パナソニックのヘアドライヤー ナノケアEH-NA0GとEH-NA9Gは、何が異なるのでしょうか。違いは3つあります。わかりやすく紹介します。
次の記事では、パナソニックのヘアドライヤーについて性能を一覧表で比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
パナソニック ヘアドライヤーの性能一覧比較。ナノケア・イオニティ。
目次
3つの違い
EH-NA0GとEH-NA9Gは、どちらも2021年発売です。EH-NA0Gが最上位モデルで、EH-NA9Gが高級モデルです。
EH-NA0GはEH-NA9Gと比べて次の点が異なります。
- 高浸透ナノイーを搭載。1.9倍髪がうるおい、ヘアカラーの退色抑制効果がある。
- ミネラルマイナスイオンの放出量が2倍。UVケア効果が2倍になる。
- 風量が強い。約 20%早く、髪が乾く。
EH-NA0Gは、髪を早く乾かせるだけでなく、髪のうるおいやなめらかさを増す、高浸透ナノイーと2倍のミネラルマイナスイオンを搭載しているのが特徴です。
EH-NA0GとEH-NA9Gの違いを、表で比較すると次のようになります。
シリーズ | ナノケア | |
型番 | EH-NA0G | EH-NA9G |
外観 |
||
参考価格 | ¥21,000〜(2024/11/21 08:13) |
|
ナノイー |
高浸透ナノイー
[髪の内側までうるおう髪へ]
水分量: ☆☆☆☆☆ 髪の退色を抑制: ☆ |
ナノイー
[髪に浸透・しっとりまとまる髪へ]
水分量: ☆☆☆
|
マイナスイオン |
ミネラルマイナスイオン(2倍量)
UVケア効果: ☆☆
|
Wミネラルマイナスイオン
UVケア効果: ☆
|
風量 | 1.5 m³/分 | 1.3 m³/分 |
サイズ | 22.4×21.6×8.9 cm | 22.8×21.4×9.2 cm |
質量 | 約 595 g | 約 575 g |
重さやサイズはほぼ同じです。
違いについて詳しく見ていきましょう。
高浸透ナノイーとナノイー
EH-NA9Gには従来のナノイー放出機構が搭載されており、EH-NA0Gは高浸透ナノイー放出機構が搭載されています。
では、ナノイーや高浸透ナノイーとは何なのでしょうか。
(画像は、パナソニック公式ページより引用。)
「ナノイー」とは、空気中の水分を5~20 nmまで微細化したイオンのことです。上の図で示されるように、一般的なマイナスイオンの約1000倍以上(体積比)の水分を含んでいます。
一方の「高浸透ナノイー」は、マルチリーダー放電方式によって、従来のナノイーに対して水分発生量を18倍に増加させたものです。
ナノイー搭載ドライヤーが2005年に発売されてから、モデルチェンジを経てだんだんとナノイーの水分発生量が上がってきています。しかし、モデルチェンジで18倍もナノイーの水分発生量が増えたのは、これが初めてのことです。ナノイーの放出技術に、技術革新があったことがわかります。
このようにナノイーも高浸透ナノイーも、水分を含んだ粒子を放出する機能です。
ドライヤーで髪を乾かそうとしているのに、同時に水の粒子を髪にあてるというのは一見矛盾した機能のような気がしますが、これにより「しっとりと乾かす」ことを可能にしているようです。
高浸透ナノイーだと何が違う?
ナノイーの水分発生量が、高浸透ナノイーでさらに多くなると、どういう効果があるのでしょうか。
髪の水分量(うるおい)が増す効果と、髪の退色を抑制する効果の2つがあることがわかっています。
髪の水分量
次の図は、髪を乾かした後の、髪の水分量について調べた結果です。
(画像は、パナソニック公式ページより引用。)
髪を水に浸した後、各ドライヤーのターボモードで乾燥し、髪の水分増加量を測定しています。
マイナスイオンを放出するイオニティシリーズのEH-NE6Bでは、乾燥前後の髪の水分量は変化していません。
「ナノイー&ミネラル機能」を搭載したEH-NA9Eでは、髪の水分量が増加しています。EH-NA9Gもこれに相当します。
さらに「高浸透ナノイー&ミネラル機能」を搭載したEH-NA0Gでは、EH-NA9Eの1.9倍の水分増加量を示しています。
これは、ナノイーがキューティクルのわずかな間から水分が入り込み、髪の表面だけでなく髪の内部にまで水分を与えたことを示しています。従来型のナノイーでも、髪の水分バランスが整えられ髪がしっとりしますが、高浸透ナノイーでは、より髪がうるおいます。
髪の退色抑制
次の図は、ヘアカラーした毛束に対して、洗髪とドライヤーを使った乾燥をくり返したときの、色の変化を比較したものです。
(画像は、パナソニック公式ページより引用。)
10回くらいまでは色の変化が大きいですが、その後は色の変化が落ち着いています。イオンなしと比べて、色落ちを30~40%程度は抑制できていることがわかります。
高浸透ナノイー搭載ドライヤー(EH-NA0G)で髪を乾かすと、ヘアカラーや白髪染めした髪の色落ちを抑えることができることがわかります。
従来型のナノイードライヤーを使用した場合のデータは公開されていません。効果があれば、公開するような気もしますので、現時点では効果がみられていないのかもしれませんね。
このようにEH-NA0Gでは、EH-NA9Gよりも、うるおいのある髪になり、髪の退色が抑えられることが期待できます。
型番 | EH-NA0G | EH-NA9G |
ナノイー |
高浸透ナノイー
[髪の内側までうるおう髪へ]
水分量: ☆☆☆☆☆ 髪の退色を抑制: ☆ |
ナノイー
[髪に浸透・しっとりまとまる髪へ]
水分量: ☆☆☆
|
ミネラルマイナスイオン
EH-NA0GとEH-NA9Gはどちらも、ミネラルマイナスイオンの放出機構を備えています。ミネラルマイナスイオンとは亜鉛電極を含む放電ユニットから発生されるマイナスイオンのことです。ミネラルマイナスイオンは、キューティクルの密着性を高めるとされます。
EH-NA0Gのミネラルマイナスイオンの放出量は、EH-NA9Gの2倍あります。これにより、2倍のUVケア効果が得られると期待できます。
次の表は、イオンなしを基準としたときの、6か月相当の紫外線照射による摩擦係数増加抑制値です。
(画像はパナソニック公式ページより引用。)
毛束を洗浄し、ドライヤーにて乾燥した後、紫外線照射前後の毛髪表面の摩擦係数を計測したものです。
ミネラルマイナスイオン量がEH-NA9Gと同じ量であるEH-NA0Eと比べると、EH-NA0Gでは髪の摩擦係数増加抑制値が2倍になっています。
EH-NA0Gでは、髪に紫外線が当たって毛が痛むのを、より抑えられるということを示しています。
UVケア効果が大きいのは嬉しいですね。
型番 | EH-NA0G | EH-NA9G |
マイナスイオン |
ミネラルマイナスイオン(2倍量)
UVケア効果: ☆☆
|
Wミネラルマイナスイオン
UVケア効果: ☆
|
ターボ時の風量
ターボ時の風量は、EH-NA9Gでは 1.3 m³/分ですが、EH-NA0Gでは1.5 m³/分と強く、約 20%早く乾かせます。早く乾かせるのは嬉しいですね。
私は、EH-NA9Gと同じ1.3 m³/分のEH-NA0Bという機種を使っていますが、それでも風量は十分強いと思っていますが、とにかく早く乾かしたい!という方にはEH-NA0Gの方がおすすめです。
なお、他メーカーのドライヤーにはより風量の強いものもありますが、EH-NA0、NA9シリーズには速乾ノズルが内蔵されていますので、風量の数値の割には早く乾きます。
型番 | EH-NA0G | EH-NA9G |
風量 | 1.5 m³/分 | 1.3 m³/分 |
どちらがおすすめか
以上のようにEH-NA0Gは、EH-NA9Gと比べて、次の点が異なります。
- 高浸透ナノイーを搭載。1.9倍髪がうるおい、ヘアカラーの退色抑制効果がある。
- ミネラルマイナスイオンの放出量が2倍。UVケア効果が2倍になる。
- 風量が強い。約 20%早く、髪が乾く。
特に、EH-NA0Gの高浸透ナノイーは、髪が1.9倍うるおうことが分かっており、とても魅力的です。しかし、その分価格は高くなります。ドライヤーに何万円も出すのは躊躇しますよね。
迷うところですが、ドライヤーはほぼ毎日、何年も使うものですので、髪のパサつきが気になっているという方や、カラーリングをして髪が傷んでいるという方には、EH-NA0Gをおすすめします。
2005年以降のナノケアのモデルチェンジごとの変化を見ると、ナノイーの水分発生量の増加量は 1.2~1.5 倍程度でした。EH-NA0Gの2年前の機種のEH-NA0Bで水分発生量が 18 倍になったのは革新的な変化と言えます。そのため現在は、ナノイー搭載のドライヤーが登場して以来の買い時といえると思います。
ナノケアシリーズはどれもドライヤーとしては高価ですが、16年間も継続して人気があることを考えると、高浸透ナノイーの使用感もユーザーを裏切らないのではないかと思います。
一方で、髪のパサつきがそれほど気になっていないという方は、EH-NA9Gをおすすめします。もともと髪のダメージが少ない方の場合は、従来のナノイーでも十分なのではないかと思うためです。
どちらのモデルにも、イオンチャージPLUSや、速乾ノズル、5つのモードについては、共通して搭載されています。これまでナノイーなしのドライヤーを使っていた方なら、どちらのモデルを選んだ場合にも、違いを感じることができるでしょう。
私は高浸透ナノイーを搭載したEH-NA0Bを使っていますが、たしかに髪のツヤが増したような気がしています。
各機種の価格は次のようになっています。
EH-NA0Gの価格
EH-NA0Gの価格は次のようになっています。
型番 | 本体外観 | 参考価格 |
EH-NA0G-A ディープネイビー |
¥30,580〜(2024/11/21 08:13) |
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EH-NA0G-P モイストピンク |
¥30,500〜(2024/11/21 08:13) |
|
EH-NA0G-W ウォームホワイト |
¥30,200〜(2024/11/21 08:13) |
本体と同系色のセットノズルが付属します。
EH-NA9Gの価格
EH-NA9Gの価格は次のようになっています。
型番 | 外観 | 参考価格 |
EH-NA9G-N ゴールド |
¥20,500〜(2024/11/21 01:40) |
|
EH-NA9G-PN ピンクゴールド |
¥21,000〜(2024/11/21 08:13) |
こちらも、本体と同系色のセットノズルが付属します。
性能を一覧表で比較
EH-NA0GとEH-NA9Gの性能を、表で比較すると次のようになります。
シリーズ | ナノケア | |
型番 | EH-NA0G | EH-NA9G |
外観 |
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特徴 | 高浸透「ナノイー」搭載。最上位モデル。NA9A比1.9倍髪がうるおう。NA0Gは風量がアップし、ミネラルイオンが2倍に。 | 5つのモード搭載。従来のナノイーを搭載したハイスペックモデル。 |
おすすめの方 | 髪のパサつきやダメージが気になり、ツヤやしなやかさのある髪にしたい方。 | 従来のナノイーで十分だが、さまざまな機能で毛先までまとまる髪にしたい方。 |
参考価格 | ¥21,000〜(2024/11/21 08:13) |
|
ナノイー |
高浸透ナノイー
[髪の内側までうるおう髪へ]
水分量: ☆☆☆ 髪の退色を抑制: ☆ |
ナノイー
[髪に浸透・しっとりまとまる髪へ]
水分量: ☆☆
|
マイナスイオン |
ミネラルマイナスイオン(2倍量)
UVケア効果: ☆☆
|
Wミネラルマイナスイオン
UVケア効果: ☆
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チャージ |
イオンチャージPlus
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ノズル |
速乾ノズル(本体内蔵)
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型番 | EH-NA0G | EH-NA9G |
---|---|---|
モード | 毛先集中ケアモード 温冷リズムモード インテリジェント温風モード スカルプモード スキンモード |
|
吸込口 |
お手入れ簡単 吸込口(フィルター)
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冷風 |
冷風
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|
静電気抑制 |
静電気抑制
|
|
風量 | 1.5 m³/分 | 1.3 m³/分 |
温風温度 | 温風モード時 約125 °C(ドライ時) スカルプモード時 約 60 °C |
|
サイズ | 22.4×21.6×8.9 cm | 22.8×21.4×9.2 cm |
質量 | 約 595 g | 約 575 g |
共通機能
EH-NA0GとEH-NA9Gに共通する機能である、(高浸透)ナノイー&ミネラルマイナスイオンや、イオンチャージPLUS、速乾ノズル、5つのモードについて、詳しくみてみましょう。
ナノイー&ミネラルマイナスイオンの効果
パナソニックによると、EH-NA0GやEH-NA9Gで放出される(高浸透)ナノイー&ミネラルマイナスイオンを髪に当てると、髪をうるおす効果の他にも、次のような効果があるということです。
- 髪のキューティクルを引き締める
- ツヤがありしっとりまとまる髪に
- ブラッシングなどの摩擦ダメージをおさえ、枝毛発生率を低減する
- UVケア効果がアップ
- 髪のうねりを抑えて、なめらかな指通りに
- 地肌にうるおい
この3つについて詳しく見てみましょう。
キューティクルの引き締め
(画像は、パナソニック公式ページより引用。)
傷んだ髪はキューティクルが開きやすくなります。イオンなしのドライヤーで乾かした場合には、キューティクルが開いたままになり、水分が蒸発しパサツキの原因になります。
一方でここまでみてきたように「ナノイー」は髪に浸透し髪に水分を与えます。キューティクルが引き締まり整うことで、髪にはツヤができしっとりまとまります。
また、ダブルミネラルマイナスイオンが、髪のキューティクルの密着性を高めることにより、ブラッシングなどによる摩擦ダメージを抑え、枝毛の発生を低減するとともに、紫外線による髪への影響をおさえることができます。
(画像は、パナソニック公式ページより引用。)
髪のうねりの抑制
(画像は、パナソニック公式ページより引用。)
髪のうねりがあると、髪本来のツヤや滑らかな指通りを失わせます。うねりの原因のひとつは髪の水分バランスが崩れることと考えられています。
ナノイーを当てることで、髪の水分バランスを整え、髪のうねりを抑制(くせの伸び率をアップ)することができます。
地肌にうるおい
ナノイーには、地肌にもうるおいを与え、乾燥を抑えることがわかっています。
さらに地肌の余分な皮脂を周辺の水分と混ざりやすくし、健やかな地肌を保つ効果があります。
イオンチャージPLUS
EH-NA0GとEH-NA9Gのハンドルには、イオンチャージPLUSパネルが搭載されています。
ナノイーとミネラルマイナスイオンをあて続けると髪はマイナスに帯電します。すると、次第にナノイーやマイナスイオンが髪につきにくくなります。
イオンチャージPLUSパネルをハンドルとともに握ることで、髪にたまったマイナスの電気を逃します。これにより、ナノイーとミネラルマイナスイオンが髪に浸透し続け、水分を補給し、毛先までうるおいます。
速乾ノズル
(画像は、パナソニック公式ページより引用。)
速乾ノズルは本体に内蔵されています。
ドライヤーは単純に風量が多ければ、速く乾くわけではありません。風量が一定の風だと、毛束がほぐれにくく乾くのが遅くなってしまいます。
速乾ノズルは、強弱差のある風を起こして、髪をほぐしながら乾かすので、時間のない朝や、早く寝たい夜も、髪を速く乾燥します。
5つのモード
EH-NA0GとEH-NA9Gは、基本の温風/冷風モードの他に、次の5つのモードを搭載しています。
- インテリジェント温風モード
- 毛先集中ケアモード
- 温冷リズムモード
- スカルプモード
- スキンモード
毛先までまとまりのある仕上がりにするには、次のように各モードを使用するのがおすすめです。
- まずは、「温風モード」または「インテリジェント温風モード」で髪を7~9割乾かします。
- 次に、髪をまとまりよく仕上げる「温冷リズムモード」にし、手ぐしでテンションをかけながら頭頂部から毛先に向けて乾かします。
- 最後に、毛先のケアをする「毛先集中ケアモード」で、毛先を手ぐしでまとめながら乾かします。
- 必要に応じて、お肌向けの次のモードも使用します。
- 地肌を優しく乾かす: 「スカルプモード」
- お肌のうるおいケアをする: 「スキンモード」
まとめ
パナソニックヘアドライヤーのナノケアEH-NA0Gは、EH-NA9Gと比べて、高浸透ナノイーと2倍量のダブルミネラルマイナスイオンを搭載していることと、ターボ時の風量が強いことが違いです。
EH-NA0Gの方が価格は高いですが、髪のうるおいや、髪の退色抑制効果、UVケア効果が期待できます。髪の痛みが気になる方や、髪を早く乾かしたい方にはEH-NA0Gがおすすめです。
次の記事では、EH-NA0G、EH-NA9Gを含むパナソニック ヘアドライヤーについて一覧表で比較しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
パナソニック ヘアドライヤーの性能を一覧比較。ナノケア・イオニティ。
以上、EH-NA0GとEH-NA9Gの3つの違い。高浸透ナノイー。でした。
参考
型番 | 本体外観 | 参考価格 |
EH-NA0G-A ディープネイビー |
¥30,580〜(2024/11/21 08:13) |
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EH-NA0G-P モイストピンク |
¥30,500〜(2024/11/21 08:13) |
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EH-NA0G-W ウォームホワイト |
¥30,200〜(2024/11/21 08:13) |
型番 | 外観 | 参考価格 |
EH-NA9G-N ゴールド |
¥20,500〜(2024/11/21 01:40) |
|
EH-NA9G-PN ピンクゴールド |
¥21,000〜(2024/11/21 08:13) |