パナソニックのマイナスイオンドライヤー イオニティEH-NE7GとEH-NE6Gはよく似ていますが、何が異なるのでしょうか。違いは3つあります。わかりやすく紹介します。
次の記事では、パナソニックのヘアドライヤーについて性能を一覧表で比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
パナソニック ヘアドライヤー12種類の一覧比較。ナノケア・イオニティ。
目次
3つの違い
EH-NE7Gは、2021年に発売されたイオニティシリーズの最上位機種です。EH-NE6Gはその次の上位機種です。どちらも2021年発売です。
EH-NE7Gは、EH-NE6Gと比べて、次の点が異なります。
- ダブルミネラルマイナスイオンを搭載。
- 2.0 ㎥/分の大風量。一方で温風温度は5℃低い。
- 本体デザイン。出っ張りの少ないデザインに。
EH-NE7Gは、ナノケアシリーズの上位機種でも搭載している「ダブルミネラルマイナスイオン」を搭載し、2.0 ㎥/分という大風量で乾燥できるのが特徴です。
違いを表で比較すると、次のようになります。
型番 | EH-NE7G | EH-NE6G |
---|---|---|
発売年 | 2021 | 2021 |
外観 |
||
マイナスイオン |
ダブル外付けミネラルマイナスイオン
|
ダブル外付けマイナスイオン
|
風量 | 2.0 m³/分 | 1.9 m³/分 |
温風温度 | 約 80°C(ターボ/ホット時) 約100°C(ドライ/ホット時) |
約 85°C(ターボ/ホット時) 約105°C(ドライ/ホット時) |
サイズ | 22.4×21.6×9.0 cm | 22.5×21.2×9.2 cm |
質量(約) | 580 g | 530 g |
型番 | EH-NE7G | EH-NE6G |
参考価格 | ブラウン: ¥19,800〜(2024/11/21 10:29) |
ブラウン: ¥17,000〜(2024/11/21 18:19) |
参考価格 | ピンクゴールド: ¥17,980〜(2024/11/21 10:29) |
ペールピンク: ¥10,370〜(2024/11/21 18:19) |
違いについて、詳しく見てみましょう。
ダブルミネラルマイナスイオン
EH-NE7Gは、ダブルミネラルマイナスイオン放出機構を備えています。EH-NE6Gは、「ミネラル」が付かないダブルマイナスイオン放出機構を備えます。
EH-NE7Gのダブルミネラルマイナスイオン (画像はパナソニック公式ページより引用。)
どちらの機種も、温風とマイナスイオンの吹出口が分かれています。マイナスイオンに含まれる水分がドライヤーの熱から守られる外付けタイプです。
EH-NE7Gの「ミネラルマイナスイオン」とは、亜鉛電極を含む放電ユニットから発生されるマイナスイオンのことです。
ミネラルマイナスイオンには、次の効果があります。
- キューティクルを密着: 摩擦ダメージを抑える。
- UVケア効果: 紫外線による髪への影響を抑える。
(画像はパナソニック公式ページより引用。)
ミネラルマイナスイオンは、髪のキューティクルの密着性を高めることにより、ブラッシングなどによる摩擦ダメージを抑え、枝毛の発生を低減します。また、紫外線による髪の摩擦係数の増加を抑制します。
EH-NE6Gのマイナスイオンでも、キューティクルを閉じることで、髪のうねりを抑え、指通りをなめらかにし、さらに髪の静電気を抑制する効果があります。
しかし、枝毛など髪の傷みが特に気になっている方には、EH-NE7Gのほうがよりおすすめです。
型番 | EH-NE7G | EH-NE6G |
---|---|---|
外観 |
||
マイナスイオン |
ダブル外付けミネラルマイナスイオン
|
ダブル外付けマイナスイオン
|
参考価格 | ブラウン: ¥19,800〜(2024/11/21 10:29) |
ブラウン: ¥17,000〜(2024/11/21 18:19) |
参考価格 | ピンクゴールド: ¥17,980〜(2024/11/21 10:29) |
ペールピンク: ¥10,370〜(2024/11/21 18:19) |
最大風量
EH-NE7Gのほうがわずかに風量が大きいです。最大風量は、EH-NE7Gでは2.0 m³/分で、EH-NE6Gでは1.9 m³/分です。
しかし、温風温度はEH-NE7Gのほうが5℃低いです。おそらくヒーターはそのままなのでしょう。
そのため、髪の乾きやすさの点では変わらないと思いますので、これはどちらでも良いと思います。
ナノケアの最上位機種EH-NA0Gでは最大風量が 1.5 m³/分ですから、どちらの機種もそれよりも風量が強いです。
早く髪を乾かしたい方に嬉しい性能ですね。
型番 | EH-NE7G | EH-NE6G |
---|---|---|
外観 |
||
風量 | 2.0 m³/分 | 1.9 m³/分 |
温風温度 | 約 80°C(ターボ/ホット時) 約100°C(ドライ/ホット時) |
約 85°C(ターボ/ホット時) 約105°C(ドライ/ホット時) |
参考価格 |
ブラウン: ¥19,800〜(2024/11/21 10:29) |
ブラウン: ¥17,000〜(2024/11/21 18:19) |
参考価格 | ピンクゴールド: ¥17,980〜(2024/11/21 10:29) |
ペールピンク: ¥10,370〜(2024/11/21 18:19) |
本体デザイン
EH-NE7Gでは、EH-NE6Gやそれよりも下位機種とはデザインが変わり、出っ張りの少ないデザインになりました。昭和時代なら近未来的と呼ばれたような、ややレトロ感のある非流線型の筒型をしています。
次の画像は、EH-NE7Gのブラウン色です。
プラスチックを感じさせないマットで高級感のある表面処理が、野暮ったさを感じさせません。
速乾ノズルは、EH-NE6Gや過去機種では中央部分がネズミ色のプラスチックで、デザインを損ねていると思っていたのですが、そこが透明色になり改良されています。曲線的でないノズルでも同等の性能が出るかは興味深いところです。
次の画像は、EH-NE6Gのブラウン色です。
ボディの色は似ています。こちらは現代的な流線型のデザインです。吹き出し口からみると、ダブル外付けイオンが猫耳のように出っ張っています。速乾ノズルの外側の色は黒みのある透明色です。
次の画像は、EH-NE7Gのピンクゴールド色です。
持ち手は白です。速乾ノズルの色も同系の透明色です。
次の画像は、EH-NE6Gのペールピンク色です。
可愛らしいピンク色です。ノズルも透明ピンク色です。
なお、本体サイズはほぼ同じです。
重さはEH-NE7Gのほうが50 g重いですが、10%程度ですので、わからないくらいの違いでしょう。
型番 | EH-NE7G | EH-NE6G |
---|---|---|
外観 |
||
サイズ | 22.4×21.6×9.0 cm | 22.5×21.2×9.2 cm |
質量(約) | 580 g | 530 g |
参考価格 |
ブラウン: ¥19,800〜(2024/11/21 10:29) |
ブラウン: ¥17,000〜(2024/11/21 18:19) |
参考価格 | ピンクゴールド: ¥17,980〜(2024/11/21 10:29) |
ペールピンク: ¥10,370〜(2024/11/21 18:19) |
どちらがおすすめか
このように、EH-NE7Gは、EH-NE6Gと比べて次の点が異なります。
- ダブルミネラルマイナスイオンを搭載。
- 2.0 ㎥/分の大風量。一方で温風温度は5℃低い。
- 本体デザインが出っ張りの少ないデザインに。
一番の違いは、EH-NE7Gはミネラルマイナスイオンにより、キューティクルの密着性を高める効果が期待できるということです。これにより摩擦ダメージを抑え、枝毛発生率を低減し、紫外線の髪への影響を抑えます。
そのため、EH-NE7Gは次のような方におすすめです。
- 髪の傷みや、枝毛が特に気になっている。
- レトロ感のあるデザインが好み。
一方で、EH-NE6Gは次のような方におすすめです。
- 従来のマイナスイオンでも指通りが滑らかになる効果があるのでそれで十分。
- 流線型のデザインが好み。
2020年のイオニティシリーズでは、EH-NE6Gの前の機種であるEH-NE6Eが最上位機種でしたので、EH-NE6Gでも十分な性能があると思います。
2.0 ㎥/分や1.9 ㎥/分の風量は、ナノケアシリーズより強い風量です。どちらの機種も、大風量で早く髪を乾かしたいという方におすすめです。
価格と機能を表で比較
価格と機能を表で比較すると次のようになります。
型番 | EH-NE7G | EH-NE6G |
---|---|---|
発売年 | 2021 | 2021 |
外観 |
||
参考価格 | ブラウン: ¥19,800〜(2024/11/21 10:29) |
ブラウン: ¥17,000〜(2024/11/21 18:19) |
参考価格 | ピンクゴールド: ¥17,980〜(2024/11/21 10:29) |
ペールピンク: ¥10,370〜(2024/11/21 18:19) |
型番 | EH-NE7G | EH-NE6G |
イオン |
マイナスイオン
[髪表面に付着・さらさらな髪へ]
水分量: ☆
|
|
マイナスイオン |
ダブル外付けミネラルマイナスイオン
|
ダブル外付けマイナスイオン
|
チャージ |
イオンチャージ
|
|
ノズル |
速乾ノズル
|
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モード | − | |
型番 | EH-NE7G | EH-NE6G |
機能 | 温冷ツインフロー | |
お手入れ簡単 吸込口(フィルター)
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冷風
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静電気抑制
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風量 | 2.0 m³/分 | 1.9 m³/分 |
温風温度 | 約 80°C(ターボ/ホット時) 約100°C(ドライ/ホット時) |
約 85°C(ターボ/ホット時) 約105°C(ドライ/ホット時) |
サイズ | 22.4×21.6×9.0 cm | 22.5×21.2×9.2 cm |
質量(約) | 580 g | 530 g |
マイナスイオンの効果
イオニティドライヤーEH-NE7GとEH-NE6Gは、マイナスイオンを放出する機能が付いていますが、ここではマイナスイオンの効果についてもう少し詳しく紹介します。
「マイナスイオン」とは、空気中の原子や分子が電子を得てマイナスに帯電したものです。
マイナスイオンには、次の効果があります。
- 髪のうねりを抑えて、なめらかな指通りに
- 髪のキューティクルを閉じて、さらさらな髪へ
髪のうねりの抑制
髪のうねりがあると、髪本来のツヤや、滑らかな指通りを失わせます。うねりの原因のひとつは、髪の水分バランスが崩れることです。
(図はパナソニック公式ページより引用)
マイナスイオンを髪にあてることで、わずかですが、イオンなしよりも、くせの伸び率が上昇する(うねりが抑制される)ことがわかっています。
髪のうねりを抑え、指通りをなめらかにしたいという方に、嬉しい効果です。
キューティクルを閉じる効果
(図はパナソニック公式ページより引用)
傷んだ髪はキューティクルが開き、水分が蒸発し、パサつきやすくなります。
イオンなしのドライヤーで乾かした場合には、キューティクルが開いたままになり、水分が蒸発しパサツキの原因になります。マイナスイオンは、髪の表面に付着しキューティクルを閉じ、さらさらな髪にします。
マイナスイオンでさらさらな髪になるのも嬉しいですね。
上位シリーズである「ナノケア」で放出されるナノイーと比べると効果は弱いですが、イオンなしと比べると、マイナスイオンでも髪のうねりの抑制や、キューティクルを閉じる効果があって良いですね。
型番 | EH-NE7G | EH-NE6G |
---|---|---|
外観 |
||
参考価格 |
ブラウン: ¥19,800〜(2024/11/21 10:29) |
ブラウン: ¥17,000〜(2024/11/21 18:19) |
参考価格 | ピンクゴールド: ¥17,980〜(2024/11/21 10:29) |
ペールピンク: ¥10,370〜(2024/11/21 18:19) |
共通機能
EH-NE7GとEH-NE6Gが共通して持つ機能について見てみましょう。
機能の特徴は、大風量、速乾ノズル、温冷ツインフロー、W外付けマイナスイオン、イオンチャージパネルです。
このうち、温冷ツインフロー、W外付けマイナスイオン、イオンチャージパネルの3つは、イオニティシリーズ上位機種であるこれらの機種だけが搭載しています。
特に温冷ツインフローは、ナノケアの上位モデルに搭載されている温冷リズムモードに似た効果が得られますので、おすすめの機能です。
機能について詳しくみてみましょう。
大風量
2.0 m3/分または1.9 m3/分の大風量でパワフルにヘアードライできます。
風量が強ければ一概に速く乾くわけではありませんが、ナノケア最上位モデルのEH-NA0Gでも風量は1.5 m3/分ですから、それよりも風が強いことがわかります。
速乾ノズル
(図はパナソニック公式ページより引用)
ナノケアでも搭載されている速乾ノズルが付いています。縦型の強風と弱風がぬれた毛束をほぐしながら長い髪、多い髪もスピーディーに乾燥します。
温冷ツインフロー
(図はパナソニック公式ページより引用)
温冷ツインフローは、温風の外側から冷風が出ることで、ドライヤーを動かして使用すると温風と冷風が交互にあたり、髪1本1本の毛流れを整え、なめらかなツヤを作る機能です。
ナノケア上位モデルのEH-NA0G、EH-NA9Gに搭載されている温冷リズムモードと似た効果が得られます。
W外付けマイナスイオン
(図はパナソニック公式ページより引用)
ダブル外付けミネラルマイナスイオンまたはダブル外付けマイナスイオンとは、温風とマイナスイオンの吹出口を左右に分けたものです。
これによりマイナスイオンに含まれる水分を温風の熱から守ることができます。
マイナスイオンが髪表面をコートし、さらさらな髪にします。さらに、髪の静電気も抑制します。
イオンチャージパネル
ハンドル部には、イオンチャージパネルが搭載されています。
ハンドルと一緒に握るだけで、髪の帯電を抑制し、髪にマイナスイオンをより引きつけます。
以上のように、EH-NE7GとEH-NE6Gは、多機能なマイナスイオンドライヤーをお探しの方におすすめです。多機能であるにも関わらず、ナノイーを搭載していない分、価格は手頃になっています。
型番 | EH-NE7G | EH-NE6G |
---|---|---|
外観 |
||
参考価格 |
ブラウン: ¥19,800〜(2024/11/21 10:29) |
ブラウン: ¥17,000〜(2024/11/21 18:19) |
参考価格 | ピンクゴールド: ¥17,980〜(2024/11/21 10:29) |
ペールピンク: ¥10,370〜(2024/11/21 18:19) |
過去機種も要確認
EH-NE6Gよりも前の機種であるEH-NE6E、EH-NE6B、EH-NE6Aという機種は、本体色が異なるだけでEH-NE6Gと性能は同じです。そのため、好みの本体色がある場合や、価格がより安くなっている場合は、それらの機種もおすすめです。
EH-NE7Gは2021年から新しく発売された機種のため、旧機種(いわゆる型落ち)はまだありません。
価格は次のようになっています。
型番 | 本体色 | 参考価格 |
EH-NE6G-T ブラウン |
¥17,000〜(2024/11/21 18:19) |
|
EH-NE6G-PP ペールピンク |
¥10,370〜(2024/11/21 18:19) |
|
EH-NE6E-S シルバー |
− |
|
EH-NE6E-PN ピンクゴールド |
¥12,890〜(2024/11/21 18:19) |
|
EH-NE6B-N ゴールド |
¥16,800〜(2024/11/21 01:40) |
|
EH-NE6B-PN ピンクゴールド |
¥14,850〜(2024/11/21 01:40) |
|
EH-NE6A-N ゴールド |
− |
|
EH-NE6A-PP ペールピンク |
¥12,000〜(2024/11/21 01:40) |
まとめ
パナソニックのマイナスイオンヘアドライヤー イオニティEH-NE7Gは、EH-NE6Gと比べて、ミネラルマイナスイオンが放出され、風量がわずかに強く、ややレトロなデザインであるという点が異なります。髪の傷みが気になるという方は、ミネラルマイナスイオンを搭載したEH-NE7Gがおすすめです。
次の記事では、パナソニックのヘアドライヤーについて性能を一覧表で比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
パナソニック ヘアドライヤー12種類の一覧比較。ナノケア・イオニティ。
以上、EH-NE7GとEH-NE6Gの3つの違い!ダブルミネラルマイナスイオン。でした。
参考
EH-NE7G
ミネラル
マイナスイオン
2.0
㎥/分
ツイン
フロー
ノズル
チャージ
- パナソニック(Panasonic)
- 価格¥19,800(2024/11/21 10:29時点)
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- 価格¥17,980(2024/11/21 10:29時点)
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EH-NE6G
マイナス
イオン
1.9
㎥/分
ツイン
フロー
ノズル
チャージ
- パナソニック(Panasonic)
- 価格¥17,000(2024/11/21 18:19時点)
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