KI-RS50とKI-NS50の1つの違い。使い捨て加湿プレフィルター。

シャープの加湿空気清浄機KI-RS50とKI-NS50はよく似ていますが何が異なるのでしょうか。違いは1つあります。わかりやすく紹介します。

1つの違い

KI-RS50は、KI-NS50の後継機種です。KI-NS50は、いわゆる型落ち機種にあたります。

• KI-RS50： 2022年9月発売
• KI-NS50： 2020年12月発売

どちらもプラズマクラスター25000を搭載した薄型スリムモデルで、ワンルームや寝室に置くのに適しています。

 

新機種のKI-RS50は、旧機種のKI-NS50と比べて、次の点だけが異なります。

• 使い捨て加湿プレフィルターが2枚付属する。

 

本体の性能や仕様は同じで、違いはありません。

同じ性能でも、新しい型番で毎年発売されるのは、下落した価格をリセットできるというメーカーの理由によります。

 

このように、使い捨ての付属品が付くか付かないかというだけの違いのため、価格が安い方の機種を選ぶと良いでしょう。

 

違いを表で比較すると、次のようになります。

型番	新 KI-RS50	旧 KI-NS50
発売年月	2022/9	2020/12
外観
使い捨て加湿プレフィルター	◯ (2枚入)	−
参考価格 ホワイト	￥28,279〜(2025/05/08 18:29) Amazon 楽 天 Yahoo!	￥35,046〜(2025/05/08 21:58) Amazon 楽 天 Yahoo!
参考価格 グレー	￥42,900〜(2025/05/08 18:29) Amazon 楽 天 Yahoo!	− Amazon 楽 天 Yahoo!

違いについて、詳しく見てみましょう。

使い捨て加湿プレフィルター

使い捨て加湿プレフィルターは新機種のKI-RS50には2枚付属し、旧機種のKI-NS50には付属しません。

このフィルターは加湿フィルターの汚れを抑えるものです。加湿フィルターの枠に挟んで使います。なくても加湿できますが、あると加湿フィルターの掃除の手間が減ります。

 

フィルター自体は昔から販売されているもので、別途購入すればKI-NS50でも使えます。1日2.5 L加湿した場合、1ヶ月に1回が交換の目安で、定価は6枚で1100円(税込, 2022/11現在)です。

2枚あたりに換算すると約366円となります。

型番	新 KI-RS50	旧 KI-NS50
使い捨て加湿プレフィルター	◯ (2枚入)	−

どちらがおすすめか

このように新機種のKI-RS50は、旧機種のKI-NS50と比べて、「使い捨て加湿プレフィルター」が2枚付属するという点だけが異なります。

執筆時点ではKI-RS50は発売されたばかりということもあり、価格はKI-NS50よりも高めです。そのため、KI-NS50のほうがおすすめです。

 

どちらの機種も、上位機種と同じく、集じんと脱臭フィルターが別々になっており、交換目安もそれぞれ10年と長いのが特徴です。コンパクトサイズながらも、2層の加湿フィルターにより、低騒音でたっぷり加湿することができます。

ワンルームや寝室でも、空気清浄と加湿性能は妥協したくないという方におすすめの機種です。

KI-RS50

KI-NS50

価格と性能を表で比較

KI-RS50とKI-NS50の価格と性能を表で比較すると次のようになります。

型番	新 KI-RS50	旧 KI-NS50
発売年月	2022/9	2020/12
外観
参考価格 ホワイト	￥28,279〜(2025/05/08 18:29) Amazon 楽 天 Yahoo!	￥35,046〜(2025/05/08 21:58) Amazon 楽 天 Yahoo!
参考価格 グレー	￥42,900〜(2025/05/08 18:29) Amazon 楽 天 Yahoo!	− Amazon 楽 天 Yahoo!
型番	KI-RS50	KI-NS50
加湿量・タンク容量	最大 600 mL/h 約 2.7 L
最大風量	5.1 ㎥/分
8畳の部屋の清浄時間	12 分
プレフィルター自動掃除	−
無線LAN内蔵	−
タッチパネル	−
型番	KI-RS50	KI-NS50
プラズマクラスター・適用床面積	プラズマクラスター25000 約 13 畳 (約 21 ㎡)
フィルター浄化	静電HEPAフィルター（交換目安：約10年） ダブル脱臭フィルター（交換目安：約10年） 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター
吹出口	前後
気流	スピード循環気流
運転	パワフル吸じん おやすみ/花粉
風量	強・中・静音・自動
センサー	3つ ニオイ・温度・湿度
モニター	きれいモニター デジタル温度・湿度・電気代
使い勝手	Ag+イオンカートリッジ チャイルドロック ストッパー付きキャスター 使い捨てプレフィルター（3枚入）
使い捨て加湿プレフィルター	◯ (2枚入)	−
外形寸法	幅384×奥行230×高さ619 (mm)
質量	約 7.9 kg

交換用フィルターの種類

KI-RS50とKI-NS50の交換用フィルターは同じ型番です。

交換用フィルター・カートリッジには次のようなものがあります。

使い捨てプレフィルター

約1ヶ月に1回交換。後ろパネルに貼り付ける不織布の使い捨てフィルターで、集じん・脱臭フィルターの汚れを抑え、お手入れの手間を軽減します。なくても使用できます。

使い捨て加湿プレフィルター

約1ヶ月に1回交換。加湿フィルターの汚れを抑え、お手入れの手間を軽減します。なくても使用できます。

Ag+イオンカートリッジ

約1年に1回交換。タンクキャップに取り付けられており、加湿水のヌメリやニオイを抑えます。なくても加湿できます。

プラズマクラスターイオン発生ユニット

総運転時間が約 17,500 時間(1日24時間運転した場合、約2年)で、ユニット交換ランプが点滅します。約 19,000 時間でプラズマクラスターイオンの発生が停止します。

加湿フィルター

約10年に1回交換。2枚1組。

集じんフィルター 静電HEPAフィルター

約10年に1回交換。

ダブル脱臭フィルター

約10年に1回交換。

まとめ

シャープの加湿空気清浄機KI-RS50とKI-NS50の違いについて紹介しました。KI-RS50は性能や本体デザインに変更はなく、型番だけ変更になりました。執筆時点ではKI-NS50のほうが安いですので、KI-NS50を選ぶのがおすすめです。

 

以上、KI-RS50とKI-NS50の違いは？でした。

 

[参考記事]

• KI-PS50とKI-NS50の違いは？ [プラズマクラスター25000]
• KI-RS50とKI-PS50の1つの違い。使い捨て加湿プレフィルター。
• シャープの加湿・空気清浄機40機種の一覧比較！

参考

• KI-RS50 公式ページ
• KI-NS50 公式ページ

KI-RS50

KI-NS50