各所で冷陰極管インバータ回路として数百円で売られている基盤の回路を調べてみました。端にEF-002と書いてありますが、これが基盤の名か?
コイル・トランスを取り出したところ。インダクタについては測るものを持っていないので、発振器が動くようになったらまた追記します。190uHでした。
回路はwikipedia http://en.wikipedia.org/wiki/CCFL_inverterに載っている一番基礎の回路と同じで、それにICプロテクタICP-F25Wが電源直下に追加で入っており、ベース抵抗はそれぞれ一本ずつの二本という構成になっていました。
電源のデカップリングコンデンサは25V47uF
ベース抵抗は4k7
Qは2SC2235
フィルムコンデンサは0.068uF400V
二次側のキャパシタは33pF3kV
一次側巻線は直流抵抗0。太い線。
二次側巻線は直流抵抗250Ω。細い線。
おいおいトランスの巻線比も交流を印加して調べようと思います。
一次側は3 uH、二次側は6.7 mHでした。一次側のトランジスタのベースにつないである部分は0.8uH程度です。同じコアに巻かれているので、一次側と二次側の巻線比は3:6700 = 1:2230ということでよいのだろうか、、。
とりあえず、10 MOhmの負荷を二次側につないで 2 Vp-p,350 kHzを入力すると(入力インピーダンスが低くちゃんとドライブ出来ていませんでしたが)、出力は46 Vp-pでした。
L1 = 3 uHとC1 = 0.068 uFということは、1/(2pisqrt(L1*C1)) = 350 kHzで一次側は発振する設計になっているようです。
二次側の周波数は負荷によるそうです。