ターミナル設定が次のようなとき。
set term postscript enhanced eps color solid
bold italic(太字&斜体)両方適用する
set label "{/Arial-BoldItalic foo}"
Boldだけ適用する。ダブルコーテーション内を次に変更。
{/Arial-Bold foo}
Italicだけ適用。
{/Arial-Italic foo}
Bold Italicじゃなくて、ベクトル記号の矢印を斜体字の上につける。
@^{/Symbol \256}{/Arial-Italic a}
hbarを表示。他に、マイナス記号を別のバー記号にするとかフォントサイズを替えるとかいう方法もあるけれど、どのフォントサイズでも安定した形となる次の方法がよいみたい。
{/Arial-Italic @^-h}
追記
Arialはpostscript 1のcore font set に入っていないため、互換性の点から、現在ではHelvetica(立体)とHelvetica-Oblique(斜体)を使用するのをお勧めしています。例えば、Arialフォントが入っている図を macOSの「プレビュー」アプリケーションで表示すると次の警告メッセージが出ます。
PostScript Conversion Warning
PostScriptファイル“sample.eps”の変換で次の警告がありました:
· Arial not found, using Courier.
· Arial-Italic not found, using Courier.
Helveticaは、postscript 1のcore font set に入っており、警告は出ません。
詳しくは、次のeps出力まとめ記事の「フォント」の項を御覧ください。hbarの様々な書き方についても紹介しています。
ピンバック: gnuplot での eps 出力の Tips (2016年版)