パナソニックのディーガに最適な外付けHDDを紹介します。
目次
HDDの選び方
どんなHDDがよいか
ディーガには大抵の外付けUSB-HDDが接続できますが、ディーガのために新しく外付けHDDを購入するなら、USB3.0接続ができ、AVコマンドに対応している外付けHDDを選ぶのがおすすめです。
USB3.0とは、ディーガとHDDをつなぐインターフェースの規格です。従来のUSB2.0接続では、ハイビジョン番組を同時に1番組しかUSB-HDDへ通常録画できませんが、USB3.0では通信速度が早いため、同時に最大3番組を通常録画することができます。チャンネル録画ではハイビジョン番組を最大4チャンネルまで同時録画できます。
AVコマンドとは、「番組録画のための録画・再生処理のリアルタイム性を要求するデジタル家電機器用途向けのコマンド」のことです。このAVコマンドに対応していると、ディーガがHDDに対してリアルタイムにコマンド実行・管理を行うことができるため、録画の失敗リスクが少なくなります。通常のパソコン用HDDには、通常「AVコマンド」は搭載されていません。
容量はどれくらいがよいか
ディーガに搭載されているHDD容量を参考にするとよいでしょう。例えば、現在2TB搭載のディーガを使っていて、同じくらいの容量が追加されればよいのなら、2TBの外付けHDDを選ぶと良いでしょう。倍の容量を追加したいなら4TBを選びます。
2, 3, 4TBの容量の録画時間の目安は、次のようになっています。
現行のディーガで対応しているUSB-HDD容量は160GB以上、4TB以下です。
最近は、1TBのHDDは取り扱いがないか、2TBのHDDと価格がほとんど変わらないため、2TB以上のHDDがおすすめです。
おすすめの外付けHDD
次の外付けUSB-HDDがおすすめです。どの機種も、USB3.0接続とAVコマンドに対応しており、ディーガで動作確認済みのHDDです。
メーカー | アイ・オー・データ | アイ・オー・データ | アイ・オー・データ | バッファロー | パナソニック |
シリーズ | AVHD-WR | AVHD-AUTBS | AVHD-AUTB/EX | HDV-SAM_U3-BKA | DY-HD2000 |
発売年 | 2020 | 2020 | 2019 | 2018 | 2020 |
外観 |
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特徴 | 高信頼の録画用ハードディスクを採用。すべてのハードディスクにおいて全データ領域の品質検査を実施し、検査に合格したハードディスクのみを採用。4台の重ね置きに対応。一番おすすめ。 | 静音性を重視。右のAVHD-AUTB/EXの後継機種で、約10%動作音を低減。 | 「ディーガ」に搭載されているハードディスクと同等品を採用。ファンレス・防振ゴムで静音。 | 工場で静音性の高いドライブを選別。ファンレス設計に加え、通気孔をふさぐことでさらなる静音化を実現。(使用量メーター機能はディーガには非対応。) | パナソニックの純正外付けHDD。 |
2TB | ¥14,351〜(2022/05/22 14:40) |
¥11,140〜(2022/05/22 14:40) |
¥12,900〜(2022/05/22 14:40) |
¥11,708〜(2022/05/22 14:40) |
¥21,910〜(2022/05/22 14:40) |
3TB | ¥15,353〜(2022/05/22 14:40) |
¥13,700〜(2022/05/22 14:40) |
¥15,820〜(2022/05/22 14:40) |
¥11,998〜(2022/05/22 14:40) |
− |
4TB | ¥19,927〜(2022/05/22 14:40) |
¥18,800〜(2022/05/22 14:40) |
¥16,530〜(2022/05/22 14:40) |
¥17,990〜(2022/05/22 14:40) |
− |
(なお、詳しい方向けの情報として、SeeQVaultフォーマットに対応した外付けHDDは現行製品ではあまりありません。さらにSeeQVaultフォーマットを選ぶと、チャンネル録画や通常番組の予約録画ができない、4K画質録画ができない、編集ができないなど制限が多くなりますので、おすすめはしていません。)
アイ・オー・データ AVHD-WR
一番のおすすめは、アイ・オー・データのハイエンド外付けハードディスクAVHD-WRです。
「ディーガ」に搭載されているハードディスクと同等のハードディスクを採用しています。すべてのハードディスクにおいて全データ領域の品質検査を実施し、検査に合格したハードディスクのみを採用しているのが特徴です。
高い冷却性と静音性を両立しています。通気口のサイズや位置にもこだわって設計した大口径の冷却ファンを搭載しています。ハードディスクは、板厚約0.8mmの強固なフレームに防振ゴムを介して取り付けることで、雑音の原因となる作動時の振動を効果的に吸収します。静音ランクはゴールドです。
ACアダプターではなく、電源内蔵モデルなので、コンセント周りがすっきりするのも魅力です。4台の重ね置き(スタック)にも対応しています。重ね置き時に使用するためのサービスコンセントを本体に搭載しています。
この外付けHDDは、HDDが故障してデータを失いたくない方におすすめの製品です。簡単に静音を実現するために冷却ファンのない製品も売られていますが、ファンがないとHDDが発熱して故障しやすくなります。(HDDは食パンと同じで、10℃上がると寿命が半分になると言われます。)この製品はファンが付いているにも関わらず静音性が高いのが魅力です。全数検査されているのも安心です。
容量 | 2TB | 3TB | 4TB |
参考価格 |
¥14,351〜(2022/05/22 14:40) |
¥15,353〜(2022/05/22 14:40) |
¥19,927〜(2022/05/22 14:40) |
アイ・オー・データ AVHD-AUTBS
アイ・オー・データのAVHD-AUTBSは、静音性を重視したハードディスクです。
AVHD-AUTBの後継製品で、10%作動音が低減しています。静音ランクは、上のAVHD-WRと同じくゴールドです。ファンレスで、HDDの固定には防振ゴムが使われており、本体にはゴム足が採用されています。
「ディーガ」に搭載されているハードディスクと同等のハードディスクを採用しています。
寝室に置くなど静音性を重視する方、価格が手頃な製品をお探しの方におすすめです。
容量 | 2TB | 3TB | 4TB |
参考価格 |
¥11,140〜(2022/05/22 14:40) |
¥13,700〜(2022/05/22 14:40) |
¥18,800〜(2022/05/22 14:40) |
アイ・オー・データ AVHD-AUTB/EX
アイ・オー・データのAVHD-AUTB/EXも、静音性を重視したハードディスクです。
ファンレスで、HDDの固定には防振ゴムが使われています。静音ランクはシルバーです。ACアダプターが付属します。
「ディーガ」に搭載されているハードディスクと同等のハードディスクを採用しています。
価格が手頃な製品をお探しの方におすすめです。ただ一つ上で紹介した後継機種AVHD-AUTBSの価格も下がってきています。価格が同等なら、後継機種の方がおすすめです。
容量 | 2TB | 3TB | 4TB |
参考価格 |
¥12,900〜(2022/05/22 14:40) |
¥15,820〜(2022/05/22 14:40) |
¥16,530〜(2022/05/22 14:40) |
バッファロー HDV-SAM_U3-BKA
HDV-SAM_U3-BKAは、バッファローの現行機種で、静音性に特にこだわった製品です。
工場で静音性の高いドライブを選別しています。ファンレス設計に加え、音漏れの原因となる通気孔をふさぐことでさらなる静音化を実現しています。防振用シリコンゴムでフローティング構造にして振動による音も低減しています。
静音性に特にこだわりたい方におすすめです。
容量 | 2TB | 3TB | 4TB |
参考価格 |
¥11,708〜(2022/05/22 14:40) |
¥11,998〜(2022/05/22 14:40) |
¥17,990〜(2022/05/22 14:40) |
パナソニック DY-HD2000
DY-HD2000は、パナソニックの純正外付けハードディスクです。
パナソニックのロゴが前面に付いていますので、ディーガと並べて置いてもしっくりきます。
外付けハードディスクも、純正品が良いという方におすすめです。
- パナソニック(Panasonic)
- 価格¥21,910(2022/05/22 14:40時点)
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まとめ
パナソニックのディーガにおすすめの外付けHDDを紹介しました。お気に入りの1台が見つかりましたら幸いです。
以上、ディーガ用の外付けHDDのおすすめ5選!でした。