パナソニックの空気清浄機F-PXU60とF-PXT55は何が異なるのでしょうか。違いは3つあります。わかりやすく紹介します。
3つの違い
F-PXU60はF-PXT55の後継機種です。F-PXU60は2021年発売、F-PXT55は2020年発売です。
F-PXU60はF-PXT55と比べて、次の点が変更になりました。
- スッキリした本体形状に変更。一方で、ルーバーはなくなりスイング運転はできなくなった。
- 風量・適用床面積がやや大きくなった。消費電力はやや少なくなった。
- ニオイセンサー、照度センサー、エコナビ、衣類脱臭モード、切タイマーがなくなった。おやすみ運転は、手動切替になった。
F-PXU60は風量が大きくなりましたが、他の機能は大幅に削減されて、シンプルな使い勝手の空気清浄機になりました。
違いを表で比較すると次のようになります。
型番 | F-PXU60 | F-PXT55 |
---|---|---|
発売年 | 2021 | 2020 |
外観 |
||
適用畳数 | 〜27畳 | 〜25畳 |
8畳の清浄時間 | 約 11 分 | 約 11 分 |
最大風量 | 6.0 ㎥/分 | 5.5 ㎥/分 |
最大消費電力 | 45.0 W | 49.0 W |
センサー | ハウスダストセンサー | ハウスダストセンサー ニオイセンサー 照度センサー |
エコナビ | − | ◯ |
おやすみ運転 | 手動 | 自動 |
切タイマー | − | 2・4時間 |
風量・モード | 自動・静音・中・強 | 自動・静音・中・ターボ・衣類脱臭(スイング・スポット) |
チャイルドロック | ◯ | ◯ |
フィルター | 静電HEPA集じんフィルター(交換目安約10年) 脱臭フィルター(交換目安約10年) |
静電HEPA集じんフィルター(交換目安約10年) 脱臭フィルター(交換目安約10年) |
型番 | F-PXU60 | F-PXT55 |
参考価格 ホワイト |
¥35,500〜(2024/11/20 02:44) |
− |
参考価格 ブラック |
− | − |
フィルターの型番は変わったものの、搭載されているフィルターの種類や交換年数は同じです。
それでは、違いについて詳しく見てみましょう。
本体形状
F-PXU60では、本体形状が大幅に変更となり、スッキリした見た目になりました。
F-PXT55は、次のような形です。
上部に操作パネルがあります。背面側は大きく下がっており、ルーバーがあります。ルーバーをスイングすることで送風方向を変えることができます。モダンなデザインです。
F-PXU60は次のような形です。
上部に操作パネルがありますが、操作ボタンの数は大幅に減り、最低限の表示だけ残されています。ルーバーはなくなり、送風方向は固定になりました。箱型で、シンプルでスッキリとしたデザインです。
風量・消費電力
F-PXU60では、最大風量が少し大きくなり、一方で消費電力はわずかに少なくなりました。
F-PXU60の最大風量は 6.0 ㎥/分で、適用畳数は27畳まで、消費電力は45.0 Wです。F-PXT55の最大風量は 5.5 ㎥/分で、適用畳数は25畳まで、消費電力は49.0 Wです。
8畳の清浄時間はどちらも約 11 分で同じです。
風量が大きくなっているのは良いですが、違いがわかるほどの変化ではないため、どちらでも良いと思います。
型番 | F-PXU60 | F-PXT55 |
---|---|---|
適用畳数 | 〜27畳 | 〜25畳 |
8畳の清浄時間 | 約 11 分 | 約 11 分 |
最大風量 | 6.0 ㎥/分 | 5.5 ㎥/分 |
最大消費電力 | 45.0 W | 49.0 W |
センサー・モード
F-PXU60では、ニオイセンサー、照度センサー、エコナビ、衣類脱臭モード、切タイマーがなくなり、おやすみ運転が手動切替になりました。
F-PXT55に搭載されている、それぞれのセンサー・モードは次のような役割があります。
- ニオイセンサーは、自動運転中にニオイを検知すると風量を増して空気清浄を行います。
- 照度センサーは、部屋が暗くなったことを検知して、風量を弱め、操作パネルのランプを自動で減灯・消灯するおやすみ運転に自動で切り替えます。
- エコナビは、パトロール運転と学習運転により、消費電力を抑えます。
- 衣類脱臭運転は、衣類についた気になるニオイを取りたいときに使用するモードです。衣類に空気清浄機の風が当たるようにして使用します。
- 切タイマーは、2時間または4時間後に自動で運転が止まるように設定できます。
F-PXU60にはハウスダストセンサーのみが搭載されています。操作ボタンは、運転・ロック・おやすみの3つしかありません。基本的には、ハウスダストの量に応じた自動運転を常時行い、ランプの明かりや風量の強さが気になるなら、就寝時に手動でおやすみモードに切り替える、というシンプルな使い方が想定されているようです。
私もパナソニックの加湿空気清浄機を使っています。衣類脱臭運転や切タイマーは使わないのでなくても良いと思いますが、ニオイセンサーや照度センサー、エコナビは、放ったらかしで24時間運転するのにあったら嬉しい機能なので、残しておいてほしかったですね。
型番 | F-PXU60 | F-PXT55 |
---|---|---|
センサー | ハウスダストセンサー | ハウスダストセンサー ニオイセンサー 照度センサー |
エコナビ | − | ◯ |
おやすみ運転 | 手動 | 自動 |
切タイマー | − | 2・4時間 |
風量・モード | 自動・静音・中・強 | 自動・静音・中・ターボ・衣類脱臭(スイング・スポット) |
どちらがおすすめか
このようにF-PXU60は、F-PXT55と比べて、本体デザインがスッキリして、風量がわずかに増えましたが、ニオイ・照度センサーや、エコナビ、衣類脱臭運転などがなくなりました。
そのため、ニオイに反応して空気清浄して欲しいという方や、暗くなったら自動でランプを減灯して欲しいという方には、高機能なF-PXT55の方がおすすめです。
一方で、白いスッキリしたデザインの方が好みという方や、シンプルな操作性の方が好みという方には、F-PXU60がおすすめです。
価格は次のようになっています。
F-PXT55は生産終了していますので、F-PXT55が良い場合には早めに手に入れると良いでしょう。
型番 | F-PXU60 | F-PXT55 |
---|---|---|
発売年 | 2021 | 2020 |
外観 |
||
参考価格 ホワイト |
¥35,500〜(2024/11/20 02:44) |
− |
参考価格 ブラック |
− | − |
まとめ
パナソニックの空気清浄機F-PXU60は、F-PXT55の後継機種です。本体デザインがスッキリして、風量がわずかに増えましたが、ニオイ・照度センサーや、エコナビ、衣類脱臭運転などがなくなりました。F-PXU60は、シンプルなデザインや操作性が好みである方におすすめです。
以上、F-PXU60とF-PXT55の3つの違い。でした。
- F-VXU40とF-VXT40の1つの違い。操作パネルのデザイン。
- F-VXU55とF-VXT55の1つの違い。パネルデザイン。
- F-VXU70とF-VXT70の2つの違い。ナノイー量。
- F-VXU90とF-VXT90の2つの違い。ナノイー量。
- F-VC55XUとF-VXU55の違いは?
- F-VC70XUとF-VXU70の違いは?
参考
F-PXU60
〜27畳
清浄時間
約 11 分
ダスト
センサー
- パナソニック(Panasonic)
- 価格¥35,500(2024/11/20 02:44時点)
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F-PXT55
〜25畳
清浄時間
約 11 分
ダスト
センサー
照度
センサー
ナビ
脱臭
運転
- パナソニック(Panasonic)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
- パナソニック(Panasonic)
- Amazonで口コミ・レビューを見る