パナソニックのスチーマー ナノケアEH-SA6CとEH-SA3Cは何が異なるのでしょうか。違いは3つあります。わかりやすく紹介します。
[参考] パナソニックのスチーマー ナノケア 8機種の一覧比較。
3つの違い
EH-SA6CとEH-SA3Cはどちらも2021年発売の機種です。EH-SA6Cのほうが上位機種です。
EH-SA6Cは、EH-SA3Cと比べて次の点が異なります。
- ナノイー放出機能付き。
- 3モードを搭載。
- 本体サイズが一回り大きい。
放出される温スチームの性能や、アロマタブレットが使用可能な点は同じです。
簡単に言うとEH-SA6Cは、EH-SA3Cにナノイー機能を搭載した2WAY機種です。
EH-SA6Cは、ナノイーもあわせて使って、肌や髪のケアもしたいという方におすすめです。
違いを表で比較すると次のようになります。
機種 | EH-SA3C | EH-SA6C |
---|---|---|
発売年 | 2021 | 2021 |
画像 | ||
特徴 | 温スチームに対応のコンパクトモデル。 | ナノイー放出機能付き。3モード搭載。 |
おすすめの方 | コンパクトなものが良い方。 | ナノイーで髪のケアもしたい方。 |
スチーム・ミストの種類 | ナノサイズ温スチーム | ナノサイズ温スチーム ナノイー |
コース | – | スチームモード 毛先ケアモード ナノイーモード |
本体サイズ | 高さ 16.3 × 幅 10.4 × 奥行 14.8 cm | 高さ 18 × 幅 12.5 × 奥行 20 cm |
本体質量 | 約 700 g | 約 1.2 kg |
機種 | EH-SA3C | EH-SA6C |
参考価格 | ¥24,900〜(2025/01/18 06:52) |
¥26,500〜(2025/01/18 06:52) |
違いについて、詳しく見てみましょう。
ナノイー放出機能
EH-SA6Cは、温スチームだけでなく、ナノイーの放出機能が搭載されています。
ナノイーとは、空気中の水分を超微細化した水分たっぷりのイオンのことです。ナノイーは、一般的なマイナスイオンの約1,000倍(体積比)の水分に包まれています。
(画像はパナソニック公式ページより引用。)
ナノイーを肌に当てるとうるおいのあるキメの整った肌になり、髪に当てると髪にツヤが出るとされています。
温スチームで肌のケアをするだけでなく、ナノイーも使って肌や髪のケアをしたい、という方にはEH-SA6Cがおすすめです。
パナソニックのナノイードライヤーが最近人気で、うちでも使っていますが、たしかにツヤが出るような気がしていておすすめですよ。
なお、ナノイーの放出口は、温スチーム吹き出し口とは別に本体前面にあります。ルーバーによって吹き出し方向を変えることができます。
機種 | EH-SA3C | EH-SA6C |
---|---|---|
画像 | ||
スチーム・ミストの種類 | ナノサイズ温スチーム | ナノサイズ温スチーム ナノイー |
参考価格 | ¥24,900〜(2025/01/18 06:52) |
¥26,500〜(2025/01/18 06:52) |
3モード
EH-SA3Cは温スチームの出るON/OFFスイッチのみがついていますが、EH-SA6Cでは3つのモードが搭載されており、1つを選んで使用します。
次の3モードがあります。
- 温スチームが最大12分出る「スチームモード」
- 温スチーム4分のあと、ナノイー送風が2分出る「毛先ケアモード」
- ナノイー送風が約8時間出る「ナノイーモード」
1つ目のスチームモードはEH-SA3Cと同じで、温スチームのみが出るモードです。デイリーケアとして顔やデコルテにスチームを当てたり、クレンジング時にアゴの上あたりからたっぷりスチームを当てて使用します。
2つ目の毛先ケアモードは、合計6分のモードです。毛先全体に温スチームをあて、その後にナノイーを当てます。毛先にうるおいやまとまりを与えたいときに使用します。なお、温スチームとナノイーを同時に出すことはできません。
3つ目のナノイーモードは、8時間ナノイーが出続けるモードです。就寝中や、在宅ワーク中、部屋でリラックスしているときにナノイーを肌や髪に浴びることで、キメの整った肌・ツヤのある髪を目指します。
このようにEH-SA6Cでは、温スチームだけでなくナノイー放出器として、就寝中などにも使用することができます。ナノイーは空気中の水分を利用するため給水の必要がなく、気軽に使える点が便利です。
機種 | EH-SA3C | EH-SA6C |
---|---|---|
画像 | ||
コース | – | スチームモード 毛先ケアモード ナノイーモード |
参考価格 | ¥24,900〜(2025/01/18 06:52) |
¥26,500〜(2025/01/18 06:52) |
本体サイズ
EH-SA6Cはナノイー機能がついていますが、代わりに本体が少し大きいのが欠点です。
EH-SA3Cと比べて、高さが1.7 cm、幅が2.1 cm、奥行きが5.2 cm大きいです。
EH-SA3Cは机の上に置きっぱなしでも気にならないくらいだと思いますが、EH-SA6Cでは一回り大きく、存在感がある感じになります。重さは約 1.2 kgでそれほど重くはなく、使わないときには棚に置いておけばよいと思います。
一方で、机に置きっぱなしで使いたいという方は、EH-SA3Cのほうがコンパクトでよいでしょう。
機種 | EH-SA3C | EH-SA6C |
---|---|---|
画像 | ||
本体サイズ | 高さ 16.3 × 幅 10.4 × 奥行 14.8 cm | 高さ 18 × 幅 12.5 × 奥行 20 cm |
本体質量 | 約 700 g | 約 1.2 kg |
参考価格 | ¥24,900〜(2025/01/18 06:52) |
¥26,500〜(2025/01/18 06:52) |
どちらがおすすめか
このように、EH-SA3CとEH-SA6Cの主な違いは、ナノイー放出機能の有無です。
EH-SA6Cでは、ナノイーの放出機能があり、ナノイーを使って肌や髪にうるおいを与えることができます。代わりに本体サイズは一回り大きくなります。
そのため、EH-SA6Cは次のような方におすすめです。
- 温スチームで肌のケアをするだけでなく、ナノイーも利用して、就寝中にも肌や髪のケアをしたい方。
一方で、EH-SA3Cは次のような方におすすめです。
- 机に置きっぱなしにしたいなどの理由で、本体がコンパクトなほうがよい方。
次のようなナノイー単体の発生器も販売されていますが、温スチームと両方使用したいのであれば、一体になっているEH-SA6Cのほうが場所を取らなくて良いでしょう。
- パナソニック(Panasonic)
- 価格¥10,500(2025/01/18 06:52時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
価格と機能を表で比較
EH-SA3CとEH-SA6Cの価格と機能を表で比較すると、次のようになります。
機種 | EH-SA3C | EH-SA6C |
---|---|---|
発売年 | 2021 | 2021 |
画像 | ||
参考価格 | ¥24,900〜(2025/01/18 06:52) |
¥26,500〜(2025/01/18 06:52) |
特徴 | 温スチームに対応のコンパクトモデル。 | ナノイーが放出されるモデル。3モード搭載。 |
おすすめの方 | コンパクトなものが良い方。 | ナノイーで髪のケアもしたい方。 |
機種 | EH-SA3C | EH-SA6C |
スチーム・ミストの種類 | ナノサイズ温スチーム | ナノサイズ温スチーム ナノイー |
コース | – | スチームモード 毛先ケアモード ナノイーモード |
アロマ対応 | ◯ (タブレット1個) | ◯ (タブレット1個) |
スチーム温度 | 約 40 ℃ | 約 40 ℃ |
機種 | EH-SA3C | EH-SA6C |
スチーム発生量 | 約 6 mL/分 (吹出口 1 個) | 約 6 mL/分 (吹出口 1 個) |
ミスト発生量 | – | – |
スチーム・ミスト発生時間 | 約 12 分 | 約 12 分 |
給水タンク容量 | 約 90 mL | 約 95 mL |
本体サイズ | 高さ 16.3 × 幅 10.4 × 奥行 14.8 cm | 高さ 18 × 幅 12.5 × 奥行 20 cm |
本体質量 | 約 700 g | 約 1.2 kg |
付属品 | アロマタブレット 1 個 | アロマタブレット 1 個 |
共通機能
ここでは、EH-SA6CとEH-SA3Cの共通性能である、温スチームとアロマタブレットについて簡単に見てみましょう。
温スチーム
温スチーム機能では、約40℃の温かいスチームが出ます。顔をやわらかく包み込んで保湿をします。
パナソニックによれば、温スチームを使用することで、次のように肌水分量や、化粧ノリの良さ感がアップするということです。
- 【1回使用】 温スチームを10分間浴びた後に化粧水を塗布した場合、化粧水だけ塗布した場合と比べて、肌のキメが整い、肌水分量が約 80%アップ。
- 【1回使用】温スチームを10分間浴びた場合、浴びていない場合と比べ、化粧ノリのよさの評価値が約 2 倍。
温スチームを1回使用するだけでも、肌水分量がアップし、化粧のノリが良くなっているというのは驚きですね。
アロマタブレット
EH-SA6CとEH-SA3Cは、アロマタブレットに対応しています。
アロマタブレットとは、次のようなもので、エッセンシャルオイルの香りを楽しみながらスチーマーを使うことができます。
タブレット名 | 真正ラベンダー | ベルガモット | ティートゥリー | ゼラニウム | イランイラン |
画像 |
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説明 | ラベンダーの代表格でフローラルで爽やかな香り | 柑橘系で清々しく爽やかさを感じさせるシトラスの香り | クールで清潔感のあるウッディな香り | 甘いミントベースに、ほのかにローズを感じさせる香り | 濃厚な甘さを感じさせるエキゾチックな香り |
4個入参考価格 | ¥2,122〜(2025/01/18 06:52) |
¥1,191〜(2025/01/18 06:52) |
¥1,191〜(2025/01/18 06:52) |
¥1,775〜(2025/01/18 06:52) |
¥2,183〜(2025/01/18 06:52) |
タブレットは消耗品で、1つのタブレットは、15 回 (12分使用時) 使うことができます。定価は4個入で税込2,750円ですが、執筆時の実売価格の1,364円で計算すると、1回あたり23円となります。
EH-SA6C、3Cには真正ラベンダーのタブレットが一つ付属します。アロマディフューザーの代わりに香りをたてることができますので、アロマの香りが好きな方はぜひ試してみてくださいね。
まとめ
パナソニックのスチーマー ナノケアEH-SA6CとEH-SA3Cの違いは、EH-SA6Cにはナノイー放出機能があるということです。ナノイーを利用して、肌や髪のケアをしたい、という方にはEH-SA6Cがおすすめです。
[参考]
温感かっさEH-SP21を一緒につかうのもおすすめです。
以上、EH-SA6CとEH-SA3Cの3つの違い。でした。
参考
EH-SA3C
のスチーム
ホルダー
搭載
タブレット
1個付属
- パナソニック(Panasonic)
- 価格¥24,900(2025/01/18 06:52時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
EH-SA6C
のスチーム
ホルダー
搭載
タブレット
1個付属
- パナソニック(Panasonic)
- 価格¥26,500(2025/01/18 06:52時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る