東芝のGR-W15BZ1とGR-W15BSは、どちらも定格内容積 153 Lの2ドア冷蔵庫です。幅 47.9 cmで一人暮らしのキッチンにも置きやすく、冷蔵室の3段ガラス棚や耐熱 100℃テーブルボードなど、使いやすい工夫が共通しています。どちらも自動霜取りに対応します。
これらの商品は何が異なるのでしょうか。わかりやすく紹介します。
3つの違い
GR-W15BZ1はAmazon限定モデル、GR-W15BSは一般モデルです。
発売年月は次の通りです。
- GR-W15BZ1:2025年1月
- GR-W15BS:2024年12月
違いを一言で書くと、省エネ・静音・色名の3点が異なります。
2つの機種は、具体的には次の点が異なります。
- 運転コスト(年間消費電力量):GR-W15BZ1 298 kWh/年。GR-W15BS 270 kWh/年。年間の電気代はBSが少なめ。
- 静音・駆動方式:GR-W15BZ1 23dB?。GR-W15BS 約 19 dB。
- カラー(黒系のトーン):GR-W15BZ1 セミマットブラック(K)。GR-W15BS エクリュブラック(KT)。
電気代や静音を優先する方にはGR-W15BSが良いでしょう。
GR-W15BZ1は、GR-W15BSの旧モデルGR-V15BSと仕様が似ています。旧モデルのモデル名を変更したものかもしれません。
一覧表で比較すると次のようになります。
項目 | GR-W15BZ1 | GR-W15BS |
---|---|---|
発売年月 | 2025年1月 | 2024年12月 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
運転コスト(年間消費電力量) | 298 kWh/年 | 270 kWh/年 ◎ |
静音・駆動方式 | (23dB?)/インバーター搭載 | 約 19 dB ◎/インバーター搭載 |
黒系カラーの名称 | セミマットブラック(K) | エクリュブラック(KT) |
参考価格 | セミマットホワイト: ¥39,970〜(2025/09/04 19:17) セミマットブラック: ¥39,970〜(2025/09/04 19:17) | セミマットホワイト: ¥37,660〜(2025/09/04 19:17) エクリュブラック: ¥37,680〜(2025/09/04 19:17) |
違いの詳細
違いについて詳しく見ていきましょう。
運転コスト(年間消費電力量)
GR-W15BZ1は 298 kWh/年で、GR-W15BSは 270 kWh/年です。
電力使用量は数値が小さいほど電気代が下がります。一般的に 1 kWhあたりの電気料金を約 31 円とすると、差は年間でおよそ 860 円程度です。差は小さくはないので、電気代を抑えたい方はGR-W15BSが良いでしょう。測定方法は家庭用品品質表示法に基づく方式で、同条件で比べられるので目安になります。サイズや容量は同じなので、運転コストだけを比べやすいのもポイントです。
長く使用する前提で少しでも省エネを重視する方にはGR-W15BSを検討するとよいでしょう。家電の消費電力差は使用環境で前後することもありますが、冷蔵庫は数値差がそのまま出やすい項目です。
- 年間消費電力量はGR-W15BSが少ない
- ランニングコスト重視ならGR-W15BSがおすすめです
静音・駆動方式
GR-W15BZ1の騒音値は23dB。一方、GR-W15BSは約 19 dBです。どちらもインバーターを搭載しています。
デシベルは音の大きさの単位で、20 dB前後はささやき声程度とされます。約 19 dBはかなり静かな部類で、ワンルームでも音が気になりにくいでしょう。インバーターは運転の強さを細かく制御するしくみで、効率を高めて静音にもつながります。実用上は、夜間の寝室近くに置く場合や静かさを重視する場合、GR-W15BSが魅力です。
- 静かさ重視ならGR-W15BSが安心です
カラー(黒系のトーン)
GR-W15BZ1はセミマットブラック(K)で、GR-W15BSはエクリュブラック(KT)です。
一般的には、エクリュブラックは少し柔らかい印象の黒(生成りを感じる黒)で、セミマットブラックはよりはっきりとした黒という意味ですが、実際の見え方は照明にもよりますので、色にこだわりたい方は店頭販売もされているGR-W15BSについては実物を見に行くとよいでしょう。
おすすめはどちら
2つの機種は次の点が異なります。
- 年間消費電力量(運転コスト)
- 騒音
- 黒系カラーの名称
電気代と静音を重視する場合はGR-W15BSをおすすめします。ワンルームや寝室に近い場所に置くなら、約 19 dBの静かさは魅力です。
通販で安価な製品を選びたい場合は、GR-W15BZ1をおすすめします。
どちらも幅 47.9 cmのスリムサイズで、耐熱 100℃テーブルボードを備え、電子レンジを上に置いて使いやすい点は共通です。
GR-W15BZ1
- 東芝(TOSHIBA)
- 価格¥39,970(2025/09/04 19:17時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
- 東芝(TOSHIBA)
- 価格¥39,970(2025/09/04 19:17時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
GR-W15BS
- 東芝(TOSHIBA)
- 価格¥37,660(2025/09/04 19:17時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
- 東芝(TOSHIBA)
- 価格¥37,680(2025/09/04 19:17時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
一覧表で詳細比較
主な仕様を一覧表で詳細に比較すると次のようになります。
項目 | GR-W15BZ1 | GR-W15BS |
---|---|---|
発売年月 | 2025年1月 | 2024年12月 |
外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
定格内容積 | 153 L | 153 L |
冷蔵室/冷凍室 | 110 L / 43 L | 110 L / 43 L |
外形寸法 | 幅 47.9 cm × 奥行 58.2 cm × 高さ 126.9 cm | 幅 47.9 cm × 奥行 58.2 cm × 高さ 126.9 cm |
製品質量 | 約 40 kg | 約 37 kg |
年間消費電力量 | 298 kWh/年 | 270 kWh/年 ◎ |
静音の目安 | (約 23 dB?) | 約 19 dB ◎ |
駆動方式 | インバーター搭載 | インバーター搭載 |
天板 | 耐熱 100℃ テーブルボード | 耐熱 100℃ テーブルボード |
ドア開き/ドア数 | 右開き / 2ドア | 右開き / 2ドア |
カラー | ホワイト(W)、セミマットブラック(K) | ホワイト(W)、エクリュブラック(KT) |
参考価格 | セミマットホワイト: ¥39,970〜(2025/09/04 19:17) セミマットブラック: ¥39,970〜(2025/09/04 19:17) | セミマットホワイト: ¥37,660〜(2025/09/04 19:17) エクリュブラック: ¥37,680〜(2025/09/04 19:17) |
まとめ
東芝のGR-W15BZ1とGR-W15BSは、どちらも幅 47.9 cmのスリムな2ドアで、冷蔵室の3段ガラス棚や耐熱 100℃テーブルボードなど、毎日使いやすい特徴をそなえています。自動霜取りで手入れもしやすい設計です。
選び方のポイントは、運転コストと静音、そして黒系カラーの雰囲気です。
別売品
どちらの機種でも使える純正の冷蔵庫転倒防止ベルト(部品コード 44092279)があります。冷蔵庫背面の取っ手に通して壁や柱へ固定するもので、地震時の転倒を減らす目的のアクセサリーです。
参考文献
- 東芝ライフスタイル:GR-W15BS 製品ページ(仕様・機能・色) (東芝ライフスタイル)
- 東芝ライフスタイル:冷蔵庫 取扱説明書ダウンロード一覧 (Toshiba Living)
GR-W15BZ1
- 東芝(TOSHIBA)
- 価格¥39,970(2025/09/04 19:17時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
- 東芝(TOSHIBA)
- 価格¥39,970(2025/09/04 19:17時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
GR-W15BS
- 東芝(TOSHIBA)
- 価格¥37,660(2025/09/04 19:17時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
- 東芝(TOSHIBA)
- 価格¥37,680(2025/09/04 19:17時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る