パナソニックイオニティEH-NE6BとEH-NE5Bはマイナスイオン搭載のドライヤーです。
何が異なるのでしょうか。違いは3つあります。わかりやすく紹介します。
なお、次の記事では、パナソニックヘアドライヤーの性能を一覧表で比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
パナソニック ヘアドライヤー10種類の一覧比較。ナノケア・イオニティ。
3つの違い
EH-NE6Bはイオニティの最上位モデルで、EH-NE5Bはその次の上位モデルです。
主な違いは、温冷ツインフローと、イオンチャージパネル、マイナスイオン吹出口の数にあります。
EH-NE6Bには、温冷ツインフロー機能、イオンチャージパネルが搭載されており、マイナスイオン吹出口は2つあります。
EH-NE5Bは、温冷ツインフロー機能、イオンチャージパネルは付いておらず、マイナスイオン吹出口は1つです。
表で比較すると次のようになります。
モデル型番 | EH-NE6B, EH-NE6A |
EH-NE5B, EH-NE5A |
画像 | ||
温冷ツインフロー | ◯ | − |
イオンチャージ | ◯ | − |
イオン吹出口の数 | 2つ | 1つ |
サイズ | 22.5×21.2×9.2 cm | 21.5×20.8×8.9 cm |
質量 | 530 g | 475 g |
参考価格 | NE6B: ¥16,800〜(2024/11/21 01:40) NE6A: ¥12,000〜(2024/11/21 01:40) |
NE5B: ¥9,400〜(2024/11/21 01:40) NE5A: ¥14,980〜(2024/11/21 01:40) |
なお、型番末尾がAになっているEH-NE6AやEH-NE5Aというモデルもあります。
これはひとつ前のモデルですが、本体色が異なるだけで性能は同じです。
そのためこの記事の内容は、EH-NE6AとEH-NE5Aの違いということもできます。
他の細かな違いとしては、サイズや質量が違います。
EH-NE5Bのほうが、サイズはすこし小さく、重さは55 g軽いです。
それでは、主な違いについて詳しく見てみましょう。
温冷ツインフロー
(図はパナソニック公式ページより引用)
EH-NE6Bには温冷ツインフロー機能が搭載されています。
温風の外側から冷風が出ることで、ドライヤーを動かして使用すると温風と冷風が交互にあたり、髪1本1本の毛流れを整え、なめらかなツヤを作る機能です。
ナノケア上位モデルのEH-NA0B、EH-NA9Bに搭載されている温冷リズムモードと似た効果が得られると考えられます。
EH-NE5Bでも、温風と冷風を交互に切り替えて使えば同じツヤ髪の効果が得られると思いますが、何度も切り替えるのはとても面倒で非現実的だと思います。
そのため、髪のツヤが気になっているという方は、温冷ツインフロー機能が搭載されているほうが良いでしょう。
イオンチャージパネル
(図はパナソニック公式ページより引用)
EH-NE6Bには、イオンチャージパネルがハンドル部に付いています。
マイナスイオンをあて続けると髪はマイナスに帯電します。すると、次第にマイナスイオンが髪につきにくくなります。
イオンチャージパネルをハンドルとともに握ることで、髪にたまったマイナスの電気を逃します。
これにより、髪にマイナスイオンをより引きつけることができます。
ハンドルと一緒に握るだけで、イオンがつきにくくなるのを防いでくれるのは嬉しい機能です。
W外付けマイナスイオン
(図はパナソニック公式ページより引用)
EH-NE6Bのマイナスイオン吹出口は2つあり、これをW外付けマイナスイオンと呼んでいます。
W外付けマイナスイオンとは、温風とマイナスイオンの吹出口を左右に分けたものです。
これによりマイナスイオンに含まれる水分を温風の熱から守ることができます。
マイナスイオンが髪表面をコートし、さらさらな髪にします。さらに、髪の静電気も抑制します。
EH-NE5Bでは、マイナスイオン吹出口は1つですが、やはり外付けになっており、マイナスイオンに含まれる水分を温風の熱から守ることができます。
吹出口が2つあることによる効果はパナソニックも特にアピールしていないので不明ですが、より髪の広い範囲にまんべんなくマイナスイオンがあたるのではないかと思います。
このW外付けマイナスイオン機能とイオンチャージパネルは、よりマイナスイオンを髪につきやすくする機能だと言えるでしょう。
共通性能
次に、EH-NE6BとEH-NE5Bに共通の性能について、簡単にみてみましょう。
主な共通の性能は次のとおりです。
- マイナスイオン
- 速乾ノズルが付属
強弱差のある風で、髪をほぐしながら乾かすので、速く乾く - 1.9 m³/分の大風量
上位シリーズのナノケアよりも大きい風量 - 温風温度
約 85 °C(ターボ/ホット時)
約105 °C(ドライ/ホット時)
どちらの機種も、マイナスイオン機能を搭載していますが、マイナスイオンにはどのような効果があるのでしょうか。
次の図は、イオンなしのドライヤーとマイナスイオンドライヤーで髪を乾燥したときのキューティクルの様子です。
(図はパナソニック公式ページより引用)
イオンなしのドライヤーで乾かした場合には、キューティクルが開いたままになっており、水分が蒸発しパサツキの原因になります。
一方マイナスイオンドライヤーで乾かした場合には、キューティクルが閉じていることがわかります。さらさらな髪になることが期待できます。
どちらがおすすめ?
ここまで見てきたように、EH-NE6Bには、ツヤ髪にする「温冷ツインフロー機能」や、マイナスイオンが髪につきにくくなるのを軽減する「イオンチャージパネル」、マイナスイオンが左右から出てくる「W外付けマイナスイオン機能」が付いています。
そのため、EH-NE6Bは、髪のツヤが気になっているという方や、マイナスイオンの効果を最大限享受したいという方におすすめのモデルです。
一方のEH-NE5Bは、マイナスイオン以外はシンプルな機能でよく、大風量かつ速乾ノズルで、速く髪を乾かしたいという方におすすめのモデルです。
あとは二機種の価格差を調べて、その価格差で、温冷ツインフロー機能によるツヤ髪効果や、マイナスイオンによるさらさら髪の効果をより享受したいかどうか、という点を検討してみると良いと思います。
執筆時点では価格差は2500円ほどあり、EH-NE6Bは、EH-NE5Bの1.5倍の価格です。EH-NE6Bの温冷ツインフロー機能は魅力的ですが、この価格差なら私ならEH-NE5Bを選ぶかなと思います。
迷うところですが、どちらの機種もイオニティのハイスペックモデルで、マイナスイオンをあてながら速く乾かすことができますので、おすすめですよ。
価格の一覧を次に示します。
EH-NE6B
EH-NE6Aは一つ前のモデルですが、色が違うだけで本体性能は同じです。
好みの色の方や、安価な方を選ぶと良いでしょう。
なお、旧モデルのEH-NA6Aは生産停止になっていますので、EH-NA6Aのほうが良い場合は在庫が無くなる前に購入すると良いと思います。
型番 | 本体色 | 参考価格 |
EH-NE6B-N ゴールド |
¥16,800〜(2024/11/21 01:40) |
|
EH-NE6B-PN ピンクゴールド |
¥14,850〜(2024/11/21 01:40) |
|
EH-NE6A-N ゴールド |
− | |
EH-NE6A-PP ペールピンク |
¥12,000〜(2024/11/21 01:40) |
EH-NE5B
EH-NE5Aも同様に一つ前のモデルですが、色が違うだけで本体性能は同じです。
好みの色の方や、安価な方を選ぶと良いでしょう。
旧モデルのEH-NA5Aは生産停止になっていますので、EH-NA5Aのほうが良い場合は在庫が無くなる前に購入すると良いと思います。
型番 | 本体色 | 参考価格 |
EH-NE5B-PP ペールピンク |
¥9,400〜(2024/11/21 01:40) |
|
EH-NE5B-T ブラウン |
¥7,980〜(2024/11/21 01:40) |
|
EH-NE5B-A 青 |
¥8,980〜(2024/11/21 01:40) |
|
EH-NE5A-PN ピンクゴールド |
¥14,980〜(2024/11/21 01:40) |
|
EH-NE5A-P ピンク |
¥16,800〜(2024/11/21 01:40) |
|
EH-NE5A-S シルバー |
¥14,800〜(2024/11/21 01:40) |
まとめ
パナソニックのドライヤー、イオニティEH-NE6BとEH-NE5Bの違いについて紹介してきました。
どちらもマイナスイオンが出てきて、大風量、速乾ノズル付きのハイスペックモデルです。
EH-NE6Bには、「温冷ツインフロー機能」や、「イオンチャージパネル」、「W外付けマイナスイオン機能」が付いているのが異なる点です。
次の記事では、パナソニックのナノケア・イオニティについて一覧表で比較していますのであわせて参考にしてみてくださいね。
パナソニック ヘアドライヤー10種類の一覧比較。ナノケア・イオニティ。
以上、EH-NE6BとEH-NE5Bの3つの違い。でした。
参考