型番 | EH-ST99 | EH-ST98 | EH-ST97 | EH-ST86 | EH-ST78 | EH-ST76 | EH-ST75 | EH-ST66 | EH-ST65 | EH-ST63 | EH-ST53 | EH-XT40 | EH-XT21 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
発売年 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | 2020 | 2018 | 2017 | 2018 | 2017 | 2016 | 2016 | 2018 | 2017 |
画像 | |||||||||||||
参考価格 | ¥25,980〜(2024/11/21 10:38) |
¥31,400〜(2024/11/21 19:25) |
− | − | ¥16,300〜(2024/11/21 10:38) |
− | − | − | ¥21,500〜(2024/11/21 10:38) |
− | − | − | − |
特徴 | EH-ST98の色違い。同性能。 | お手軽ケア用の「マルチモード」が追加され計6モードになる。リズム保湿モードが「保湿モード」になる。 | EH-ST86の後継モデルで、プレケアモードの浸透量が2割ほど高まる。 | 背面にプレケアヘッドを搭載。ヒアルロン酸やコラーゲンなどの美容成分を角質層まで浸透しやすくする効果がある。 | 「保湿リズムモード」からリズム振動がなくなり、EH-ST66と同じ「保湿モード」になる。 | ひんやり冷たいクールモードを搭載。「保湿モード」と「温感リズムケアモード」は保湿リズムモードにまとまる。 | マイナスに帯電したヘッドでビタミンCを角質層へ浸透させるブライトニングモードを搭載。EH-ST63と65, 66は同じ性能。 | スタンダードモデル。肌に残った汚れを取り、化粧水または美容液やクリームを角質層へ浸透させる基本の3モードを搭載。 | ビューティープレミアムの製品。プレケアモードでヒアルロン酸の角質層への浸透量がEH-ST97よりも高まる。 | ビューティープレミアムの製品。自動で温感・冷感が切り替わるハリ・弾力、クリア肌コースを搭載。 | |||
おすすめの方 | 日によって、じっくりと肌ケアをしたり、お手軽にケアをしたりと使い分けたい方。 | 肌の乾燥が気になる方。ヒアルロン酸やコラーゲンもしっかり角質層まで届けて、保湿効果を高めたいという方。 | クールモードで肌の引き締め感を得たり、暑い時期にスッキリしたい方。 | ビタミンCを含む化粧品を使用している方。肌のキメや透明感、明るさが気になる方。 | 日常の肌ケアをランクアップさせたい方。シンプルな機能で十分という方。 | 浸透量を特に重視する方、高級感があるモデルをお探しの方。 | 時短で肌ケアをしたい方や、高級感があるモデルをお探しの方。 | ||||||
型番 | EH-ST99 | EH-ST98 | EH-ST97 | EH-ST86 | EH-ST78 | EH-ST76 | EH-ST75 | EH-ST66 | EH-ST65 | EH-ST63 | EH-ST53 | EH-XT40 | EH-XT21 |
モード数 | 6 | 6 | 5 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | 6 | 4 |
モード | スキンクリア 保湿 マルチ |
スキンクリア 保湿 マルチ |
スキンクリア リズム保湿 |
スキンクリア リズム保湿 |
スキンクリア 保湿 |
スキンクリア リズム保湿 |
スキンクリア リズム保湿 |
スキンクリア 保湿 温感リズムケア(1,2) |
スキンクリア 保湿 温感リズムケア(1,2) |
スキンクリア 保湿 温感リズムケア(1,2) |
スキンクリア 保湿 温感リズムケア(1,2,3) |
スキンクリア リズム保湿 |
スキンクリア リズム保湿 |
モード(続き) |
ブライトニング
クール
プレケア
|
ブライトニング
クール
プレケア
|
ブライトニング
クール
プレケア
|
ブライトニング
クール
プレケア
|
ブライトニング
クール
|
ブライトニング
クール
|
ブライトニング
クール
|
ブライトニング
|
ブライトニング
|
ブライトニング
|
− |
ブライトニング
クール
プレケア
|
クール
|
モード(続き) | − | − | − | − | − | − | − | − | − | − | − |
スペシャルケア
1.ハリ・弾力 |
スペシャルケア
1.ブライトニング
2.ハリ・弾力 |
イオンレベル | 強・弱 | 強・弱 | 強・弱 | 強・弱 | 強・弱 | 強・弱 | 強・弱 | 強・中・弱 | 強・中・弱 | 強・中・弱 | 強・中・弱 | 強・弱 | 強・弱 |
温感 | 高・中・低・切 | 高・中・低・切 | 高・中・低・切 | 高・中・低・切 | 高・中・低・切 | 高・中・低・切 | 高・中・低・切 | 高・低・切 | 高・低・切 | 高・低・切 | 高・低・切 | 高・中・低・切 | 高・中・低・切 |
型番 | EH-ST99 | EH-ST98 | EH-ST97 | EH-ST86 | EH-ST78 | EH-ST76 | EH-ST75 | EH-ST66 | EH-ST65 | EH-ST63 | EH-ST53 | EH-XT40 | EH-XT21 |
本体寸法 | 21.4×5.3×6.5 cm | 21.4×5.3×6.5 cm | 21.4×5.3×6.5 cm | 21.4×5.3×6.5 cm | 20.2×5.1×4.45 cm | 20.2×5.1×4.45 cm | 20.2×5.1×4.45 cm | 15.5×4.6×5.5 cm | 15.5×4.6×5.5 cm | 15.5×4.6×5.5 cm | 15.5×4.6×5.5 cm | 21.4×5.3×6.5 cm | 20.2×5.1×4.45 cm |
本体質量 | 約 180 g | 約 180 g | 約 180 g | 約 180 g | 約 145 g | 約 145 g | 約 145 g | 約 110 g | 約 110 g | 約 110 g | 約 110 g | 約 180 g | 約 145 g |
付属品 | コットンリング, 保護キャップ, スタンド | コットンリング, 保護キャップ, スタンド | コットンリング, 保護キャップ, スタンド | コットンリング, 保護キャップ, スタンド | コットンリング, 保護キャップ | コットンリング, 保護キャップ | コットンリング, 保護キャップ | コットンリング, 保護キャップ, スタンド | コットンリング, 保護キャップ, スタンド | コットンリング, 保護キャップ, スタンド | コットンリング, 保護キャップ | コットンリング, 保護キャップ, スタンド | コットンリング, 保護キャップ, スタンド |
公式ページ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ここからは、各機種の特徴について詳しく見ていきましょう。主な違いは、搭載しているモード数や種類の違いです。
EH-ST53は2016年に発売されたイオンブーストのスタンダードモデルです。EH-ST51の後継モデルです。
次の3つのモードを搭載しています。
モードについて詳しく見てみましょう。
(図はパナソニック公式ページより引用)
スキンクリアモードは、肌の汚れを取り除くモードです。
通常の洗顔の後に、化粧水やふきとり化粧水をコットンに含ませて使用します。
スキンクリアモードでは、プラスとマイナスの電流を交互に流し肌の汚れを角質層から引き出し、コットンに吸着します。
これにより、洗顔で落としきれなかった毛穴などに残った汚れをやさしく取り除くことができます。
(図はパナソニック公式ページより引用)
スキンクリアモードを使うことで、肌の汚れ落ちが1.6倍になるということです。
化粧品の浸透だけでなく、肌の汚れを取るのにも使用できるのは良いですね。
保湿モードは、電気浸透流という微弱な電流によって、化粧水の保湿成分を肌の角質層まで浸透させるモードです。
コットンに化粧水を含ませて使用します。
保湿成分のグリセリンを手で塗布した場合と比べて、保湿モードでは角質層への浸透量 が 1.7倍になるということです。
リズムと電気浸透流によって、保湿成分を肌の角質層まで届ける仕上げのモードです。
コットンを使用せずに、ヘッドを直接肌にあてて使用します。
リズムは〈単調〉〈変化〉〈強弱〉の3種類から選べます。
このモードではコットンを使用しないので、とろみのある乳液やクリーム、ジェルタイプの化粧品も使うことができます。
通常の使用方法は、洗顔の後に、スキンクリアモード→保湿モード→温感リズムモードの順で使用します。
スキンクリアモードでは、化粧水か拭き取り化粧水をコットンに含ませて使用し、肌に残った汚れを拭き取ります。
保湿モードでは、化粧水をコットンに含ませて使用し、化粧水を角質層へ浸透させます。
温感リズムモードモードでは、美容液やクリームを使用し、化粧品を角質層へ浸透させます。
各モードでイオンレベルは強・中・弱の3段階、温感は高・低・切の3段階から選ぶことができます。
イオンレベルが強いほど肌への効果は高くなりますが、慣れていないとピリピリとした刺激を感じやすいため、初めは弱で使用するようにします。
EH-ST53や他のモデルには肌検知機能が搭載されています。
肌検知機能は、背面にあるイオンパネルにしっかり触れるように本体を握ってヘッドを肌にあてると、肌を検知してヘッドが振動する機能です。
これにより正しく電気浸透流が流れているかどうか分かるようになっています。
以上のように、EH-ST53は基本的なモードを搭載したイオンブーストです。
基本的とは言っても、肌に残った汚れを取り除いたり、手塗りよりも化粧成分を角質層へ浸透させることができる保湿モードを搭載しているので、日々の肌ケアをランクアップさせることができます。
上位モデルよりも手頃な価格ですので、シンプルな機能で十分という方におすすめのモデルです。
実は生産は終了してしまっていますが、まだ買うことができる販売店がいくつかあるようです。
このモデルが良い場合には、早めに手に入れると良いでしょう。
EH-ST66、EH-ST65、EH-ST63は、EH-ST53の上位モデルのイオンブーストです。
次の4つのモードを搭載しています。
EH-ST53との違いは、ブライトニングモードが追加されていることと、温感リズムケアモードのリズムが3種類から2種類になっていることです。
(図はパナソニック公式ページより引用)
ブライトニングモードは、ヘッドをマイナスに帯電させ、肌の角質層までビタミンCを浸透しやすくするモードです。
ビタミンC、ビタミンC誘導体を含む化粧品と一緒に使用します。化粧水の場合はコットンに含ませて使用しますが、美容液やクリームなどとろみのある化粧品の場合はコットンを使用しません。
ビタミンCはマイナスに帯電する美容成分です。
そこで、ヘッドをマイナスに帯電させることで、ビタミンCがヘッドと反発し、反発するエネルギーを利用して肌の角質層まで浸透することができます。
ビタミンCの角質層への浸透量は手で塗布した場合と比べて 1.5倍になるということです。
使用する順は基本的には、EH-ST53と同じです。
スキンクリアモード→保湿モード→温感リズムケアモードとします。
ビタミンCやビタミンC誘導体を含む化粧品を使用する場合には、保湿モードや温感リズムモードの代わりにブライトニングモードを使用するようにします。これにより、ビタミンCが角質層へより浸透しやすくなります。
イオンレベルは強・中・弱の3段階、温感は高・低・切の3段階から選ぶことができます。
EH-ST53と比べると、温感リズムケアモードのリズムが〈単調〉〈変化〉〈強弱〉の3種類から、2種類〈変化〉〈強弱〉に減少してしまっていますが、リズムは肌への効果にはあまり影響はなさそうですので、気にしなくてもよいと思います。
このモデルではブライトニングモードが追加されたことにより、ビタミンCの入っている化粧品も効果的に角質層へ浸透させることができるようになっているのが魅力です。
ビタミンCやビタミンC誘導体を含む化粧品を使用すると、肌のキメが整うことによって肌の透明感・明るさが増すと言われます。
そのため、肌の透明感・明るさが気になっている方や、すでにビタミンCを含む化粧品を使用している方に特におすすめのモデルです。
この3つのモデルは発売年が異なるだけで、仕様は同じとなっています。
そのため、価格が安いモデルを選択すると良いでしょう。
EH-ST78、EH-ST76、EH-ST73は、EH-ST66、EH-ST65、EH-ST63の上位モデルです。
次の4つのモードを搭載しています。
EH-ST76、EH-ST73では「リズム保湿モード」、EH-ST78では「保湿モード」が搭載されます。
リズム保湿モードと保湿モードの違いは、リズム振動の有無です。
また、クールモードが追加されます。
クールモード以外では、イオンレベルは強・弱の2段階、温感は高・中・低・切の4段階から選ぶことができます。
(図はパナソニック公式ページより引用)
EH-ST76、EH-ST73のリズム保湿モードは、ヘッドがプラスに帯電し、電気浸透流により保湿成分を肌の角質層まで届けるモードです。
これは下位モデルの「保湿モード」と「温感リズムケアモード」を一つにまとめたモードです。
下位モデルでは、保湿モードは化粧水などコットンを使用する化粧品の際に選択し、温感リズムケアモードは美容液・クリームなどとろみがありコットンを使用しない化粧品の際に選択していました。
しかし実際には、リズムのあるなしだけの違いだったようで、一つのモードにまとまっても肌への効果には違いはないようです。
これによりリズム保湿モードは、コットンを使用する場合も使用しない場合も選択できるモードになりました。
ブライトニングモードと同様に、コットンのあるなしに関わらず同じモードが使えるので便利です。
さらにEH-ST78では、リズム振動がなくなり、もとの保湿モードに戻りました。
保湿モードでは手で塗布した場合と比べ、保湿成分のグリセリンの角質層への浸透量が 1.7 倍になりますが、公式ページをよく見ると、リズム保湿モードも浸透量は 1.7 倍程度のようです。
リズム振動はあれば心地よいかもしれませんが、このようにリズム振動の有無による肌へ浸透量の差はないようです。
そのためかどうかはわかりませんが、2020年発売のモデルであるEH-ST78や、EH-ST98ではリズム振動がなくなっています。
(図はパナソニック公式ページより引用)
クールモードとは、ヘッドが約10 ℃に冷えるモードです。お手入れの最後に冷えたヘッドを肌に当てることで、すっきり引き締まった肌を目指します。
化粧品は使いません。
肌への効果は明らかになっていないようですが、「引き締まり感」を調べた実験では1時間後に引き締まり感があると答えた方が、クールモードを使用していない場合と比べて多くなっています。
洗顔の後に、冷水で毛穴を引き締めている方もいらっしゃるかもしれませんが、それと似た効果が得られそうです。
また、夏はひんやりして気持ちよいかもしれませんね。
クールモードは、上の図のように美容液やクリームを塗った後に仕上げに使用します。
その前までは、EH-ST66などと同じです。
温かいモードが3回続きますので、最後にクールモードがあるとひんやりして気持ちよさそうですね。
EH-ST78や、EH-ST76、EH-ST75では、クールモードが加わったのが一番の特徴です。
肌を引き締まり感をより感じたいという方におすすめです。
下位モデルと比べて、リズム保湿モードや保湿モードにモードがまとまったことで、モード選択をするときに迷いにくくなっているのも利点です。
なお執筆時点では、現行モデルはEH-ST78と、上位モデルのEH-ST98の2モデルになっています。
そのため、クールモードはなくても良いという方でも、入手性のよさを考えるとEH-ST78が選択肢に上がるかもしれませんね。
EH-ST75は、EH-ST76の一つ前のモデルですが、仕様に違いはありません。
そのため、値段が安くなっている方を選択すると良いでしょう。
EH-ST75は生産終了になっています。
保湿モードにリズム振動があるのがEH-ST76で、リズム振動がないのがEH-ST78です。
リズム振動の有無では、角質層への浸透量に違いはないようです。
本体色は、背面しがEH-ST76ではピンクでしたが、EH-ST78はゴールドになっています。
好きなデザインの方のモデルを選ぶとよいでしょう。
EH-ST97とEH-ST86は、イオンヘッドの他に、プレケアヘッドを搭載しているハイスペックモデルです。
(図はパナソニック公式ページより引用)
モードは、次の5モードあります。
EH-ST76、EH-ST75と比べると、プレケアヘッドが搭載され、プレケアモードが追加されたのが特徴です。
プレケアモードは、角質層を一時的にゆるめて美容成分の通り道を作る機能です。リズム保湿の前に、プレケアヘッドを使って行います。
(図はパナソニック公式ページより引用)
美容成分のヒアルロン酸やコラーゲンなどの高分子成分は分子量が大きく角質層に浸透しにくいという特徴があります。
そこでプレケアモードで角質層をゆるめ、その後に化粧品を塗りリズム保湿モードを使用することで、美容成分が角質層へ浸透しやすくすることができます。
なお、角質層のラメラ構造はお手入れ後に自然に元に戻ります。
パナソニックの公式ページに、ヒアルロン酸を次の3通りで塗ったときの浸透性の違いが比較されています。
(図はパナソニック公式ページより引用)
リズム保湿モードだけの場合でも、手で化粧品を塗布するよりも、ヒアルロン酸が浸透していることがわかります。
しかし、プレケアをした場合にはさらにヒアルロン酸が浸透しており、手で塗布したときの5.7倍の浸透量があることがわかっています(EH-ST97の場合)。
また、コラーゲンでの実験でも5.0倍の浸透量があることがわかりました(EH-ST97の場合)。
このように、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの分子量の大きい成分も角質層へ浸透させやすくするのがプレケアモードです。
2分のプレケアモードは、ひと手間はかかりますが、浸透しにくい美容成分が浸透しやすくなり、より保湿されるようになるのは嬉しい機能ですね。
この機能は、EH-ST97とEH-ST86に搭載されています。
(図はパナソニック公式ページより引用)
基本的な考え方は、EH-ST76と同じです。
スキンクリアで肌に残った汚れを取り除いて、その後、リズム保湿モードで化粧水 → リズム保湿モードで美容液またはクリーム → クールと進みます。
下位モデルと異なるのは、EH-ST97やEH-ST86では、リズム保湿モードの前にはプレケアモードを使い、高分子量の美容成分を角質層へより浸透しやすくすることができることです。
ビタミンCを含む化粧品の場合には、ブライトニングモードを使用しますが、ブライトニングモードの前にはプレケアモードを使用しません。
EH-ST97とEH-ST86は、肌の乾燥が気になっている方におすすめのモデルです。
ヒアルロン酸やコラーゲンなどの分子量の大きい成分はプレケアモードで通り道を作ってあげないと浸透させづらいです。
価格は高くなりますが、プレケアモードのありなしで浸透量が大きく異なりますので、それだけの価値があるモデルだと思います。
EH-ST86は、EH-ST97の実質的な旧モデルです。
違いはプレケアヘッドにあります。他の性能は同じです。
新モデルのEH-ST97では、EH-ST86よりもプレケアヘッドの電極面積が1.6倍になりました。
(図はパナソニック公式ページより引用)
これにより、プレケアモードの浸透量が増加しています。
旧モデルのEH-ST86では、手塗りと比較して、ヒアルロン酸は4.9倍、コラーゲンは4.0倍の浸透量でした。
新モデルのEH-ST97では、ヒアルロン酸は5.7倍、コラーゲンは5.0倍に増えています。
そのため、EH-ST97のほうがおすすめです。
しかし、EH-ST86は生産終了になっているため、在庫の価格はST97よりも安くなっている場合があります。
ST86のプレケアモードでも、下位モデルでリズム保湿だけしたときに比べると浸透量が多いため、手頃な価格でプレケアモードを使いたいという方には、ST86もおすすめです。
EH-ST99、EH-ST98は、EH-ST97の後継機種です。
モードは、次の6モードあります。
EH-ST97と比べると、お手軽に肌ケアできるマルチモードが 追加されたのが特徴です。
また、リズム保湿モードから、リズム振動がなくなり、保湿モードになりました。
(図はパナソニック公式ページより引用)
マルチモードは、化粧品の保湿成分・ビタミンCを一度で手軽に浸透させたいときに使用する、3分の温感モードです。
ヘッドがプラスに帯電すると高分子保湿成分が肌によく浸透しますし、逆にマイナスに帯電するとビタミンCが肌によく浸透します。
そのため、「保湿モード」や「リズム保湿モード」ではヘッドがプラスに帯電するようになっていますし、ビタミンC化粧品用の「ブライトニング」モードではヘッドがマイナスに帯電するようになっています。
しかし、高分子保湿成分もビタミンCも両方含まれる化粧品ももちろんあります。
前モデルのEH-ST97では、どちらの成分を浸透させたいか自分で決めて、「保湿モード」か「ブライトニングモード」のどちらかを選んで使用するようになっています。
しかし、EH-ST99/98で搭載された「マルチモード」では、ヘッドがプラスとマイナスに交互に帯電することで、保湿成分もビタミンCも両方が浸透するようになっています。
マルチモードでは、手で塗った場合と比べて、保湿成分とビタミンCはそれぞれ1.3倍が角質層へ浸透します。
なお、保湿モードを使用すると、保湿成分は1.7倍角質層へ浸透し、ブライトニングモードを使用すると、ビタミンCは1.5倍角質層へ浸透します。
そのため、マルチモードではなく、保湿モードとブライトニングモードをそれぞれ使ったほうが、角質層に多く化粧品成分が浸透しますが、各3分かかりますので2倍の時間がかかることになります。
マルチモードでは、1回3分で両方の化粧品成分をそこそこ浸透させることができるので、時間のない時やお手軽にケアしたいときに便利な機能です。
(図はパナソニック公式ページより引用)
EH-ST99/98の「保湿モード」や、EH-ST97の「リズム保湿モード」は、どちらも電気浸透流という微弱な電流によって、化粧水や美容液などの保湿成分を肌の角質層まで届けるモードです。
リズム保湿モードでは、ヘッドがブルブルと一定のリズムで震えますが、保湿モードではリズム振動はありません。
しかし、どちらのモードも手で塗布した場合と比べ、保湿成分のグリセリンの角質層への浸透量が 1.7 倍程度で、リズム振動の有無による肌へ浸透量の差はないようです。
リズム振動はあれば心地よいかもしれませんが、なくてもかまわないと思います。
(図はパナソニック公式ページより引用)
しっかりお手入れしたい場合には、EH-ST97と同じように使えます。
スキンクリアで肌に残った汚れを取り除いて、その後、リズム保湿モードで化粧水 → リズム保湿モードで美容液またはクリーム → クールと進みます。
高分子保湿成分とビタミンCの両方を含む化粧品を使って、手軽にお手入れしたい場合にはEH-ST98で追加されたマルチモードが使えます。
高分子保湿成分を多く浸透させたい場合には、プレケア → マルチ → クールと進みます。
急いでいるときには、クールやプレケアをなくして、マルチモードだけ使うこともできます。
EH-ST99/98は、お手軽に保湿成分もビタミンCも角質層へ浸透させるマルチモードが追加されたモデルです。
マルチモードは、保湿モードとブライトニングモードそれぞれよりも化粧品成分を浸透させる力は弱いですが、お手軽にケアできるのが利点です。
平日のケアではマルチモードを使い、週末には保湿とブライトニングモードをつかって、じっくりとケアするという使いかたもできます。
日によってじっくりと肌ケアをしたり、お手軽にケアをしたりと使い分けたい方におすすめです。
EH-ST98では、EH-ST97にマルチモードが 追加されるとともに、リズム保湿モードからリズム振動がなくなり、保湿モードになりました。
また本体色は、ピンクゴールド調から、シルバー寄りのゴールド調になりました。
EH-ST97とEH-ST98の 3つの違い![導入美容器]
EH-ST99、EH-ST98は色が違うだけで性能は同じです。
EH-ST99とEH-ST98の1つの違い!本体色。[イオンブースト]
型番 | EH-ST99 | EH-ST98 |
---|---|---|
発売年 | 2021 | 2020 |
外観 |
||
特徴 | ヒアルロン酸やコラーゲンなどを角質層へ多く浸透させ、保湿効果を高められる。 | |
おすすめの方 | 日によって、時間をかけてじっくりと肌ケアをしたり、お手軽にケアをしたりと、使い分けたい方。 | |
参考価格 | ¥25,980〜(2024/11/21 10:38) |
¥31,400〜(2024/11/21 19:25) |
EH-XT21はパナソニック ビューティ プレミアムの1モデルです。
通常の製品と異なり、取り扱い店舗が限られています。通販はPanasonic Storeで取り扱いがあります。
モードは、次の4モードです。
プレケアヘッドとプレケアモードはありません。
リズム保湿モードではなく、EH-ST66と同じ保湿モードとなっていますが、こちらはコットンはありでもなしでも使えます。
ブライトニングコースはブライトケアモードと同等のものです。
EH-ST76にスペシャルケアモード②③が追加されたのに近いモデルと言えます。
付属品は、EH-ST76にはスタンドは付属しませんが、EH-XT21にはスタンドが付属します。
2分の温感の後に、1分の冷感が続く計3分のコースです。冷感・温感は自動で切り替わります。
温感では、美容液やクリームを使います。冷感では化粧品を使いません。
これにより、ハリ感のある引き締まった肌を目指します。
保湿モードで化粧水を浸透させた後に、このモードで仕上げることが想定されています。
EH-ST76では、リズム保湿モードで美容液やクリームを角質層へ浸透させて、最後にクールモードで肌をすっきりさせますが、合計5分かかります。
それをこの3分のハリ・弾力コースで置き換えることで、より短時間で肌ケアを行うことができます。
もし、しっかり肌ケアをしたい場合は、EH-XT21でも保湿モードのあとに、クールモードを行うことで合計5分になります。
毎日のことですので、自動で温感・冷感が切り替わり、短時間でケアできるコースが付いているのは嬉しいですね。
クリア肌コースは、2分の温感の後に、1.5分の冷感、1.5分の温感が続く計5分のコースです。冷感・温感は自動で切り替わります。
温感では、マッサージクリームやクリーム状マスク、シートマスクを使用します。
このコースも、保湿モードで化粧水を浸透させた後に仕上げとして行うことが想定されています。
これにより、いきいきと明るい肌を目指します。
短時間で肌ケアを仕上げられるハリ・弾力コースや、マッサージクリームやマスクを使った仕上げ用のクリア肌コースが入ってるのが特徴です。
それぞれのコースは、保湿モードやクールモードで代替することも可能ですが、自動で温感・冷感が切り替わるのは便利です。
またボディは高級感のある黒色で、スタンドも付きます。
コスパを考えるとEH-ST76に軍配が上がりますが、しかし高級感がある方が良いという方や、他の人と違うモデルが欲しいという方におすすめのモデルです。
EH-XT40はパナソニック ビューティー プレミアムの1モデルです。
EH-XT21と同様に取り扱い店舗が限られています。通販はPanasonic Storeで取り扱いがあります。
モードは、次の6モードです。
EH-ST97にスペシャルケアモードを加えたモデルとなっています。
スペシャルケアモードについてはEH-XT21で紹介したものと同じです。
プレケアヘッドがEH-ST97よりも性能が良いものになっています。
EH-ST97では、プレケアモードをリズム保湿モードの前に使用すると、手塗りに比べてヒアルロン酸は5.7倍、コラーゲンは5.0倍の角質層への浸透量がありました。
このEH-XT40では、ヒアルロン酸は8倍、コラーゲンは5倍の浸透量があります。
ヒアルロン酸については浸透量が多くなりますので、浸透量を重視する方にはおすすめのモデルです。
ただ価格はずっと高くなりますので、コスパがよいのはEH-ST97の方かと思います。
性能で一番おすすめなのは、やはりプレケアモードのあるEH-ST99/98/97です。
プレケアなしだと、ヒアルロン酸とコラーゲンは手塗りの1.6~1.9倍程度しか浸透しませんが、EH-ST98のプレケアを使用すると5.0と5.7倍浸透するというのは、劇的な違いです。
分子量の小さい水・グリセリン・ビタミンCであれば、下位モデルでも美容成分を角質層へ浸透させることができますが、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの分子量の大きい成分はプレケアモードで通り道を作ってあげないと浸透させづらいです。
(図はパナソニック公式ページより引用)
プレケアヘッドが別に搭載されているせいか、正直なところ価格は高いと思いますが、しかしプレケアモードの効果は大きく、EH-ST99/98/97はそれだけの価値があるモデルだと思います。
一方で、毎日の肌ケアはもっと手軽に済ませて、特別な肌ケアがしたくなったらエステに行くという方もいらっしゃるかもしれませんね。
プレケアモードがいらないという方には、プレケアモードが省かれたEH-ST78, 76か、EH-ST66(あるいはその同シリーズ)がおすすめです。
この2シリーズの実質的な違いは、ひんやりとするクールモードがあるかないかというだけですので、肌への効果を考えるとどちらを選んでもよい思います。
ひんやり感を楽しみたいという方は、EH-ST78または同シリーズのEH-ST76, EH-ST75がおすすめですし、いらないという方はEH-ST66、EH-ST65、EH-63がおすすめです。
さらに下位モデルのEH-ST53は、ビタミンCを含む化粧品用のブライトニングモードがありません。
ビタミンCを含む化粧品を使わないという方には、EH-ST53も良いと思います。
分子量の小さい水・グリセリンだけの浸透力を考えると、上位モデルと性能は変わりません。
そのため、水・グリセリンを角質層へ浸透させられれば保湿は十分という方には、EH-ST53がおすすめです。
まとめると、肌への効果という点だけを考えるなら、ヒアルロン酸やコラーゲンもたくさん角質層へ浸透させたいという方にはEH-ST98がおすすめで、価格がちょっと高いなあという方には、クールモードやブライトニングモードが付いたEH-ST78、あるいは品切れになっていなければEH-ST53がおすすめです。
パナソニック ビューティ プレミアムのEH-XT21とEH-XT40は、コスパはあまり良くないと思いますが、高級感のある製品がよいという方や、プレゼント用に購入したいという方におすすめです。
型番 | EH-ST99 | EH-ST98 | EH-ST97 | EH-ST86 | EH-ST78 | EH-ST76 | EH-ST75 | EH-ST66 | EH-ST65 | EH-ST63 | EH-ST53 | EH-XT40 | EH-XT21 |
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発売年 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | 2020 | 2018 | 2017 | 2018 | 2017 | 2016 | 2016 | 2018 | 2017 |
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参考価格 | ¥25,980〜(2024/11/21 10:38) |
¥31,400〜(2024/11/21 19:25) |
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− | − | − | ¥21,500〜(2024/11/21 10:38) |
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特徴 | EH-ST98の色違い。同性能。 | お手軽ケア用の「マルチモード」が追加され計6モードになる。リズム保湿モードが「保湿モード」になる。 | EH-ST86の後継モデルで、プレケアモードの浸透量が2割ほど高まる。 | 背面にプレケアヘッドを搭載。ヒアルロン酸やコラーゲンなどの美容成分を角質層まで浸透しやすくする効果がある。 | 「保湿リズムモード」からリズム振動がなくなり、EH-ST66と同じ「保湿モード」になる。 | ひんやり冷たいクールモードを搭載。「保湿モード」と「温感リズムケアモード」は保湿リズムモードにまとまる。 | マイナスに帯電したヘッドでビタミンCを角質層へ浸透させるブライトニングモードを搭載。EH-ST63と65, 66は同じ性能。 | スタンダードモデル。肌に残った汚れを取り、化粧水または美容液やクリームを角質層へ浸透させる基本の3モードを搭載。 | ビューティープレミアムの製品。プレケアモードでヒアルロン酸の角質層への浸透量がEH-ST97よりも高まる。 | ビューティープレミアムの製品。自動で温感・冷感が切り替わるハリ・弾力、クリア肌コースを搭載。 | |||
おすすめの方 | 日によって、じっくりと肌ケアをしたり、お手軽にケアをしたりと使い分けたい方。 | 肌の乾燥が気になる方。ヒアルロン酸やコラーゲンもしっかり角質層まで届けて、保湿効果を高めたいという方。 | クールモードで肌の引き締め感を得たり、暑い時期にスッキリしたい方。 | ビタミンCを含む化粧品を使用している方。肌のキメや透明感、明るさが気になる方。 | 日常の肌ケアをランクアップさせたい方。シンプルな機能で十分という方。 | 浸透量を特に重視する方、高級感があるモデルをお探しの方。 | 時短で肌ケアをしたい方や、高級感があるモデルをお探しの方。 | ||||||
型番 | EH-ST99 | EH-ST98 | EH-ST97 | EH-ST86 | EH-ST78 | EH-ST76 | EH-ST75 | EH-ST66 | EH-ST65 | EH-ST63 | EH-ST53 | EH-XT40 | EH-XT21 |
モード | スキンクリア 保湿 マルチ |
スキンクリア 保湿 マルチ |
スキンクリア リズム保湿 |
スキンクリア リズム保湿 |
スキンクリア 保湿 |
スキンクリア リズム保湿 |
スキンクリア リズム保湿 |
スキンクリア 保湿 温感リズムケア(1,2) |
スキンクリア 保湿 温感リズムケア(1,2) |
スキンクリア 保湿 温感リズムケア(1,2) |
スキンクリア 保湿 温感リズムケア(1,2,3) |
スキンクリア リズム保湿 |
スキンクリア リズム保湿 |
モード(続き) |
ブライトニング
クール
プレケア
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ブライトニング
クール
プレケア
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ブライトニング
クール
プレケア
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ブライトニング
クール
プレケア
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ブライトニング
クール
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ブライトニング
クール
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ブライトニング
クール
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ブライトニング
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ブライトニング
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ブライトニング
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ブライトニング
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プレケア
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クール
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スペシャルケア
1.ハリ・弾力 |
スペシャルケア
1.ブライトニング
2.ハリ・弾力 |
公式ページ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
パナソニックの導入美顔器 イオンブーストを紹介しました。
どのモデルも、保湿モードやリズム保湿モードでは、手で塗布する場合より、より角質層へグリセリンなどの化粧成分を届けることができます。
日常の肌ケアをグレードアップさせることができますので、ぜひ試してみてくださいね。
以上、イオンブースト各機種の性能を一覧表で比較。でした。