秋月で2ヶ100円で売っていた「圧電スピーカー(2個入) SPT08」をならしてみた。そして、導通チェック用ブザーとしてテスタに組み込んだ。
発振回路は、トランジスタ二つの無安定バイブレータ。二安定なのは発振と言うのかしらないけど、波形はフラット->充電立ち上がりというふうで、高周波成分がたくさん入ってる。写真取り忘れた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF
http://hobby_elec.piclist.com/ckt7.htm
写真撮った。上がGND(=エミッタ)とベース間の電圧、下がGNDとコレクタ間電圧。
ベースに10k, コレクタに1kΩ抵抗を接続し、このコレクタに接続した抵抗に並列にこのブザーをつないだ。コンデンサには、104の積セラをつかう。だいたい640Hzとなった。Aが400とか402Hzだから、それよりちょっと高いくらい。
ブレッドボード上でテストしたのち、紙エポキシ蛇の目基盤に載せた。載せた後、ニッパでばりばり周りの無駄な基盤を切り取り、テスタに入る大きさにした。1.5V電池でも駆動するか確認する。音は小さいが十分である。大きすぎても電池の減りが多くて困る。
テスタの内部スペースは余裕があり、これくらいのものなら楽に押し込むことができた。これで、テスタの指示値をいちいち確認することなく導通チェックができるようになった。
のちに、ブザーが20000pF@120Hzのコンデンサであることを仕様書で読み、コンデンサ部にブザーをコンデンサの代わりに入れてみた。容量が変わり周波数も1kHzとなったが、これでも音が鳴った。こうすると部品点数を減らすことができる。