パナソニックのF-VXS70とF-VXR70はナノイーXを搭載した空気清浄機です。
これらは何が異なるのでしょうか。わかりやすく紹介します。
なお、次の記事ではパナソニックの空気清浄機10モデルについて、一覧表で性能を比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
2つの違い
F-VXS70は2019年モデルで、F-VXR70は2018年モデルです。
この2つのモデルの違いは次の2点です。
- F-VXS70では、花粉撃退運転の[パワフル]設定のときに、空気の汚れを確認する間隔が60分に1度から、30分に1度になった。
- 操作パネルのデザインがわずかに変わった。
この2点はあまり大きな違いではないため、安い方を購入するのがおすすめです。
なお、F-VXS70と流通経路が異なるだけで、実質的に同じモデルにF-VC70XSがあります。
そのため、F-VC70XSとF-VXR70についても、この2点が異なるということになります。
2つの違いについて詳しく見ていきましょう。
花粉撃退運転の違い
花粉撃退運転は、花粉シーズンなどに花粉を集中的に除去したいときに使用するモードです。
花粉撃退運転モードをONにすると、センサー感度が高くなり、強めの風量で自動運転が行われます。
花粉撃退運転モードは、[標準]と[パワフル]の2通りから選ぶことができます。
このモードのときには、室内の空気がきれいな状態でも、空気の汚れを確認するために、強めの風量で5分間運転を行います。
この空気の汚れを確認する間隔は、F-VXR70では60分に1度でしたが、F-VXS70の[パワフル]では30分に1度に短くなりました。
表で比較すると次のようになります。
モデル | F-VXS70 | F-VXR70 |
発売年 | 2019 | 2018 |
花粉撃退運転時の パトロール間隔 [標準] |
約60分に1度 | 約60分に1度 |
[パワフル] | 約30分に1度 | 約60分に1度 |
F-VXS70の[パワフル]運転では、部屋が花粉で汚染されたことを早く検知できることになりますので、花粉で悩んでいる方には嬉しい変更ですね。
しかし、空気が綺麗でも30分に1度は風量が増して騒音が出るわけですから、気になる方もいらっしゃるかもしれません。
パトロールの強風量運転以外のときでも、各種センサーが花粉やヒトを検知すれば、気流が制御されて空気が清浄されます。
そのため、強風量でないと空気が十分に循環しないような大きな部屋でなければ、使っていてわかるほどの違いはないかもしれませんね。
操作パネルの違い
2つ目の違いは、操作パネルのデザインです。
次の画像は、F-VXR70の操作パネルです。
次の画像は、F-VXS70の操作パネルです。
細かい違いですが、F-VXS70では、運転ボタンが黒地に白抜きになり、他のボタンの枠は太くなり隣のボタンと接するようになりました。
ボタンが見やすくなっていると思います。
おすすめはどちら?
F-VXS70では、花粉撃退運転モードの[パワフル]時のパトロール間隔が短くなりましたが、大きな部屋で使うのでなければそれほど大きな違いはでないと考えられます。
デザインについてもわずかな違いしかありません。
そのため、価格の安い方のモデルを選ばれるとよいのではないかと思います。
執筆時点では、F-VXR70は生産終了になっていますので、順次在庫切れになっていくと思われます。
モデル | F-VC70XS | F-VXS70 | F-VXR70 |
発売年 | 2019 | 2019 | 2018 |
木目調 | − |
− |
|
ブラック | − |
||
ホワイト |
まとめ
F-VXS70とF-VXR70は、次の2点で異なります。
- F-VXS70では、花粉撃退運転の[パワフル]設定のときに、空気の汚れを確認する間隔が60分に1度から、30分に1度になった。
- 操作パネルのデザインがわずかに変わった。
この2点はあまり大きな違いではないため、安い方を購入するのがおすすめです。
次の記事ではパナソニックの空気清浄機10モデルについて、一覧表で性能を比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
以上、F-VXS70とF-VXR70の2つの違い!でした。
参考