おすすめのPC用 有機EL(OLED)ディスプレイ3選!

有機ELディスプレイは、コントラスト比・応答性・厚み・ベゼル幅の細さが液晶ディスプレイよりも優れているディスプレイです。

2019年後半になり、PC用の有機ELディスプレイが相次いで発表されていますが、どんな機種があるのでしょうか。

この記事では、おすすめのPC用の有機ELディスプレイを紹介します。

有機ELディスプレイの特徴

有機ELディスプレイは、発光素子に有機物質を使ったディスプレイです。有機LED (OLED)を使ったものが主に実用化されており、「OLEDディスプレイ」とも呼ばれます。

 

有機ELは、液晶と異なり素子自体が発光します。

そのため、黒を表現する際には素子が発光しませんので、液晶よりも高いコントラスト比を実現できます。

また、表示を切り替える際には、液晶のように液体の中を素子が泳ぐ必要がありませんので、応答速度が速いです。

バックライトパネルも要りませんので、厚みは薄く出来ますし、ベゼル幅も細くできます。

色再現性についても、液晶よりも良いものがほとんどです。

 

欠点は価格が高いことです。

しかし、今後研究開発が進み価格が安くなれば、液晶からどんどんOLEDディスプレイに置き換わってゆくと考えられます。

ブラウン管モニタが液晶モニタに取って代わったように、いつの間にか液晶モニタも過去の遺物になってしまうかもしれませんね。

おすすめのパソコン向けOLEDモニタ

ここでは、おすすめのパソコン向けのOLEDモニタを3つ紹介します。

なお2019年10月現在入手可能なのは、1つめのALIENWAREのOLEDモニタだけのようです。

ALIENWARE AW5520QF

1つ目は、ALIENWAREの有機EL 4K (2160p)ゲーミングモニターです。

 

サイズは、54.6インチと大きいモニターです。

応答速度は0.5 msと非常に速く、FPSなどのネットゲームで使用すれば、相手よりも有利にゲームを進めることができるでしょう。

色域は、98.5 % DCI-P3の広色域です。そのため、ゲーミングモニターという触れ込みではありますが、クリエイティブ用途にもおすすめできる製品です。

リフレッシレートは120 Hzで、AMD Radeon FreeSyncに対応しています。

 

[サポート] 無輝点1年保証/修理時には交換品を先にお届け
[画面サイズ] 54.6インチ
[パネルタイプ] 有機EL
[接続端子] DPx1,HDMIx3
[最大解像度] 3840×2160 4K
[アスペクト比] 16:9
[最大輝度] 400cd/㎡
[応答速度] 0.5ms(GtoG)
[コントラスト比] 130,000:1
[調節機能] 高さ調節:×/ チルト:×/ スイベル:×/ ピボット:×/ VESA:〇(100mm)

ALIENWARE AW5520QF

公式ページ

ASUS ProArt PQ22UC

(画像は、ASUS公式ページより引用)

2つ目は、ASUSのProArt PQ22UCです。

4KのOLEDモニターで、モニタサイズは21.6型とコンパクトです。

持ち運びでの使用が想定されており、着脱式スタンド、折りたたみ式のスマートケースが付属します。

 

DCI-P3カバー率は99%で、応答速度は0.1ms、コントラスト比は1,000,000:1と、ALIENWAREよりも性能は高いです。

最大輝度は330cd/m2です。ハードウェアキャリブレーション機能も付いています。

 

ASUS Storeのみでの取り扱いで、執筆時は品切れとなっていますが、価格は 600,000円 (税別)です。

 

パネルサイズ: 21.6型ワイド 16:9
広色域対応:99% DCI-P3
パネル種類: OLED
最大解像度:3,840×2,160(4K UHD)
表面仕様:ノングレア
輝度 : 140 cd/㎡ (Typical)/330 cd/㎡ (Peak)
応答速度:0.1ms (Gray to Gray)
最大表示色:約10億色
コントラスト比 : 1000000 :1 (Typical)
HDR (High Dynamic Range) : 対応 (HDR-10 /HLG (Hybrid Log Gamma)/Dolby Vision)
映像入力端子:USB Type-C , Micro HDMI
走査周波数: デジタル : 水平131 ~134 KHz/垂直59 ~61 Hz

公式ページ

ASUS Store

EIZO FORIS NOVA

(画像は公式ニュースリリースより引用)

3つ目はEIZOのFORIS NOVAです。

21.6型のアンチグレアOLEDディスプレイです。

色域はBT.2020カバー率80 %、応答速度は0.04 ms(黒→白→黒)、コントラスト比 は1,000,000:1、輝度は330 cd/m2となっています。

パネル性能は、ASUSのPQ22UCとよく似ており、パネル供給元は同じと推測されます。

 

2019年11月1日に発売し、EIZOダイレクトのみの取り扱いで、販売価格は350,000円(税抜)です。

全世界500台限定販売ということです。

種類 OLED (アンチグレア)
サイズ 54.9 cm (21.6)型
推奨解像度 3840 x 2160 (アスペクト比16:9)
画素密度 204 ppi
表示階調 1024階調
表示色 約10億7374万色: 10-bit対応
輝度 (標準値) 330 cd/m2 (ピーク) 132 cd/m2 (標準)
コントラスト比 (標準値) 1,000,000:1
応答速度 (標準値) 0.04 ms (黒→白→黒)
色域 (標準値) BT.2020カバー率80 %
映像信号入力端子 HDMI x 2 (Deep Color, HDCP 2.2 / 1.4)
デジタル走査周波数 (水平 / 垂直) 15 – 135 kHz / 29 – 31 Hz, 49 – 61 Hz

公式ページ (重いページです)

ニュースリリース

まとめ

PC用の有機ELディスプレイ3種類を紹介しました。

まだ商品が出始めたばかりで、あまり種類はありませんが、SONYが世界で初めて有機ELテレビXEL-1を発売したのが2007年であることを考えると、ようやく実用的なPC向けOLEDモニタが販売されはじめたのかと感慨深く思います。

 

家で据え置きで使用する場合には、21.6インチのディスプレイでは小さいので、現状では54.6インチのALIENWAREのOLEDディスプレイ一択となるでしょう。価格も、21.6インチと比べて特に高くなるわけでもありませんので、コスパの良い1台だと思います。

持ち運ぶことも想定すると21.6インチの他のモニタも視野に入ってくるかと思いますが、持ち運び先でOLEDの画質が必要というのは特殊な用途に限られるでしょう。

 

以上、おすすめのPC用 有機EL(OLED)ディスプレイ3選!でした。