ウエスタンデジタルのWD Blueは、デスクトップPC向けハードディスクならとりあえずこれを買っておけば問題ない、というくらい安心感のあるブランドです。
ここでは、2019年発売6TBモデルであるWD60EZAZ-ECとWD60EZAZ-RTの違いについて紹介します。
WD60EZAZ-ECとWD60EZAZ-RTの違い
ECはAmazonなどで取り扱いのある限定モデルで、RTは通常のモデルです。
ECはエコパッケージあるいはeコマースの略で、RTはリテールの略と思われます。
WD60EZAZ-ECとWD60EZAZ-RTの2つは、ハードディスク本体は同じもので、性能に違いはありません。
保証期間も同じです。
違うのは梱包くらいで、ECでは内装はエアクッションで外装はダンボール、RTは内装も外装もダンボールということです。
次の画像は、ECのパッケージです。
本体に違いはないため、安い方を選ぶと良いでしょう。
型番 | WD60EZAZ-EC | WD60EZAZ-RT |
画像 | ![]() |
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参考価格 | ¥10,101 | ¥10,310 |
WD60EZAZと前モデルWD60EZRZの違い
WD60EZAZの記録方式はSMRです。前モデルのWD60EZRZはCMRでした。
SMRでは、CMRにあるガードバンドという記録領域保護のための空白領域も使って、瓦屋根のようにデータを重ねて記録するため、30%ほど記憶領域を増やせる仕組みです。2TB以上のプラッタ製品で採用されていると言われます。
SMRでは、数十GBの大量のランダム書き込みを連続して行うと転送速度低下が起こるという話があり敬遠する方もいますが、こういう使い方になることは通常はないと思われますので気にしなくても良いでしょう。
どちらにしてもWD60EZRZは、生産終了で入手しづらく、価格も高くなっています。
他にはWD60EZAZでは、キャッシュが64GBから256GBになり、最大内部転送レートは170 MB/sから180MB/sに早くなり、プラッタは1TB 6枚から、2TB 3枚になりました。
まとめ
ウエスタンデジタルのWD Blue 2019年6TBモデルWD60EZAZ-ECとWD60EZAZ-RTの違いは、梱包くらいで、本体性能に違いはありません。
価格が安い方を選ぶと良いでしょう。
以上、WD60EZAZ-ECとWD60EZAZ-RTの違い!でした。