KC-H50とKC-L50の6つの違い![空気清浄機]

シャープの加湿空気清浄機で人気のモデルがKC-H50とKC-L50です。

KC-L50は、KC-H50の後継機種ですが、何が異なるのでしょうか。

わかりやすく紹介します。

 

次のページではシャープの空気清浄機32モデルについて一覧表で性能比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

シャープの加湿・空気清浄機32モデルの一覧比較!

6つの違い

KC-L50は2019年モデルで、KC-H50は2017年モデルです。

KC-L50とKC-H50で異なるのは、センサーや操作パネルに関連する部分です。

 

KC-H50はKC-L50よりも前のモデルですが、KC-L50よりも次の6点で性能が良いです。

  • 照度センサーがある。
  • みはり機能がある。
  • チャイルドロック機能がある。
  • モニター明るさ切り替えができる。
  • KC-L50では湿度のみ3段階の表示がされるが、KC-H50では湿度/温度/24時間電気代が数値で表示される。
  • KC-L50ではおやすみモードだが、KC-H50では静か寝モードである。

 

風量や加湿量などの、加湿空気清浄機としての基本性能はほぼ同じです。

細かな違いとしては、次の3点が挙げられます。

KC-H50のほうが、

  • 静音時の消費電力が0.2 W大きい
  • 重量が0.2 kg重い
  • 高さが2 mm大きい

しかし、このようにわずかな違いであり、使用していて気づくほどのものではないでしょう。

 

6つの大きな違いについて表で比較してみましょう。

モデル KC-H50 KC-L50
画像
    
シャープ 加湿 空気清浄機 プラズマクラスター 7000 スタンダード 13畳 / 空気清浄 23畳 花粉 ホワイト KC-H50-W シャープ 加湿 空気清浄機 プラズマクラスター 7000 スタンダード 13畳 / 空気清浄 23畳 ホワイト KC-L50-W
参考価格
¥31,500〜(2024/04/19 23:03)

¥26,750〜(2024/04/19 20:33)

発売年度 2017年 2019年
センサー ニオイ、湿度、温度、照度 ニオイ、湿度、温度
湿度/温度/24時間電気代 表示
(数値表示)

湿度のみ3段階表示
モード 強/中/静音
静か寝/花粉/自動
強/中/静音
おやすみ/花粉/自動
みはり機能 高温・高湿みはり
乾燥・低温みはり
チャイルドロック
モニター明るさ切り替え

このようにKC-H50では、細かい表示・設定ができるようになっています。

 

それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。

センサー

KC-L50に搭載されているセンサーは、ニオイ・湿度・温度の3種類ですが、KC-H50では照度センサーが多く4種類あります。

これにより部屋の明るさに応じてモニターの明るさを切り替えることができるようになっています。

湿度/温度/24時間電気代 表示

KC-L50では3段階のランプで湿度が表示できるだけですが、KC-H50では、湿度・温度・24時間電気代が本体右上に数値表示できます。

 

次の画像は、KC-L50の湿度表示パネルです。

次の画像は、KC-H50の湿度・温度・24時間電気代表示パネルです。

KC-H50では切り替えボタンを押すことで、湿度・温度・24時間電気代のいずれかひとつを表示させることができます。

静か寝モード

KC-L50のおやすみモードは、KC-H50では静か寝モードになっています。

どちらのモードも、音を静かに抑えた自動運転がなされますので、主に就寝中に使用します。

 

KC-H50の静か寝モードは、高機能になっています。

照度センサーで部屋が暗くなったことを感知すると、モニタ表示が消灯し(モニタの明るさ「自動」設定時)、音をさらに静かに抑えて運転します。

寝るときに空気清浄機の音が気になりそう、という方は、さらに静かに運転してくれる機能があるのは嬉しいですね。

みはり機能

KC-H50にのみ搭載されている「みはり機能」とは、部屋の温度・湿度に注意が必要な状態をセンサーが検知し、ランプの色と音でお知らせする機能です。

みはり機能ON(お知らせ音あり)・みはり機能ON(お知らせ音なし)・みはり機能OFFの3種類から設定できます。

 

みはり機能には「高温・高湿みはり」と「乾燥・低温みはり」の二種類があります。

高温・高湿みはり

「高温・高湿みはり」では、高温・高湿になると、音とランプの色でお知らせをして、おまかせ運転中などの場合には加湿機能が止まります。

熱中症を防止する機能ではないということですが、補助的に使用することが想定されています。

乾燥・低温みはり

「乾燥・低温みはり」では、ウイルスの生存しやすい湿度・温度になると、音とランプの色でお知らせをして、おまかせ運転中などのときには、風量を少し強めて加湿「入」で運転を始めます。

乾燥したことを感知して、加湿機能を起動してくれるのは親切ですね。

チャイルドロック

ボタンを3秒以上長押しすることで、いたずらや誤動作を防止するチャイルドロック機能がついています。

大人だけのご家庭ではあまり使う機会がないかもしれませんが、ボタンを押すことがとにかく好きな1~3歳児が家にいるご家庭におすすめです。

モニター明るさ切り替え

KC-L50では、表示部がまぶしいときには表示を消灯することができます。

 

KC-H50ではさらに、部屋の明るさに応じて表示部の明るさを切り替える機能が付いています。

具体的には、照度センサーに応じて明るさを変える「自動」と、明かりを抑えた「暗」、消灯の「切」の三種類から選ぶことができます。

 

家電製品のランプが寝室でまぶしいということはよくあるので、明るさが自動で切り替わるのは嬉しい機能です。

どちらがおすすめか?

ここまで見てきたように、2017年モデルのKC-H50では照度センサーが付いており、明るさに応じて、表示部の明るさを調整する機能があります。

また、温度・湿度・電気代が数値で表示されたり、高温・高湿のお知らせ機能が付いたり、チャイルドロックが付いたりしています。

 

寝室で使う予定の方は、表示部の明るさが自動で切り替わったり、静か寝モードで静かに運転してくれるKC-H50の方がおすすめです。

また、高齢者や子供がご家庭にいらっしゃる方は、KC-H50にはみはり機能やチャイルドロックがあるので便利でしょう。

 

一方で、KC-H50で追加された機能にあまり価値を感じないという方や、シンプルに使えればよいという方は、KC-L50のほうもおすすめです。

ただ、執筆時点ではKC-L50は発売されて間もないため、価格が高いです。

今後、KC-L50のほうが安くなってきた場合は、加湿量や風量などの基本性能は変わりませんので、KC-L50もおすすめです。

 

また、2018年モデルのKC-J50というものもあります。これは型番は違いますが、KC-L50と全く同じ性能・デザインです。

KC-J50の価格は安定してきていますので、KC-J50のほうが安くなっている場合には、こちらのほうがおすすめです。

シャープ 加湿空気清浄機 KC-H50
シャープ 加湿空気清浄機 KC-L50
シャープ 加湿空気清浄機 KC-J50

まとめ

シャープのプラズマクラスター搭載の加湿空気清浄機KC-H50とKC-L50の違いについて紹介してきました。

KC-H50は、KC-L50よりも前のモデルですが、KC-L50よりも次の6点で性能が良いです。

  • 照度センサーがある。
  • みはり機能がある。
  • チャイルドロック機能がある。
  • モニター明るさ切り替えができる。
  • KC-L50では湿度のみ3段階の表示がされるが、KC-H50では湿度/温度/24時間電気代が数値で表示される。
  • KC-L50ではおやすみモードだが、KC-H50では静か寝モードである。

寝室で使う予定の方や高齢者や子供がご家庭にいらっしゃる方には、KC-H50がおすすめですし、シンプルに使えればよいという方には、KC-L50がおすすめです。

 

次のページではシャープの空気清浄機32モデルについて一覧表で性能比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

シャープの加湿・空気清浄機32モデルの一覧比較!

 

以上、KC-H50とKC-L50の6つの違い!でした。

 

シャープ 加湿空気清浄機 KC-H50
シャープ 加湿空気清浄機 KC-L50
シャープ 加湿空気清浄機 KC-J50

参考