日立の衣類スチーマCSI-RX1とCSI-RX2はよく似た形ですが、何が異なるのでしょうか。
違いは6つあります。わかりやすく紹介します。
次の記事では、2020年モデルのCSI-RX3と、CSI-RX2を比較しています。
次の記事ではパナソニックの衣類スチーマーについて紹介していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
6つの違い
CSI-RX2は、CSI-RX1の後継機種です。
共通点も多いのですが、次の6点が異なります。
- スチームの出し方
- スチーム量
- スチーマーとして使える温度
- 連続スチーム時間
- 消費電力
- 色展開
違いを表で比較してみましょう。
品番 | CSI-RX1 | CSI-RX2 |
色 |
||
参考価格 | ホワイト: − |
ホワイト: ¥13,000〜(2024/12/03 02:18) |
ネイビーブルー: − |
ルビーレッド: ¥7,980〜(2024/12/03 02:18) |
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スチームの出方 | ボタンを押している間 | ボタンを押してから1分間 |
アイロン温度 | 低(約100°C)、中(約135°C)、高(約170°C) | |
スチーマーとして使える温度 | 高 | 高・中 |
スチーム量(約) | 11 g/分 | 14 g/分 |
タンク容量(約) | 70 ml | |
連続スチーム(約) | 6分 | 5分 |
本体の大きさ(約) | 幅 175 mm × 奥行 85 mm ×高さ 125 mm | |
消費電力 | 800 W | 950 W |
重さ(約) | 690 g (本体) |
大きな違いは、後継機種のCSI-RX2ではスチーム量が増え、スチームの温度が2段階から選べるようになったことです。
違いを詳しく見ていきましょう。
スチームの出し方の違い
CSI-RX1では、スチームボタンを押している間だけ、かけ面からスチームが出ます。
ボタンをはなすとスチームは止まります。
次の画像はCSI-RX1のスチームボタンの位置です。
一方でCSI-RX2では、1度スチームボタンを押すと1分間スチームが出続けます。
1分経過すると、自動でスチームが止まります。
途中でスチームをとめたいときには、スチームボタンか温度切り替えボタンを押します。
再びスチームを出したい時は、もう1度 スチームボタンを押します。
次の画像はCSI-RX2のスチームボタンと温度切り替えボタンの位置です。
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細かい違いですが、CSI-RX2ではスチームボタンの出っ張りが大きくなり、ボタンが押しやすくなっています。
CSI-RX2ではスチームボタンを押し続けなくても良いのが楽ですね。
ただ、スタンドに置くときにはスチームを止めなくてはなりません。
CSI-RX1ではスタンドに置くときにはスチームボタンから指が自然と離れてスチームが止まるので良いですが、CSI-RX2ではスチームを止め忘れないようにしなくてはなりませんね。
スチーム量
CSI-RX1のスチーム量は平均約11 g/分でしたが、CSI-RX2では平均約14 g/分になりました。
約 27 %スチーム量が増えたことになります。
次の画像で、下段がCSI-RX1で、上段がCSI-RX2です。
(画像は日立公式ページより引用。)
CSI-RX2では、スチーム量が増えたことで、より短い時間でお手入れができるようになっています。
スチーマーとして使える温度
スチームなしのアイロンとして使える温度は、どちらのモデルも「低(約100°C)、中(約135°C)、高(約170°C)」の3段階です。
しかし、スチームを出すときの温度に違いがあります。
CSI-RX1では、「高」設定のときのみスチームを出すことができます。
次がCSI-RX1のハンドル部分にある温度設定表示です。
高のところにのみ、スチームマークがあるのがわかります。
一方で、後継機種のCSI-RX2では、「中」設定でもスチームを出すことができるようになりました。
そのため、ダメージが気になる衣類では中温のスチームを使う、などと使い分けることができるようになりました。
このスチームの温度設定は、スチームアイロンとして使う場合にも同じです。
CSI-RX1では「高」設定でのみスチームアイロンとして使え、CSI-RX2では「高」と「中」設定でスチームアイロンとして使えます。
連続スチーム時間
スチーム量が増えたCSI-RX2ですが、水タンクの容量は70 mlのままで変更ありません。
そのため、スチームを出せる時間は短くなりました。
CSI-RX1では、(70 / 11 = ) = 6.3 分間スチームが出せますが、CSI-RX2では少し減り、(70 / 14 =) 5分間スチームが出せます。
ただ、5分あれば数着のお手入れはできると思いますし、水はすぐに補充できますので問題にはならないでしょう。
消費電力
CSI-RX2では、スチーム量が増えた分、消費電力も増えています。
CSI-RX1で800 Wだったものが、950 Wになっています。
色展開
またボディの色が変わっています。
CSI-RX1は、ホワイトとネイビーブルーの2色展開ですが、CSI-RX2はホワイトとルビーレッドの二色になっています。
次は、CSI-RX1のホワイト色です。
持ち手部分はゴールドになっています。
次は、CSI-RX1のネイビーブルー色です。
落ち着いたブルー色です。
次は、CSI-RX2のホワイト色です。
持ち手部分がシルバー色になっています。
次は、CSI-RX2のルビーレッド色です。
ホワイト色はあまり変更はありません。
CSI-RX2にはブルー色が、CSI-RX2にはルビーレッド色がありますので、好きな色で選ぶのも良いでしょう。
どちらがおすすめか?
CSI-RX2で大きく変わったのは、スチーム量が増えたこととスチーム温度が2段階から選べるようになったことです。
これにより、スチーマーとしての使いやすさが向上しています。
執筆時点では、CSI-RX2は、CSI-RX1よりも価格が1000円ほど高いのですが、それでもスチームがたくさん出るCSI-RX2のほうがスイスイと使うことができますのでおすすめです。
一方で、シンプルな機能で十分という方は、CSI-RX1もおすすめです。
後継機種と比べると性能がやや劣るとは言え、ノーブランドのスチーマーよりもしっかりしています。
在庫品限りということですので、安く売られているうちに手に入れられると良いですね。
価格は次のようになっています。
品番 | CSI-RX1 | CSI-RX2 |
色 |
||
参考価格 | ホワイト: − |
ホワイト: ¥13,000〜(2024/12/03 02:18) |
ネイビーブルー: − |
ルビーレッド: ¥7,980〜(2024/12/03 02:18) |
まとめ
日立の衣類スチーマCSI-RX2とCSI-RX1は、次の6点が異なります。
- スチームの出し方
- スチーム量
- スチーマーとして使える温度
- 連続スチーム時間
- 消費電力
- 色展開
CSI-RX2では、ボタンを押し続けなくてもスチームが1分間で続けるようになりました。
また、スチーム量が増え、スチーム温度が2段階から選べるようになり、使いやすくなっています。
予算に余裕があるならば、CSI-RX2のほうがおすすめです。
次の記事では、2020年モデルのCSI-RX3と、CSI-RX2を比較しています。
次の記事ではパナソニックの衣類スチーマーについて紹介していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
以上、CSI-RX1とCSI-RX2の6つの違い!でした。
参考
- 日立(HITACHI)
- 価格¥13,000(2024/12/03 02:18時点)
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