/30 15:31時点)
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CHARGE 5
- JBL
- 価格¥15,500(2025/08/30 15:31時点)
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