JBLのCLIP 5とGO 4は、どちらも手のひらサイズのBluetoothスピーカーで、防水防塵(IP67)やアプリ(JBL Portable)対応など共通点が多いモデルです。最新の無線機能Auracastにも対応し、同機種のステレオ再生や複数台同時再生を楽しめます。これらの商品は何が異なるのでしょうか。わかりやすく紹介します。
5つの違い
CLIP 5は、GO 4の上位モデルです。発売日は次の通りです。
- CLIP 5:2024年4月11日
- GO 4:2024年4月11日
2つの機種は、次の点が異なります。
- 取り付け・携帯性: CLIP 5は大型一体型カラビナでバッグやポールに直付け可能。GO 4はストラップループのみ。登山や散歩など「引っ掛けて使う」場面ならCLIP 5。
- 出力・音量: CLIP 5は7 W RMS、GO 4は4.2 W RMS。屋外で音量に余裕がほしい方はCLIP 5。
- 再生時間: CLIP 5は最大12時間(Playtime Boostで+3時間)。GO 4は最大7時間(+2時間)。長時間の外出ならCLIP 5。
- サイズと重量: CLIP 5は86.3×134.5×46.0 mm・約285 g。GO 4は94.3×75.7×42.2 mm・約192 g。軽さとコンパクトさ重視ならGO 4。
- 低域まわりの設計: CLIP 5は45 mmフルレンジ+54 mmパッシブラジエーター。GO 4は45 mm+59×35 mm長円形パッシブラジエーター。音の厚みはCLIP 5が有利なことが多い一方、仕様上の下限周波数はGO 4が90 Hz、CLIP 5が95 Hz。屋内の近距離リスニングなら差は小さいでしょう。
屋外で鳴らす、あるいは引っ掛けて携行したい方はCLIP 5が良いでしょう。デスクやキッチン、浴室など室内中心で軽さや小ささを優先する方はGO 4が向いています。
比較表
一覧表で比較すると次のようになります。
項目 | CLIP 5 | GO 4 |
---|---|---|
発売年月日 | 2024年4月11日 | 2024年4月11日 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
取り付け・携帯性 | 一体型大型カラビナ | ループ(ひも通し) |
出力(定格) | 7 W RMS | 4.2 W RMS |
連続再生時間(公称) | 最大12時間(Boostで+3時間) | 最大7時間(Boostで+2時間) |
サイズ・重量 | 86.3×134.5×46.0 mm / 285 g | 94.3×75.7×42.2 mm / 192 g |
低域仕様(参考) | 45 mm + 54 mm PR、周波数95 Hz–20 kHz | 45 mm + 59×35 mm PR、周波数90 Hz–20 kHz |
参考価格 | ブラック: ¥9,000〜(2025/08/30 15:16) ブルー: ¥9,000〜(2025/08/30 15:16) | ブルー: ¥6,300〜(2025/08/30 15:16) パープル: ¥7,700〜(2025/08/30 15:16) |
違いの詳細
違いについて詳しく見ていきましょう。
取り付け・携帯性
CLIP 5は一体型の大型カラビナを備えます。GO 4はループでストラップ併用の携行スタイルです。
CLIP 5のカラビナは開口が大きく、バッグやベルト、ポールに直接固定できます。歩行やサイクリング中でも本体を置く場所を選ばず便利です。対してGO 4は軽量コンパクトで、手持ちや棚置き、フック吊りなど柔軟に使えます。いずれもIP67の防水防塵に対応し、浴室や水辺でも安心です。Auracastやステレオペアにも対応しているため、取り付け方以外の使い勝手は近いといえます。
アウトドアや移動中に「引っ掛ける」使い方を重視するならCLIP 5が向いています。室内での据え置き使用やバッグに入れて持ち歩く用途ならGO 4で十分だと思います。
- CLIP 5は直付け前提のカラビナで携行が簡単。
- GO 4は軽さと小ささでカバン持ちや室内設置に適しています。
出力・音量
CLIP 5は定格7 W、GO 4は4.2 Wです。どちらも45 mmフルレンジドライバーを採用しますが、アンプ出力に約1.7倍の差があります。
屋外では低音が逃げやすく音量を上げる場面が増えます。出力に余裕があると歪みを抑えやすく、音の厚みも保ちやすい利点があります。反対に、机上の近距離や浴室のような反射が多い空間ではGO 4でも十分な音圧が得られます。いずれもアプリのEQで好みに調整可能です。
キャンプサイトや公園など広い場所が中心ならCLIP 5がおすすめです。キッチンやデスク周り中心ならGO 4で十分です。
- CLIP 5は屋外での音量余裕が大きい。
- GO 4は近距離のBGM用途に十分。
再生時間
CLIP 5は公称最大12時間、Playtime Boost使用時は最大+3時間。GO 4は公称最大7時間、同+2時間です。
バッテリー容量はCLIP 5が約5.32 Wh(3.8 V換算で約1,400 mAh相当)、GO 4が約3.23 Wh(同約850 mAh相当)。Boostは低域とピークを抑えて消費電力を下げる仕組みです。充電はUSB-Cで目安約3時間。
丸一日の外出やキャンプならCLIP 5が安心です。自宅中心で短時間ずつ使用するならGO 4で不便は少ないでしょう。
- CLIP 5は長時間の連続再生に強い。
- GO 4は短時間のこまめな使用に適しています。
サイズと重量
CLIP 5は86.3×134.5×46.0 mm・約285 g、GO 4は94.3×75.7×42.2 mm・約192 gです。
CLIP 5は縦長でカラビナ一体の造形なので、吊り下げ時の安定感があります。重量もあるため風であおられにくいです。GO 4は厚みを抑えた箱形で、狭い棚やバッグの内ポケットにも入れやすいサイズです。携行の負担や置き場所の自由度を重視するならGO 4の軽さが役立ちます。
荷物を軽くしたい方はGO 4が適しています。バックパック外側に固定して使うならCLIP 5の形状が便利です。
- CLIP 5は吊り下げ時に安定。
- GO 4は軽量で置き場所を選びにくい。
低域まわりの設計と周波数レンジ
両機とも45 mmフルレンジにパッシブラジエーター(PR)を組み合わせます。CLIP 5は円形に近い54 mm PR、GO 4は59 × 35 mmの長円形PRを採用。カタログ下限周波数はCLIP 5が95 Hz、GO 4が90 Hzです。
数値上はGO 4の方がわずかに下まで伸びます。ただし筐体容積とアンプ出力の差から、音量を上げた時の低域の厚みやスケール感はCLIP 5が出しやすい場面が多いです。近距離の小音量ではどちらもボーカル帯域の明瞭さを保ちやすく、低音感の差は小さめです。EQで60〜200 Hz付近を少し上げると量感を調整できますが、Boost併用時は上げ過ぎると持続時間が短くなる点に注意です。
屋外でBGMを広めに満たしたい方はCLIP 5。デスクトップや枕元など近距離中心ならどちらでも違いは小さいと感じるでしょう。
- CLIP 5は大音量時の低域の厚みが出しやすい。
- GO 4は仕様上の下限周波数がやや有利。
おすすめはどちら
2つの機種は次の点が異なります。
- カラビナの有無と携帯スタイル
- 出力(7 W vs 4.2 W)
- 連続再生時間(12〜15時間 vs 7〜9時間)
- サイズ・重量
- 低域設計と仕様上の下限周波数
アウトドアや自転車などで引っ掛けて使う、屋外で音量に余裕がほしい、1日たっぷり再生したい場合はCLIP 5がおすすめです。通勤通学の持ち歩きや室内BGM、枕元・浴室など近距離中心ならGO 4が適しています。
どちらもIP67・Auracast・アプリEQに対応しているため、日常使いの安心感と楽しさは共通です。
CLIP 5
- JBL
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GO 4
- JBL
- 価格¥7,700(2025/08/30 15:16時点)
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一覧表で詳細比較
主な仕様を一覧表で詳細に比較すると次のようになります。
項目 | CLIP 5 | GO 4 |
---|---|---|
発売年月日 | 2024年4月11日 | 2024年4月11日 |
外観 | ![]() | ![]() |
定格出力 | 7 W RMS | 4.2 W RMS |
スピーカードライバー | 45 mmフルレンジ + 54 mmパッシブラジエーター | 45 mmフルレンジ + 59 × 35 mmパッシブラジエーター |
周波数特性 | 95 Hz–20 kHz | 90 Hz–20 kHz |
Bluetooth | 5.3 | 5.3 |
対応プロファイル | A2DP 1.4、AVRCP 1.6 | A2DP 1.4、AVRCP 1.6 |
コーデック | SBC(LC3はアップデート予定) | SBC(LC3はアップデート予定) |
マルチスピーカー | Auracast、同機種ステレオペア | Auracast、同機種ステレオペア |
送信出力 | 最大10 dBm | 最大9 dBm |
変調方式 | GFSK / π/4 DQPSK / 8DPSK | GFSK / π/4 DQPSK |
防水防塵 | IP67 | IP67 |
連続再生時間 | 最大12時間(Boost +3時間) | 最大7時間(Boost +2時間) |
充電端子/時間 | USB-C / 約3時間 | USB-C / 約3時間 |
バッテリー | 3.8 V 5.32 Wh(約1,400 mAh相当) | 3.8 V 3.23 Wh(約850 mAh相当) |
サイズ | 86.3 × 134.5 × 46.0 mm | 94.3 × 75.7 × 42.2 mm |
重量 | 285 g | 192 g |
付属品 | USB Type-A to C ケーブル(約30 cm)、QSG、保証書 | USB Type-A to C ケーブル(約30 cm)、QSG、保証書 |
参考価格 | ブラック: ¥9,000〜(2025/08/30 15:16) | ブルー: ¥6,300〜(2025/08/30 15:16) |
まとめ
JBLのCLIP 5とGO 4は、IP67、アプリEQ、Auracast対応など基本機能が充実した超小型スピーカーです。両機とも45 mmフルレンジを搭載し、サイズ以上のパワフルな音を楽しめます。
選ぶポイントは、携行方法・出力・再生時間・サイズ感です。引っ掛け携行や屋外の音量余裕ならCLIP 5。軽さとコンパクトさ、手軽な室内用途中心ならGO 4と考えるとよいでしょう。
参考文献
- https://jp.jbl.com/CLIP-5.html
- https://jp.jbl.com/GO-4.html
- https://jp.jbl.com/on/demandware.static/-/Sites-masterCatalog_Harman/default/dw0b3e109b/pdfs/JBL_Clip_5_%20Specsheet_JP.pdf
- https://jp.jbl.com/on/demandware.static/-/Sites-masterCatalog_Harman/default/dwff4ce08d/pdfs/JBL%20Go%204_%20Specsheet_JP.pdf
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000406.000012767.html
CLIP 5
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