パナソニックの衣類スチーマーNI-FS410とNI-FS560は何が異なるのでしょうか。
違いは5つあります。わかりやすく紹介します。
次のページでは、パナソニックの衣類スチーマー10モデルについて一覧表で機能を比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
5つの違い
NI-FS410とNI-FS560はどちらも2020年モデルです。
NI-FS410はベーシックモデルで、NI-FS560は中級モデルという位置づけです。
違いは次の5点です。
- 立ち上がり時間
- スチームの出る角度
- ワイドスチームの有無
- 瞬間3倍パワフルスチームモードの有無
- 自動ヒーターオフの有無
具体的にどう違うのか、表で比較してみましょう。
モデル | NI-FS410 | NI-FS560 |
カラー展開 | ||
特徴 | スタンダードモデル。連続スチーム量は上位モデルと同じ。 | スチームがどの角度でも出る360°スチームになり、瞬間3倍パワフルスチームモードが追加される。立ち上がり時間は23秒に短くなる。 |
参考価格 | ピンクゴールド: ¥9,799〜(2024/11/23 01:29) |
ブラック: ¥7,985〜(2024/11/23 12:29) |
– | ピンク: ¥7,680〜(2024/11/23 12:29) |
|
立ち上がり | 約 30 秒 | 約 23 秒 |
スチームの出る角度 | 220° | 360° |
スチームモード | 連続パワフルスチーム | 連続パワフル&ワイドスチーム 瞬間3倍パワフルスチーム |
自動ヒーターオフ | – | ◯ |
持続時間 | 約 4 分 | |
注水量 | 約 50 mL | |
連続スチーム量 | 平均 約 11 g/分 | |
消費電力 | 950 W | |
外形寸法 | 約 7 × 14.5 × 15 cm | 約 7 × 15 × 15 cm |
本体質量 | 約 670 g | 約 690 g |
立ち上がり時間やスチームの出る角度についてはNI-FS560の方が性能が良いですが、スチーム量や、スチーム持続時間については同じです。
本体サイズや重さについてもほぼ同じです。
それでは、これらの違いについて詳しくみていきましょう。
違いの詳細
立ち上がり時間
電源をONにしてからスチームが出るまでの立ち上がり時間は、NI-FS410では約 30 秒であるのに対し、NI-FS560では約 23 秒と2割ほど短くなっています。
7秒くらいの違いは大した違いではないかもしれませんが、忙しい朝に服にスチームをかけたいというときには、少しでも立ち上がりが早いほうが嬉しいかもしれませんね。
スチームの出る角度
NI-FS410は、ハンガーにかけた衣類に平行にスチーマーを向けた場合、スチームの出る角度は 220°です。
この説明はわかりにくいのですが、具体的には次の画像のように、スチームが出てこないスチーマーの向きがあるということです。
スチームが出ない方向では、スチーマーを180°持ち換えて使うことになります。
NI-FS560では、スチーマーをあてる向きを気にしなくてよい「360°スチーム」の機能があります。
どの向きでもスチームが出てくるので、スチーマーを持ちかえる必要がありません。
スチームが出る方向を気にするのは面倒ですので、360°スチーム機能はあるほうが良いでしょう。
ワイドスチーム
左がNI-FS410のアイロン面で、右がNI-FS560のアイロン面です。
見にくいのですが、スチーム穴がNI-FS410では5つ、NI-FS560では6つあいています。
ここでNI-FS560ではスチーム穴が、スチームが広がりやすいように円状に配置されているのに対し、NI-FS410では直線状に配置されています。
ただNI-FS410でもスチーマーを動かす方向を工夫すれば、シワの伸びなどにそれほど違いはでないと思います。
瞬間3倍パワフルスチーム
NI-FS560に搭載されている瞬間3倍パワフルスチームモードは、瞬間的にパワフルスチームの約3倍のスチームが約3秒間噴射されて、さらに強力に脱臭できる機能です。
3倍パワフルスチームを噴射するには次のようにします。
- スチームボタンを約10秒間長押ししてから、ランプが2つ点灯するのを待ちます。
- その後、スチームボタンを連続で2回押すと、噴射されます。
手順がやや面倒ではありますが、襟や脇の下の部分など、特にニオイが気になる部分に使いたい機能です。
自動ヒーターオフ
NI-FS560についている自動ヒーターオフ機能は、電源 ON 状態で約 60 分間スチームを使わなかった場合、ヒーターがオフになる機能です。
出かける前に急いでスチームをかけたのはいいけど、電源を切り忘れた、ということがもしあっても、自動でヒーターが切れるのは安心です。
おすすめはどちら?
以上のように、いくつかの違いはありますが、大きな違いは、360°スチーム機能と3倍スチーム機能だと思います。
アイロンを持ち換える必要のない360°スチーム機能や、脱臭に効果があるという瞬間3倍パワフルスチーム機能を使いたいという場合には、NI-FS560がおすすめです。
NI-FS560は、最上位モデルのNI-FS760と比べても水タンク容量が違うだけで、高性能なモデルになっています。
一方で、瞬間3倍スチームは必要なく、スチームの出る角度範囲は220°でも持ち換えるから気にしないという方は、NI-FS410がおすすめです。
必要な機能に絞ったシンプルなモデルですが、スチーム量や、スチーム持続時間についてはNI-FS560と同じです。
あとは、これらのモデルでは本体色も異なりますので、好きな色で選ぶというのも良いと思います。
価格は次のようになっています。
モデル | NI-FS410 | NI-FS560 |
参考価格 | ピンクゴールド: ¥9,799〜(2024/11/23 01:29) |
ブラック: ¥7,985〜(2024/11/23 12:29) |
ピンク: ¥7,680〜(2024/11/23 12:29) |
まとめ
パナソニックの衣類スチーマーNI-FS410とNI-FS560の違いについて紹介してきました。
NI-FS560は、360°スチーム機能と3倍スチーム機能があるのが特徴です。
衣類スチーマーがあると、アイロン台を出してアイロンするよりも手軽にシワを伸ばしたり、脱臭をしたりすることができ便利です。
お出かけ前の衣類ケアにぜひ役立ててくださいね。
なお、次のページでは、パナソニックの衣類スチーマー10モデルについて一覧表で機能を比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
以上、NI-FS410とNI-FS560の6つの違い!でした。