電子工作– category –
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L, Cを測ることを考える
LCを測る原理は、LC回路を発振させてその周波数を読むか、高周波をかけて電圧を読むか、ないしはパルスをかけて過渡現象をみるか。 LCを測るには、次の方法がある。 LCメータを買って使う。秋月のポケットLCメータ ~ 6000 円。ただし測定範囲が狭い。 LCメータを作って使う。前者の原理を使ったのが、フランクリン発振型のLCメータ。一般的にリファレンスのLCは固定して使うので,測定周波数も一点に限られ周波数特性は測れない。消耗部品代が1500円程度。 高周波発振器とテスタあるいはオシロを利用して測る。私... -
Raspberry piで大気圧と温度を記録してグラフにして他のPCからグラフを見る
前エントリの続きです。前エントリでは、大気圧・温度センサのRaspberry Piへの接続を行っています。 概要 次の機能を一つのpythonコードに押し込んで、(root権限の)crontabで定期的に(5分ごとないしは、20分ごと)実行して、pngグラフ作成までを行う。 i2cでLPS331から、大気圧と温度を読んできて、ファイルに書き出す。 ファイルから読み込んで、グラフにする。 このグラフを外のPCから読めるように簡易httpサーバを立てて、pngにリンクする。 他のPCのブラウザから接続すると、こんな感じになる。 httpサーバ py... -
raspberry pi を使って何かするメモ。
何ができるかについての(偏った)考え方 ADCがない raspberry piは、一般的なマイコンに付いているADCがついていないので、何かセンサをつなげるならば、デジタル信号がでてくるようモジュール化されたセンサを使うと楽。I2CやSPIはRaspberry piのGPIOにimplementされているので使いやすいのではないか。最近は秋月でI2Cインタフェースのセンサが多く売られている。 タイミング制御が得意でなさそう。 OSが走っているので。 上の二点のことがあるので、凝ったことをするなら、AVRなりで前処理して、AVR-rasp... -
オシロスコープの基本の使い方メモ
オシロスコープの使い方の基本のメモ。 電源GND端子、筐体、プローブGND端子は繋がっている。(絶縁タイプのオシロでない場合) 電源プラグは通常3P。GND端子は必ず繋ぐ。繋いでいないと、プローブのGNDが外れた時に、筐体はプローブのテスト端子の電位を持つため、筐体で感電する恐れがある。 プローブはGNDを先に繋ぐ。上の理由から。 基本は、被測定物側のGND、とオシロのGND(電源・筐体・プローブ)準位は共通にして測る。 被測定物がフローティングしている時は、差動で測る。つまり、二本のプローブを使...