けむらん亭でトースト、焼き肉、焼き芋、ステーキを焼く方法。

パナソニックのけむらん亭、フィッシュロースター NF-RT800や、スモーク&ロースター NF-RT1000でトースト、焼き肉、ステーキ、焼き芋は作れるのでしょうか。

ここでは焼き方を紹介しています。

フィッシュロースター NF-RT800
    スモーク&ロースター NF-RT1000

    トースト

    トーストは、けむらん亭で焼くことができます。

    食パンをトーストするには、NF-RT1000では280℃で5分前後、NF-RT800では焼き加減「高」で5分前後加熱します。

    食パンの厚みや上にのせる具材、室温によって適宜調整します。

     

    ただ、おいしく焼けるというわけではないようで、カタログや説明書ではトーストが焼けるとは書いてありません。

    けむらん亭には遠赤外線ヒーターが搭載されているため、パンの外側をこんがり焼くのには適していると思われますが、内部のコートがトースターのように熱を反射させるのに適した素材ではないため、焼きムラができやすいのではないかと推測されます。

    焼きムラについて気にしないのであれば、トースターの代わりとして十分使えるでしょう。

     

    また庫内が魚の油で汚れている場合には、トーストが魚臭くなるかもしれません。しかし、これはほかのトースターやグリルでも起きることです。

     

    なお惣菜パンの場合は、近赤外線ヒーターが搭載されていないため、皮はパリッと焼けても中心部まで温まりにくいと思われます。

    惣菜パンは電子レンジで軽く中心部を温めてから、けむらん亭で焼くとよいかもしれませんね。

    焼き肉

    焼き肉も、けむらん亭で焼くことができます。

    説明書のメニュー例にも載っていますが、例えば「牛タン塩焼き」や「牛肉のねぎみそ焼き」を作ることができます。

     

    牛タン塩焼きは、塩をふったタン6枚分を焼き網に並べ、NF-RT800では焼き加減「中」、NF-RT1000では280℃で、4~6分焼きます。

    牛肉のねぎみそ焼きは、厚み1 cmの牛肉を6枚分(300 g)を焼き網に並べ、次の材料を混ぜて作ったタレを塗るように乗せます。

    • 白ネギ 1本
    • みそ 大さじ2
    • すりごま 大さじ3
    • 砂糖 大さじ2
    • 卵黄 1個分

    そして、NF-RT800では焼き加減「弱」、NF-RT1000では250℃で、10~15分焼きます。

    味噌が焦げやすいので、タレをつける場合には弱いパワーで焼くのですね。

     

    NF-RT1000では遠赤外ブラックヒーターと備長炭コートで七輪のように焼くことができるので、焼き肉はおいしくできそうですね。

    ステーキ

    ステーキも焼き肉同様に、遠赤外線ヒーターを活用して焼くことができます。

    説明書のメニュー例にはステーキは載っていませんが、フランクフルトや、鶏もも肉のメニューは載っていますので、これを参考にします。

     

    フランクフルトは、表面に切れ目を入れてから、4本を焼き網に並べます。NF-RT800では焼き加減「中」、NF-RT1000では280℃で、8~10分焼きます。

    鶏もも肉を焼くには、約15 cm×10 cm・重さ約250gのもも肉1~2枚に、皮面にフォークで穴をあけ、塩・こしょうをふって焼き網に並べます。焼き加減「中」、オートメニュー「とり肉」で焼きます。焼き時間の目安は15~20分です。

    大きい骨付きもも肉の場合は、焼き加減「強」、オートメニュー「とり肉」で焼きます。

     

    フランクフルトや、一枚250 gの鶏もも肉、さらに大きい骨付きもも肉も焼くことができるので、ある程度厚みのある牛肉ステーキでも焼けると思われます。

     

    ただ、厚みのある牛肉ステーキの場合は肉汁が外に流出しやすいため、おいしく焼くのは難しいでしょう

    ガスコンロとフライパンを使って強い火力で焼いた方が、おいしく焼けると思います。

    中まで火を通すのにけむらん亭を使う場合には、表面をフライパンで先に焼いておくとよいと思います。

     

    フランクフルトや鶏もも肉は、皮がついており肉汁が外に出にくい材料です。けむらん亭で肉を焼くには、このような材料が向いていることがわかります。

    焼き芋

    焼きいもは、オートメニューの「焼きいも」を使用して焼くことができます。

    サツマイモは直径5 cm以下のものを使います。

    破裂防止のため、さつまいもの表面に竹串などで穴を開けるようにします。

     

    直径4 cm程度のさつまいもは、焼き芋オートメニューの焼き加減「中」を使用します。

    直径5 cm程度の大きめのさつまいもでは、焼き芋オートメニューの焼き加減「強」を使用します。

    焼き時間の目安は23~25分です。

    まとめ

    パナソニックのけむらん亭、フィッシュロースター NF-RT800や、スモーク&ロースター NF-RT1000では、トースト、焼き肉、ステーキ、焼き芋などを作ることができます。

    トーストやステーキについては、推奨されているメニューではなく、焼きムラや肉汁の流出が起きておいしく焼けるわけではなさそうですが、こだわらない場合には調理に使うことができるでしょう。

     

    けむらん亭は、遠赤外線のヒーターが採用されておりパリッと焼くことができますし、煙や臭いが出にくいですので、いろいろな材料の調理に活用していきたいですね。

     

    以上、けむらん亭でトースト、焼き肉、焼き芋、ステーキを焼く方法。でした。

    フィッシュロースター NF-RT800
      スモーク&ロースター NF-RT1000