マキタの充電式クリーナ CL107FDSHWとCL182FDRFWは良く似ていますが、何が異なるのでしょうか。
違いは4つあります。わかりやすく紹介します。
4つの違い
CL107FDSHWとCL182FDRFWの大きな違いは、吸引力です。
CL182FDRFWの方が3割ほど吸引力が強いです。
他の違いは、次の3つです。
- モード数
- 連続使用時間
- 本体質量
表で比較してみましょう。
モデル | CL107FDSHW | CL182FDRFW |
画像 |
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参考価格 | ¥14,827〜(2024/12/11 17:22) |
¥28,998〜(2024/12/11 17:22) |
集じん方法 | 紙パック式 | |
集じん容量 | 紙パック 330 mL ダストバッグ 500 mL |
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スイッチ | ワンタッチ | |
モード | パワフル / 強 / 標準 | 強 / 標準 |
吸込み仕事率 | パワフル 32 / 強 20 / 標準 5 W (ダストバッグ時) |
強 42 / 標準 15 W (ダストバッグ時) |
連続使用時間(約) | パワフル 10 分 / 強 12 分 / 標準 25 分 | 強 20 分 / 標準 40 分 |
質量 | 1.1 kg | 1.5 kg |
バッテリー | 10.8 V 1.5 Ah | 18 V 3.0 Ah |
付属品 | 抗菌紙パック(10枚)、ダストバッグ、 ノズル、ストレートパイプ、サッシ用ノズル |
抗菌紙パック(10枚)、高機能ダストバッグ、 ノズル、ストレートパイプ、サッシ用ノズル |
ここからは違いについて詳しく見ていきましょう。
モード
CL107FDSHWは、パワフル / 強 / 標準の3モードありますが、CL182FDRFWは強 / 標準の2モードがあります。
2モードあれば不便なく使えるでしょう。
モード数は多ければよいというわけでもありません。
掃除機としては基本的にいつでもパワフルに吸えるほうが良いのですが、そうするとバッテリーの持ちが短くなるため、それほど強く吸わなくても良いときには吸引力を弱くして長く使えるようになっています。
CL107FDSHWはバッテリー持ちが短いためモードが3つに分かれていますが、CL182FDRFWはバッテリーが持ちがよいためモードは2つでよいと見ることもできます。
吸引力
吸引力は吸込み仕事率を参考にすることができます。
紙パック使用時の吸込み仕事率は公表されていませんが、ダストバッグ使用時のモード別の吸込み仕事率は、CL107FDSHWでは パワフル 32 / 強 20 / 標準 5 Wで、CL182FDRFWでは 強 42 / 標準 15 Wです。
CL107FDSHWのパワフルモードとCL182FDRFWの強モードを比べると、CL182FDRFWの方が3割ほど強くなっています。
また、標準モードで比べると、CL182FDRFWはCL107FDSHWの3倍の吸込み仕事率があります。
このパワーの違いはバッテリー電圧から来ています。CL107FDSHWのバッテリー電圧は10.8 Vですが、CL182FDRFWは 18 Vであり、電圧が高い分パワフルに吸い込むことができます。
なお、従来のキャニスター型の掃除機は 540 Wくらいの吸込み仕事率があり、CL182FDRFWの強モードの10倍以上もあるので比較にはなりませんが、コードレス スティック型掃除機でもなるべくしっかり吸いたい場合には、CL182FDRFWの方がおすすめです。
連続使用時間
連続使用時間についても、CL182FDRFWの方が長くなっています。
CL107FDSHWのモード別連続使用時間は、パワフル 10 分 / 強 12 分 / 標準 25 分ですが、CL182FDRFWでは、強 20 分 / 標準 40 分です。
CL182FDRFWの強モードでも、CL107FDSHWの標準モード並の連続使用時間があります。
気になったところをこまめに掃除するのであれば、CL107FDSHWの10~12分でも十分だと思います。
一方で、部屋中を掃除したいのであれば、強で20分使うことができるCL182FDRFWの方が良いでしょう。
本体質量
ノズル、ストレートパイプなしの本体の重さは、CL107FDSHWが 1.1 kgで、CL108FDSHWが 1.5 kgです。
0.4 kgの差ですので、500 mlペットボトル1本分弱の差があります。
床を掃除するだけであれば、どちらでも差は気にならないでしょう。
階段や車の車内、壁など、持ち上げて掃除をする場所では、0.4 kg違うと腕への負荷はだいぶ異なりますので、CL107FDSHWの方が楽に掃除できて便利でしょう。
どちらがおすすめか?
ここまで見てきたように、CL107FDSHWとCL182FDRFWの大きな違いは、吸込み仕事率と使用時間です。
CL182FDRFWは、18 V 3.0 Ahのバッテリーを搭載しており、強い吸引力と、長い連続使用時間を誇ります。
その分、価格は高くなってしまいますが、部屋中を掃除するなどメインの掃除機として使おうとしているならば、なるべくパワフルな方が良いですので、CL182FDRFWがおすすめです。
CL107FDSHWでは、メインの掃除機としては吸引力と使用時間の両方で力不足かもしれません。
一方で、普通のコード付き掃除機を取り出すのが面倒なときに補助的に使うとか、自動車の車内用の掃除機として使う場合には、それほど高い掃除機は必要ないですし、本体が軽い方がサッと使えますので、CL107FDSHWのほうが良いでしょう。
何の用途に使いたいかをよく考えて、モデルを選択すると良いでしょう。
価格は次のようになっています。
モデル | CL107FDSHW | CL182FDRFW |
画像 |
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参考価格 | ¥14,827〜(2024/12/11 17:22) |
¥28,998〜(2024/12/11 17:22) |
サイクロンアタッチメントとは
なお、どちらのモデルも、別売りのサイクロンアタッチメントに対応しています。
サイクロンアタッチメントは、細かなゴミをクリーナーに入る前に遠心分離して取り除くものです。
クリーナーとパイプの間に差し込んで使います。
クリーナ本体の紙パックにゴミがたまると吸引力が落ちてしまいますが、サイクロンアタッチメントがあると主にこちらにゴミが溜まりますので吸引力を維持することができるというのが、一番の利点です。
また、クリーナー本体のゴミ捨て頻度が約1/6になりますので、紙パックを使用している場合には紙パック代を抑えられます。その代わり、サイクロンアタッチメントに溜まったゴミを捨てなくてはなりませんので、一長一短かもしれません。
ホコリなどはきゅっとまとまりますので、捨てやすくなります。
アタッチメントは透明なので、ゴミがどれだけ溜まったかわかりやすいのが良いという方もいます。
ゴミを見るのに抵抗のない方で、吸引力を維持しつつ掃除したいという方は、追加購入するのがおすすめです。
アタッチメントの分だけノズルが長くなってしまうのと、強い力でしっかりはめ込まないと外れやすいのは難点です。
- Makita(マキタ)
- 価格¥2,727(2024/12/11 11:23時点)
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まとめ
マキタの充電式クリーナ CL107FDSHWとCL182FDRFWの大きな違いは、吸引力と連続使用時間です。
部屋中を掃除したいという方には、CL182FDRFWの方がパワフルでおすすめですし、手軽にサッと掃除するための補助用掃除機として使うのであれば、CL107FDSHWがおすすめです。
以上、CL107FDSHWとCL182FDRFWの4つの違い!でした。