ランタンは、防災・停電対策グッズとして家庭に一台は置いておきたいものです。
特に最近普及しているLEDランタンは、電球のランタンよりも点灯時間が長く、長期間停電になっても安心して使えおすすめです。
ここでは、おすすめのLEDランタンを紹介します。
目次
ルーメンはどれくらい必要?
ランタンを選ぶ際に、まず決めておきたいのはランタンの明るさです。
明るさはルーメンで表され、ルーメンの数字が大きいほど明るいランタンということになります。
乾電池駆動のランタンでは、300ルーメン前後の製品が多く売られており、中には1000ルーメン程度のものもあります。
LEDランタンのなかにはUSBで充電できるタイプのランタンもありますが、防災用には停電していても使える電池タイプのものがよいでしょう。
ここで、〇〇ルーメンというのは、どのくらいの明るさなのか分かりづらいですよね。
そこで、一般電球のワット数との対応を次に示します。
ルーメン | 一般電球ワット相当 |
170 | 20 |
325 | 30 |
485 | 40 |
810 | 60 |
1160 | 80 |
つまり、300ルーメンは 30W電球程度の明るさで、1000ルーメンは、70W電球程度の明るさです。
300ルーメンは、デスク照明程度の明るさで、手元を照らすのにちょうどよく、
1000ルーメンは、トイレや洗面所の照明程度の明るさで、部屋全体をぼんやり照らすのに向いています。
手元だけ明るければよいという方には、300ルーメンのランタンで十分でしょう。
一方で、暗い部屋が苦手、部屋全体をぼんやり照らしたいという方には、1000ルーメン対応のランタンがおすすめです。
ただ明るいランタンほど、使用できる時間は短くなります。
防災・停電用のためには、10時間以上使用できるものが安心です。
調光できるランタンであれば、特に明るさが必要な場合のみ1000ルーメンにする、というように使えて便利です。
おすすめのLEDランタン
ここからは、おすすめのLEDランタンを紹介します。
格安のランタンも出回っていますが、すぐ壊れて使えなくなったというレビューもあります。
いざというときに使えなくては意味がないですから、そのような商品は除いて、ジェントスなどの信頼性の高いメーカーの製品がおすすめです。
ジェントス エクスプローラープロフェッショナル EX-777XP
280ルーメン(Highモード) 単1×3本 72時間(Highモード)/ 144時間(Ecoモード)/ 240時間(点滅モード) 防滴仕様(IPX4準拠)
一番のおすすめは、キャンプ用品のサブLEDランタンとして人気が高いジェントスのランタンです。
稼働時間がHighモードで72時間もありますので、電池が一セットあれば、長期間の停電で乾電池が手に入らなくなっても数日は使えて安心です。
逆さまに吊るせるフックが付属しており、逆さまに吊るしてカバーを外せば、影ができないように部屋を照らすことができます。
ロングラン商品で不具合が少ないという点も、防災用品として安心です。
最近、次で紹介している新製品がでて、このモデルは生産中止になりましたので、出回っているうちに手に入れるのがよいでしょう。
- GENTOS(ジェントス)
- 価格¥5,480(2024/11/21 12:15時点)
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ジェントスエクスプローラーEX-V777D
High/360ルーメン、Eco/150ルーメン 単1形電池×3本 High/27時間、Eco/78時間 チップタイプ暖色LED×3灯 防塵・防滴(IP64準拠)
こちらは、上のEX-777XPの新モデルです。
360ルーメンと明るくなっていますが、稼働時間が短くなったのが残念なところです。
追加された機能として、2 mの落下耐久性能や、防塵性能があります。
さらに丈夫になっている点が良いですね。
- GENTOS(ジェントス)
- 価格¥2,280(2024/11/21 12:15時点)
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ジェントス エクスプローラー SOL-013C
530ルーメン(白色100%点灯) 単1形アルカリ電池×3本 【白色】20時間(100%点灯)/ 330時間(10%点灯)、【昼白色】38時間(100%点灯)/ 360時間(10%点灯)、【暖色】40時間(100%点灯)/ 350時間(10%点灯)、180時間(キャンドルモード) 防滴仕様(IPX4準拠) 調光可能
3色の明かりを切り替えられるランタンです。
この製品の特徴は、明かりの強さを無段階に調光できることです。必要なだけの強さに調節することで電池を長持ちさせることができます。
もちろん逆さに吊るすこともできます。
また、最大で530ルーメンありますので、300ルーメン程度では足りないという方にもおすすめです。
- GENTOS(ジェントス)
- 価格¥3,480(2024/11/21 12:15時点)
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ジェントス エクスプローラー EX-1000C
1000ルーメン(白色・最大時) 単1形アルカリ電池×4本 【白色】5.5時間(強)/ 250時間(弱)、【昼白色】11時間(強)/ 300時間(弱)、【暖色】11時間(強)/ 300時間(弱)、30時間(キャンドルモード) 防滴仕様(IPX4準拠) 調光可能
1000ルーメンのジェントスのLEDランタンです。
1000ルーメン対応のランタンは他にもありますが、信頼性の高いこの製品が一押しです。
光の色も3色切り替えられ、ダイヤルスイッチで無段階の調光も可能です。
明るいランタンがほしい方におすすめです。
- GENTOS(ジェントス)
- 価格¥9,800(2024/11/21 12:15時点)
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コールマン クアッドマルチパネルランタン
明るさ: 8本/約800lm(High)、約200lm(Mid)、約100lm(Low)、4本/約500lm(High)、約140lm(Mid)、約60lm(Low)、パネル/約100lm(High)、約25lm(Low)、約100lm(Spot) 使用電源: アルカリ単一形乾電池×4本または8本 点灯時間: 8本/約20時間(High)、約120時間(Mid)、約400時間(Low)、4本/約13時間(High)、約69時間(Mid)、約196時間(Low)、パネル/約3時間(High)、約14時間(Low)、約4時間(Spot) 防滴(IPX4対応)
アウトドア用品で有名なブランド コールマンの800ルーメンのクアッドパネルランタンです。
単一電池を8本使いますが、800ルーメンでも20時間持ちます。100ルーメンのLowモードにすると、400時間も持ちます。
便利なのが、4枚の発光パネルはそれぞれ剥がすことができ、個別のモバイルライトとして使える点です。
トイレに行くとか、少し離れたところを照らしたくなった、というときに一枚だけ発光パネルを持っていくという使いかたができます。
またUSBポートが付いているので、いざというときにはスマホの充電もできます。
- Coleman(コールマン)
- 価格¥8,960(2024/11/21 12:15時点)
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コールマン 2マルチパネルランタン
明るさ:約400lm(ルーメン/High)、約40lm(ルーメン/Low)、[パネル]約100lm(ルーメン/High)、約10m(ルーメン/Low)、約100lm(ルーメン/Spot) アルカリ単一形乾電池×4本 防滴(IPX4対応)
コールマンの2つの発光パネルが取り外しでき、携帯の充電もできるUSBポート付き400ルーメンランタンです。
上の4枚パネルの製品の2パネル版で、2018年新発売の製品です。
サイズが小さい分、明るさも400ルーメンに少なくなりますが、電池は単一電池4本ですみます。
取り外しパネルが4枚も必要ないという方にはこちらの方がおすすめです。
- Coleman(コールマン)
- 価格¥4,890(2024/11/21 12:15時点)
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
ジェントスのランタンは、吊るしたり取り回しが容易で、壊れにくいのが魅力的です。
一方、コールマンのランタンは、逆さに吊るすことは難しいですが、取り外し可能な発光パネルと、スマホ充電が可能な点が便利なランタンです。
地震や台風で停電がしばしば起きていますが、ランタンと乾電池を家に置いて、備えておきたいものですね。
以上、防災・停電時用のための信頼性の高いおすすめのLEDランタン6選!でした。