KI-LS50とKI-HS50はどちらもシャープのプラズマクラスター25000を搭載した加湿空気清浄機です。
この2つのモデルは何が異なるのでしょうか。
違いは2つあります。わかりやすく紹介します。
なお次のページではシャープの空気清浄機32モデルについて一覧表で比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
2つの違い
KI-LS50は2019年モデルで、KI-HS50は2017年モデルです。
これらのモデルの違いは次の2点です。
- 3段階PM2.5モニターの有無
- みはり機能の有無
KI-LS50のほうが新しいモデルですが、PM2.5モニターとみはり機能がなくなりました。
他の機能や、加湿と空気清浄の基本性能は同じです。
表で比較すると次のようになります。
品番 | KI-LS50 | KI-HS50 |
発売年 | 2019 | 2017 |
画像 |
||
参考価格 | グレー: − ホワイト: ¥39,800〜(2024/11/21 23:10) |
グレー: − ホワイト: − |
3段階PM2.5モニター | – | ◯ |
みはり機能 | – | ◯ |
おすすめ畳数 | ~ 13 畳 | |
最大風量 | 5.1 ㎥/分 | |
加湿量 | 550 mL/h | |
水タンク容量(約) | 2.5 L | |
フィルター | 静電HEPAフィルター(10年間交換不要) ダブル脱臭フィルター(10年間交換不要) プレフィルター/使い捨てプレフィルター |
|
センサー | 高感度ホコリ ニオイ 温度 湿度 照度 |
|
モード | 自動/強/中/静音 花粉 おやすみ パワフルショット 効果実感 |
|
後ろルーバー自動開閉 | ◯ | |
外形寸法 (mm) | 幅345×奥行262×高さ631 | |
質量 | 8.9 kg |
3段階PM2.5モニターとは
KI-HS50に搭載されている3段階PM2.5モニターは、本体のモニター部にあり、部屋の空気のPM2.5量を色で表示してくれるものです。
PM2.5は、次のようなものにも含まれます。
- タバコや線香などの煙
- 調理時に発生する煙
- 自動車などの排気ガス
次がKI-HS50のモニター部です。
下段の左から3つめが、PM2.5モニターです。
この部分はPM2.5量に応じて、次のように色が変わります。
PM2.5量が多くなると、文字が赤色になります。
モニター部の上段にある「きれいモニター」では、大きなホコリや小さなホコリ、ニオイなどの部屋の空気の総合的な汚れ具合が表示されますが、PM2.5モニターではホコリの中のPM2.5などの微小な粒子の量を表示してくれます。
KI-HS50では、PM2.5の量の目安もひと目でわかるので便利ですね。
一方で、KI-LS50のモニター部は次のようになっており、PM2.5モニターはなくなっています。
ただ、KI-LS50もKI-HS50も、下段右端の数値モニターで、湿度/温度/PM2.5濃度/24時間電気代のいずれか一つを数値で表示することができます。
そのため、KI-LS50でもPM2.5の量を数値モニターで表示するようにすれば、PM2.5の量を知ることはできます。
みはり機能とは
KI-HS50に搭載されている「みはり機能」とは、部屋の温度・湿度に注意が必要な状態をセンサーが検知し、ランプの色と音でお知らせする機能です。
みはり機能ON(お知らせ音あり)・みはり機能ON(お知らせ音なし)・みはり機能OFFの3種類から設定できます。
みはり機能には「高温・高湿みはり」と「乾燥・低温みはり」の二種類があります。
高温・高湿みはり
「高温・高湿みはり」では、高温・高湿になると、音とランプの色でお知らせをして、おまかせ運転中などの場合には加湿機能が止まります。
熱中症を防止する機能ではないということですが、補助的に使用することが想定されています。
乾燥・低温みはり
「乾燥・低温みはり」では、ウイルスの生存しやすい湿度・温度になると、音とランプの色でお知らせをして、おまかせ運転中などのときには、風量を少し強めて加湿「入」で運転を始めます。
乾燥したことを感知して、加湿機能を起動してくれるのは親切ですね。
どちらがおすすめか?
以上のように、KI-HS50には3段階PM2.5モニターとみはり機能が付いていますが、KI-LS50には付いていません。
他の性能については同じです。
そのため、この2つ機能に価格差だけの価値があるか、というのが選択する際の基準になるでしょう。
この記事の執筆時点では、KI-LS50のほうが新製品ということもあり、KI-HS50よりも高くなっています。
性能が高いKI-HS50のほうが安いため、KI-HS50のほうがおすすめです。
今後、KI-LS50のほうが安くなってきた場合には、KI-LS50も検討する価値も出てくるかもしれません。
どちらのモデルも、スマホでお部屋の空気の状況を知ることができるスマホアプリCOCORO AIRに対応しており、温度・湿度などの履歴が確認できるのが面白いと思います。
価格は次のようになっています。
品番 | KI-LS50 | KI-HS50 |
3段階PM2.5モニター |
– | ◯ |
みはり機能 | – | ◯ |
グレー | − |
− |
ホワイト | ¥39,800〜(2024/11/21 23:10) |
− |
まとめ
シャープのプラズマクラスター25000を搭載したKI-LS50とKI-HS50の違いを紹介してきました。
加湿空気清浄機の基本性能は同じですが、KI-HS50には3段階PM2.5モニターとみはり機能が付いており、KI-LS50には付いていません。
KI-HS50のほうが前のモデルですが、性能がよく、執筆時点では安くなっていますのでおすすめです。
なお次のページではシャープの空気清浄機32モデルについて一覧表で比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
以上、KI-LS50とKI-HS50の2つの違い!でした。
参考
KI-LS50
クラスター
25000
適用床面積
~23 畳
550
mL/h
実感
ショット
フィルター
循環気流
センサー
LAN
デジタル
表示
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KI-HS50
クラスター
25000
適用床面積
~23 畳
550
mL/h
実感
ショット
フィルター
循環気流
センサー
LAN
デジタル
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