パナソニックのテレビドアホンVL-SE35KF, VL-SE35KL, VL-SE35XL, VL-SZ35KFは、よく似ていて、何が違うかわかりにくいですよね。どこが違うのか、わかりやすく紹介します。
[参考] パナソニックのテレビドアホン 34機種一覧比較。おすすめは?
VL-SE35KFとVL-SZ35KFは同じ
まず、VL-SE35KFとVL-SZ35KFは販売店(流通)が異なるだけで、商品は同じものです。説明書も同じものになっています。
VL-SE35KF, KL, XLの違い
VL-SE35シリーズの3つの機種は、最後の2つのアルファベットだけ異なります。
これらは親機にAC100Vコードが付属しているかと、子機が標準レンズか広角レンズかの2点で異なります。
それぞれ次のようになっています。
- KFは、AC100Vコードあり(コード式)で、広角レンズ
- KLは、AC100Vコードあり(コード式)で、標準レンズ
- XLは、AC100Vコードなし(直結式)で、標準レンズ
また、標準レンズの子機は本体色がゴールド色、広角レンズの子機は本体色がシルバー色になっています。
表にまとめると次のようになります。
AC100Vコードが付属するコード式のものは、次のように親機背面にコードがつながっています。
ACコードが付属していれば電気配線工事が必要ないため、電気工事士の資格なしでも親機を設置できるのは利点です。
このコードを取り外せば、電源直結式と同じ形状になります。
どの機種も あんしん応答機能付き
どの機種にも留守電のようにドアホンが応答してくれる「あんしん応答」機能が搭載されています。見知らぬ訪問者でも、何の用かと思ってインターホンで出てみたら、長い勧誘の話が始まってしまった、という経験がある方も多いと思います。
そこで、見知らぬ訪問者には「あんしん応答」機能を使用することで、本当に応対すべき訪問者なのかどうかを判断することができます。望まない訪問者の場合は無視することもできます。勧誘が煩わしいという方におすすめの機能です。
もちろん留守中の訪問者の方にメッセージを残してもらうこともできますので便利です。
どれがおすすめか
広角レンズの子機が付属するVL-SZ35KFかVL-SE35KFがおすすめです。
標準レンズの機種では訪問者がカメラから離れて立ってしまうと訪問者が映りませんが、広角レンズの機種であればたいてい映るからです。
勧誘に来る訪問者の中には不自然なくらいカメラから離れて立つ方がいますが、私は広角レンズのVL-SE35KFを使っているので、そういう場合でもしっかりと映りました。そういう訪問者の場合は、あんしん応答機能で居留守をすることで、無駄な対応を避けられています。
VL-SE35KFやVL-SZ35KFは、最廉価シリーズであるVL-SE30と比べると8千円前後高いですが、あんしん応答機能や、広角レンズなど実用的な機能がついており、特におすすめです。ドアホンは一度交換すると何年もつかうものですので、少し良いものを選ぶと良いと思います。
VL-SE35KFとVL-SZ35KFは流通経路が異なるだけで、性能は同じですので、安い方を選ぶと良いでしょう。
カメラは標準レンズで十分で、価格を重視するという方には、VL-SE35KLかVL-SE35XLがおすすめです。ACコードもいらないという方はVL-SE35XLが良いでしょう。
価格は次のようになっています。
型番 | VL-SZ35KF | VL-SE35KF | VL-SE35KL | VL-SE35XL |
外観 |
||||
参考価格 | ¥23,000〜(2024/11/21 02:48) |
− | ¥19,980〜(2024/11/21 02:48) |
¥19,800〜(2024/11/21 02:48) |
AC100Vコード | あり(コード式) | なし(直結式) | ||
子機のレンズ | 広角 | 標準 |
まとめ
パナソニックのテレビドアホンVL-SE35KF, VL-SE35KL, VL-SE35XL, VL-SZ35KFの違いは、AC100Vケーブルの付属の有無と、子機のレンズが広角かどうかです。広角レンズが採用されているVL-SE35KFかVL-SZ35KFがおすすめです。
以上、テレビドアホンVL-SE35KF, VL-SZ35KF, VL-SE35KL, VL-SE35XLの違い!でした。
[参考] パナソニックのテレビドアホン 34機種一覧比較。おすすめは?