オシロスコープの基本の使い方メモ

オシロスコープの使い方の基本のメモ。

 

  • 電源GND端子、筐体、プローブGND端子は繋がっている。(絶縁タイプのオシロでない場合)
  • 電源プラグは通常3P。GND端子は必ず繋ぐ。繋いでいないと、プローブのGNDが外れた時に、筐体はプローブのテスト端子の電位を持つため、筐体で感電する恐れがある。
  • プローブはGNDを先に繋ぐ。上の理由から。
  • 基本は、被測定物側のGND、とオシロのGND(電源・筐体・プローブ)準位は共通にして測る。
  • 被測定物がフローティングしている時は、差動で測る。つまり、二本のプローブを使う。二つのプローブのGND同士を繋いで、被測定物のGNDにつなぐ(か繋げない)。テスト端子をフローティングしている被測定物に当てて、差動表示する。差動で測らず、プローブのGND端子を被測定物のコモン端子につなげると、ショートする。例えば商用100V電源では、L端子につなぐとショートする。N端子につないでも、漏電遮断器が作動することあり。電源のGNDを切り離して測定すると、筐体が電位を持って感電の恐れがあるのと、オシロスコープが故障する恐れ、測定が正しく行えない恐れがある。

 

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