KI-TX100とKI-SX100は、プラズマクラスターNEXTを搭載したシャープの加湿空気清浄機の最上位機種です。これらはよく似ていますが、何が異なるのでしょうか。わかりやすく紹介します。
目次
6つの違い
KI-TX100は、KI-SX100の後継機種です。KI-SX100がいわゆる型落ち機種にあたります。
- KI-TX100: 2024年9月発売
- KI-SX100: 2023年9月発売
新機種のKI-TX100は、KI-SX100と比べて、次の点が異なります。
- プレフィルター自動掃除機能・タッチパネル機能がなくなった。
- 粒子数グラフを本体モニタに表示できるようになった(AIモニタ)。
- 加湿量が最大1,000mL/hから1,100mL/hへ少し増えた。
- 自動運転時に、風量が細かく制御され、強めの風で運転するようになった(AI AUTO)。
- 加湿フィルターを洗浄するモードが搭載された。給水トレーが少し洗いやすくなった。
- 本体正面のロゴがなくなりシンプルなデザインになった。内部部品に再生プラスチック材を採用。
新機種KI-TX100は、プレフィルター自動清掃機能を取り除いて、粒子数グラフ表示モニタを搭載した機種です。
フィルターやセンサーは、旧機種KI-SX100と同じものが採用されており、加湿空気清浄性能は同等です。
KI-TX100とKI-SX100は、加湿量が大容量で、23畳程度の広い部屋で使用するのにおすすめの機種です。
空気中の粒子数をスマホだけでなく本体でも確認したい方には新機種KI-TX100がおすすめで、プレフィルターのお手入れを自動でしてほしいという方には旧機種KI-SX100がおすすめです。
違いを表で比較すると、次のようになります。
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
---|---|---|
発売年 | 2024/9 | 2023/9 |
外観 |
||
加湿量 |
最大 1100 mL/h
|
最大 1000 mL/h
|
プレフィルター自動掃除 | − |
◯
|
タッチパネル | − |
◯
|
気流 | コアンダフロー | スピード循環気流 |
運転 |
AI AUTO
エコ
花粉 飛沫粒子モード
|
おまかせ運転(気流自動切替)
効果実感モード
飛沫粒子モード
|
風量 | 自動・強・中・静音 | 自動・強・中・静音・おやすみ・花粉 |
モニター |
AIモニター:粒子数・粒子数履歴(30分)
ハウスダスト・ニオイ
温度・湿度・電気代 |
微小粒子/ハウスダスト/ニオイ PM2.5濃度デジタル2桁表示 きれいモニター デジタル温度・湿度・電気代 |
加湿内部洗浄モード |
◯
|
−
|
給水トレー |
少し洗いやすい
|
−
|
付属フィルタ |
使い捨てプレフィルター(3枚付属)
|
使い捨て加湿プレフィルター(2枚付属)
|
外形寸法 |
幅427×奥行305×高さ700 (mm)
|
幅427×奥行345×高さ700 (mm)
|
質量 |
約 14 kg
|
約 16 kg
|
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
参考価格 | ¥145,800〜(2024/11/4 12:29) | ¥65,700〜(2024/10/4 12:29) |
なお、気流の「コアンダフロー」と「スピード循環気流」は名称は異なりますが、同等の気流です。AIが流行りですので、「おまかせ運転」も「AI AUTO」という名前に変更になっています。
違いについて、詳しく見てみましょう。
プレフィルター自動掃除機能
新機種KI-TX100には、プレフィルター自動掃除機能がありません。旧機種KI-SX100にはあります。
新機種KI-TX100では、空気清浄機の背面にあるプレフィルターに溜まったホコリを月に1回程度、掃除機で吸い取って綺麗にしなければなりません。あるいは、使い捨てプレフィルターという不織布をプレフィルターの外側に貼った場合でも、月に1回これを交換しなければなりません。使い捨てプレフィルターは3枚付属します。使い切ったら別途購入します。1枚150円前後です。
- シャープ(SHARP)
- 価格¥1,145(2024/12/03 06:41時点)
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一方で旧機種KI-SX100にはプレフィルター自動掃除機能があり、プレフィルターに溜まったホコリを48時間ごとに自動で掃除してくれます。
(画像はシャープ公式ページより引用。)
集めたホコリはダストボックスに入りますので、これを6ヶ月に1回捨てるだけでよくなります。
プレフィルターの定期的な掃除が面倒という方には、旧機種KI-SX100がおすすめです。
旧ラインナップにおいては、この機能は最上位機種KI-SX100と二番目の機種KI-SX75にしかついておらず、上位機種を選択する理由となっていましたが、2024年のラインナップでは廃止されてしまいました。空気清浄機を使っていると毎月のプレフィルター掃除が手間に感じるため、自動掃除機能はあると良いと思います。
新機種KI-TX100では自動掃除機能が廃止された代わりに、奥行きが4 cm小さく、質量が2 kg軽くなっています。ただ、もともと広い部屋で使用する機種ですので、それほど違いは感じられないかもしれません。
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
---|---|---|
外観 |
||
プレフィルター自動掃除 | − |
◯
|
使い捨てプレフィルター |
3枚付属
|
− |
外形寸法 |
幅427×奥行305×高さ700 (mm)
|
幅427×奥行345×高さ700 (mm)
|
質量 |
約 14 kg
|
約 16 kg
|
参考価格 | ¥145,800〜(2024/11/4 12:29) | ¥65,700〜(2024/10/4 12:29) |
タッチ式の操作パネル
新機種KI-TX100はボタン式の操作パネルを採用し、旧機種KI-SX100はタッチ式の操作パネルを採用しています。
次の画像は新機種KI-TX100の操作パネルです。
(画像はシャープ公式ページより引用。)
普通のボタンです。
次の画像は旧機種KI-SX100の操作パネルです。
(画像はシャープ公式ページより引用。)
待機時にはボタンは消えていますが、「ボタン点灯」ボタンを押すと、ボタンが表示されます。
待機時にはボタンの文字が見えないためすっきりした外観になりますが、ボタン点灯をしないと操作できないのは少し面倒かもしれません。
タッチ式パネルのほうが一般的に長寿命とされますが、空気清浄機は常時起動してほっておくという使い方をし、操作する機会はほとんどないため、どちらでもよいでしょう。
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
---|---|---|
外観 |
||
タッチパネル | − |
◯
|
参考価格 | ¥145,800〜(2024/11/4 12:29) | ¥65,700〜(2024/10/4 12:29) |
粒子数グラフ(AIモニタ)
新機種KI-TX100の一番の特徴は、次のようなAIモニタと呼ばれる粒子数モニタが搭載されたことです。
(画像はシャープ公式ページより引用。)
1Lあたりの粒子数の目安について、過去30分の履歴をグラフで表示できます。空気のキレイさの履歴が見られるのは便利ですね。
また、モニタに操作説明が表示されるようになったため、お手入れのお知らせや、加湿内部洗浄の段取りがわかりやすいのが魅力です。
旧機種KI-SX100では、次のように現在のPM2.5濃度目安(ug/m3)をデジタル表示できます。
(画像はシャープ公式ページより引用。)
また、微小粒子・ハウスダスト・ニオイの現在の状況を3段階の色で表示することができます。
なお、どちらの機種でも、スマホアプリで空気情報の履歴を見ることができます。
(画像はシャープ公式ページより引用。)
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
---|---|---|
外観 |
||
モニター |
AIモニター:粒子数・粒子数履歴(30分)
ハウスダスト・ニオイ
温度・湿度・電気代 |
微小粒子/ハウスダスト/ニオイ PM2.5濃度デジタル2桁表示 きれいモニター デジタル温度・湿度・電気代 |
参考価格 | ¥145,800〜(2024/11/4 12:29) | ¥65,700〜(2024/10/4 12:29) |
加湿量
加湿量は、新機種KI-TX100では最大1,100mL/hで、旧機種KI-SX100では1,000mL/hです。新機種の方が最大加湿量は10%多いです。
この加湿量の違いは、新機種ではプレフィルター自動掃除ユニットがなくなったため、加湿フィルターにより効率よく風を当てられるようになったためと推測されます。
部屋の乾燥が気になる場合や、木造住宅など空気の出入りが多い部屋で使用する場合には、加湿量が多い新機種の方が嬉しいですね。
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
---|---|---|
外観 |
||
加湿量 |
最大 1100 mL/h
|
最大 1000 mL/h
|
参考価格 | ¥145,800〜(2024/11/4 12:29) | ¥65,700〜(2024/10/4 12:29) |
自動運転(AI AUTO)
新機種KI-TX100では、AI AUTOモードと呼ばれる自動運転時に、風量が11段階で細かく制御されるようになりました。
新機種では、空気がキレイになっても従来機種KI-SX100よりも強めの風量で運転することで、よりキレイな状態を保つことを目指します。
この広告画像では、新機種のほうが粒子数が1/10になるまでキレイにできる、というように一見見えますが、清浄フィルターや風量は同等であり、空気清浄性能は変わっていません。旧機種KI-SX100でも、設定で感度や風量を上げることで、同等のキレイさにすることは可能と推測されます。
(また、広告では「クリーンルーム規格Class8レベルの空気環境を目指す」との記述がありますが、実使用環境とは異なる7畳ワンルーム程度の密閉された空間で使用したとき約26分後にそのレベルに到達するということです。)
ただ、これまでの空気清浄機は空気が十分キレイになっていないのに静音性を重視するためか積極的に動作しない感じがしていたので、初期設定で強めに運転してくれる新機種は良いですね。一方で、キレイさだけでなく騒音も気になるなら、従来通りのKI-SX100が良いでしょう。
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
---|---|---|
外観 |
||
運転 |
AI AUTO
エコ
花粉 飛沫粒子モード
|
おまかせ運転(気流自動切替)
効果実感モード
飛沫粒子モード
|
参考価格 | ¥145,800〜(2024/11/4 12:29) | ¥65,700〜(2024/10/4 12:29) |
加湿内部洗浄モード
新KI-TX100では、加湿内部洗浄機能が追加されました。
給水トレーにクエン酸を入れ、「加湿内部洗浄」ボタンを押すと、6時間加湿フィルターが回転し、加湿フィルターの洗浄ができるという機能です。
終わったら、加湿フィルター・トレーを水でよくすすぎます。2ヶ月に1回の使用が推奨されています。
一見便利そうに思える機能ですが、洗浄中の6時間は空気清浄機が使用できないことと、必要な手間は「つけ置き洗い」と変わらないため、あってもなくてもよい機能かと思います。
旧KI-SX100では加湿プレフィルターのお手入れの手間を減らす、加湿プレフィルターが付属します。このフィルターは加湿フィルターの汚れを抑えるものです。加湿フィルターの枠に挟んで使います。付属品はお試し品のようなもので、気に入った場合は追加購入して使います。1日2.5 L加湿した場合、1ヶ月に1回が交換の目安で、定価は6枚で1100円(税込, 2024/11現在)です。
- シャープ(SHARP)
- 価格¥1,381(2024/12/02 21:19時点)
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1枚あたりに換算すると約183円となります。
どちらの機種も、汚れやニオイが気になる時にはつけおき洗いができます。
つけおき洗いの場合は、クエン酸を入れた水に約2時間つけておくか、重曹を入れた水に30~60分つけておきます。その後、水でよくすすぎます。
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
---|---|---|
外観 |
||
加湿内部洗浄モード |
◯
|
−
|
使い捨て加湿プレフィルター | − |
2枚付属
|
参考価格 | ¥145,800〜(2024/11/4 12:29) | ¥65,700〜(2024/10/4 12:29) |
給水トレー
新KI-TX100では、給水トレーの次の画像で右下の部分がフラットになり、少しだけ洗いやすくなりました。
(画像はシャープ公式ページより引用。)
使っていて本当に洗いにくいと思うのは画像の左下のマグネットの部分と、上側のリングがある部分なので、意地悪な意見ではありますが、わざわざアピールする割にはあまり変わっていないなあと思います。
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
---|---|---|
外観 |
||
給水トレー |
少し洗いやすい
|
−
|
参考価格 | ¥145,800〜(2024/11/4 12:29) | ¥65,700〜(2024/10/4 12:29) |
デザイン・再生プラスチック
新KI-TX100では本体全面パネルのシャープとプラズマクラスターのロゴが目立たなくなり、すっきりしたデザインになりました。
(画像はシャープ公式ページより引用。)
空気清浄機はあることを感じさせないくらいでよいと思うので、とても良い変化だと思います。パナソニックでもここ数年のデザインは、操作パネルの文字を減らしたすっきりしたデザインになっています。
またこの前面パネルは、生産の過程で出る廃棄パネルや廃棄ゲートを再利用して作られており、旧モデルとは質感が異なっています。
内部プラスチック部品にも、全体の15%に再生プラスチックが利用されています。
新KI-TX100では再生プラスチックを使用することから、旧KI-SX100のホワイト系の本体色は実現できないと見ることもできます。
環境保護の取り組みが気になるのであればKI-TX100が良いですが、ホワイト系の本体色が良い場合にはKI-SX100を選択することになります。
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
---|---|---|
外観 |
||
給水トレー |
少し洗いやすい
|
−
|
参考価格 | ¥145,800〜(2024/11/4 12:29) | ¥65,700〜(2024/10/4 12:29) |
どちらがおすすめか
このように新機種のKI-TX100は、旧機種のKI-SX100と比べて、プレフィルター自動清掃機能がなくなりましたが、粒子数グラフ表示モニタが搭載されました。
異なる点をまとめると次のようになります。
- プレフィルター自動掃除機能・タッチパネル機能がなくなった。
- 粒子数グラフを本体モニタに表示できるようになった(AIモニタ)。
- 加湿量が最大1,000mL/hから1,100mL/hへ少し増えた。
- 自動運転時に、強めの風で運転するようになった(AI AUTO)。
- 加湿フィルターを洗浄するモードが搭載された。給水トレーが少し洗いやすくなった。
- 本体正面のロゴがなくなりシンプルなデザインになった。内部部品に再生プラスチック材を採用。
フィルターやセンサーは、旧KI-SX100と同じものが採用されており、加湿量は新KI-TX100のほうが少しよいものの、空気清浄性能は同等です。
KI-TX100とKI-SX100は、加湿量が大容量で、23畳程度の広い部屋で使用するのにおすすめの機種です。
空気中の粒子数をスマホだけでなく本体でも確認したい方や、強めの風量で自動運転してほしい場合には新KI-TX100がおすすめで、プレフィルターのお手入れが楽な方が良いという方には旧KI-SX100がおすすめです。
価格の点では執筆時点では旧KI-SX100の方が大幅に安いですので、KI-SX100の方がおすすめです。
KI-TX100がおすすめの方
クラスター
NEXT
適用床面積
~46 畳
1,100
mL/h
モニタ
AUTO
粒子
モード
フロー
センサー
発話
内部
洗浄
- プレフィルター掃除は手間ではないので、自動掃除機能はいらない。
- タッチパネルよりも、普通のボタンの方がよい。
- 粒子数グラフを本体モニタに表示できるようになった(AIモニタ)。
- 乾燥が気になるので、加湿量が少しでも多いほうがよい。
- 自動運転時に、キレイになっても強めの風で運転してほしい(AI AUTO)。
- 加湿内部洗浄モードを使いたい。給水トレーが少しでも洗いやすいほうがよい。
- すっきりしたデザインの方が良い。グレー系がよい。再生プラスチックを利用した製品がよい。
- シャープ(SHARP)
KI-SX100がおすすめの方
クラスター
NEXT
適用床面積
~46 畳
1,000
mL/h
フィルター
自動掃除
粒子
モード
実感
モード
循環気流
センサー
発話
パネル
- プレフィルターはいつも綺麗な状態で使いたいので、48時間ごとに自動掃除してほしい。
- 操作はタッチパネルのほうがよい。
- 本体モニタは毎日見るものではないので、ランプ表示やデジタル数字表示で十分。
- 加湿量の10%の違いは気にならない。マンションなど密閉性の高い部屋で使用する。
- キレイさだけでなく騒音も気になる。キレイさを重視するときには設定でセンサー感度を上げるのでよい。
- 加湿フィルターはつけおき洗いすればよい。給水トレーの洗いやすさの少しの違いは気にならない。
- 本体色はホワイト系がよい。再生プラスチックは使用されていないほうがよい。
- シャープ(SHARP)
性能と仕様を表で比較
KI-TX100とKI-SX100の性能と仕様を表で比較すると次のようになります。
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
---|---|---|
発売年 | 2024/9 | 2023/9 |
外観 |
||
参考価格 | ¥145,800〜(2024/11/4 12:29) | ¥65,700〜(2024/10/4 12:29) |
型番 | KI-TX100 | KI-SX100 |
加湿量・タンク容量 |
最大 1100 mL/h
約 4.3 L
|
最大 1000 mL/h
約 4.3 L
|
最大風量 |
10 ㎥/分
|
|
8畳の部屋の清浄時間 |
6 分
|
|
プレフィルター自動掃除 | − |
◯
|
無線LAN内蔵 | ◯ COCORO AIR・音声発話 | ◯ COCORO AIR・音声発話 |
タッチパネル | − |
◯
|
型番 | KI-TX100 | KI-SX100 |
プラズマクラスター・適用床面積 |
プラズマクラスターNEXT
約 23 畳 (約 38 ㎡) |
プラズマクラスターNEXT
約 23 畳 (約 38 ㎡) |
フィルター浄化 | 静電HEPAフィルター(交換目安:約10年) ガスもと~る脱臭フィルター(交換目安:約10年) 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター |
静電HEPAフィルター(交換目安:約10年) ガスもと~る脱臭フィルター(交換目安:約10年) 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター |
気流 | コアンダフロー | スピード循環気流 |
運転 |
AI AUTO
エコ
花粉 飛沫粒子モード
|
おまかせ運転(気流自動切替)
効果実感モード
飛沫粒子モード
|
風量 | 自動・強・中・静音 | 自動・強・中・静音・おやすみ・花粉 |
センサー | 5つ ホコリ・ニオイ・温度・湿度・照度 |
5つ ホコリ・ニオイ・温度・湿度・照度 |
モニター |
AIモニター:粒子数・粒子数履歴(30分)
ハウスダスト・ニオイ
温度・湿度・電気代 |
微小粒子/ハウスダスト/ニオイ PM2.5濃度デジタル2桁表示 きれいモニター デジタル温度・湿度・電気代 |
使い勝手 |
Ag+イオンカートリッジ
チャイルドロック ストッパー付きキャスター 使い捨てプレフィルター(3枚付属) 使い捨て加湿プレフィルター(別売)
|
Ag+イオンカートリッジ
チャイルドロック ストッパー付きキャスター 使い捨てプレフィルター(別売) 使い捨て加湿プレフィルター(2枚付属)
|
外形寸法 |
幅427×奥行305×高さ700 (mm)
|
幅427×奥行345×高さ700 (mm)
|
質量 |
約 14 kg
|
約 16 kg
|
交換用フィルタ
KI-TX100とKI-SX100の交換用フィルター・カートリッジには次のものがあります。
名称 |
外観 |
参考価格 | 交換の目安 | 備考 | 形名 | 希望小売価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
リフレッシュパック |
|
¥13,980〜(2024/12/03 06:41) |
‐ | フィルターなどの別売品をセットにした商品です。別々に購入するよりお買い得です。 |
FZ-ST10KI
|
20,900円(税込) |
集じんフィルター(HEPAフィルター) |
¥4,727〜(2024/12/03 06:41) |
約10年 |
ホコリ・チリ・花粉などを濾し取るフィルター。 |
FZ-E100HF | 7,700円(税込) | |
脱臭フィルター | ¥5,309〜(2024/12/03 06:41) |
約10年 | ニオイを取る脱臭フィルター。 | FZ-E100DF
|
8,250円(税込) | |
加湿フィルター(2枚一組) | ¥2,799〜(2024/12/02 19:32) |
約10年 | 水を気化して加湿をするフィルターです。 | FZ-L75MF
|
4,290円(税込) | |
使い捨て加湿プレフィルター (6枚入り) | ¥1,381〜(2024/12/02 21:19) |
約1ヶ月 | 加湿フィルターに貼って使用するフィルターです。 | FZ-PF10MF
|
1,100円(税込) | |
Ag+イオンカートリッジ(1個) | ¥712〜(2024/12/02 19:32) |
約1年 | なくても運転できますが、ヌメリとニオイの原因を抑える効果があります。 | FZ-AG01K1 | 990円(税込) | |
Ag+イオンカートリッジ(2個) | ¥1,427〜(2024/12/03 06:42) |
約1年 | 2個入です。 | FZ-AG01K2 | 1,980円(税込) | |
Ag+イオンカートリッジ(4個) | ¥3,500〜(2024/12/02 19:32) |
約1年 | 4個入です。 | FZ-AG01K4 | 3,960円(税込) | |
プラズマクラスターイオン発生ユニット(2個) | ¥5,700〜(2024/12/02 22:53) |
約2年 | プラズマクラスターを発生する装置です。ユニット交換ランプが点滅したら交換です。 | IZ-C100C2
|
6,820円(税込) | |
使い捨てプレフィルター (6枚入) | ¥1,145〜(2024/12/03 06:41) |
約1ヶ月 | 後ろパネルの外側に貼って使用する不織布のフィルターです。なくても運転できます。 | FZ-PF10K1 | 1,100円(税込) |
電気代
KI-TX100とKI-SX100の電気代は、空気清浄時と加湿空気清浄時で異なります。空気清浄時の強・中モードでは、加湿時よりも風量が強くなるため、電気代もかかります。
ほとんど違いはないですが、新KI-TX100の方が自動清掃ユニットがない分エアフローには有利で、電気代も少し低くなります。
電気代の詳細は次の表のようになっています。
空気清浄時
KI-TX100
モード | 強 | 中 | 静音 |
---|---|---|---|
風量(m³/分) | 10 | 6.4 | 2.0 |
消費電力(W)(50/60Hz) | 93 | 47 | 7.5(7.3) |
1時間あたりの電気代(円) | 約2.9 | 約1.5 | 約0.23 (約0.23) |
KI-SX100
モード | 強 | 中 | 静音 |
---|---|---|---|
風量(m³/分) | 10 | 6.4 | 2.0 |
消費電力(W)(50/60Hz) | 97 | 47 | 7.9(7.3) |
1時間あたりの電気代(円) | 約3.0 | 約1.5 | 約0.24 (約0.23) |
加湿空気清浄時
KI-TX100
モード | 強 | 中 | 静音 |
---|---|---|---|
風量(m³/分) | 7.9 | 6.4 | 2.0 |
消費電力(W)(50/60Hz) | 62 | 59 | 8.7(8.5) |
1時間あたりの電気代(円) | 約1.9 | 約1.8 | 約0.27 (約0.26) |
加湿量(mL/h) | 1,100 | 930 | 330 |
KI-SX100
モード | 強 | 中 | 静音 |
---|---|---|---|
風量(m³/分) | 8.1 | 6.4 | 2.0 |
消費電力(W)(50/60Hz) | 70 | 57 | 9.0(8.4) |
1時間あたりの電気代(円) | 約2.2 | 約1.8 | 約0.28 (約0.26) |
加湿量(mL/h) | 1,000 | 810 | 330 |
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
---|---|---|
外観 |
||
参考価格 | ¥145,800〜(2024/11/4 12:29) | ¥65,700〜(2024/10/4 12:29) |
共通機能
KI-TX100とKI-SX100は次のような共通した機能を持っています。
- 加湿集中ガイドによる大容量加湿
- プラズマクラスターNEXT
- COCORO AIR 音声発話
加湿集中ガイド
最大加湿量は、1,100または1,000 mL/hという大容量です。
これは、「加湿集中ガイド」という機能が付いていることによります。
(画像はシャープ公式ページより引用。)
加湿集中ガイドで風路を切り換えることで、加湿フィルターに風を集め、気化効率を高めます。
加湿適用床面積の目安は、プレハブ洋室のとき 28 畳です。
より狭い部屋で使用する場合でも、運転騒音が気になる場合は、これらの機種はおすすめです。加湿量に余裕のある機種では「強」運転の割合が少なくなり、静かに加湿できるからです。
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
---|---|---|
加湿量・タンク容量 |
最大 1100 mL/h
約 4.3 L
プレハブ洋室~28 畳 |
最大 1000 mL/h
約 4.3 L
プレハブ洋室~28 畳 |
参考価格 | ¥145,800〜(2024/11/4 12:29) | ¥65,700〜(2024/10/4 12:29) |
プラズマクラスターNEXT
(画像はシャープ公式ページより引用。)
KI-TX100とKI-SX100はプラズマクラスター発生ユニットを2個搭載しており、大量にプラズマクラスターイオンを発生します。
機能表示としては「プラズマクラスターNEXT」であり、下位のプラズマクラスター25000と比べて、各効果が次のように向上します。
- 静電気除電スピード 約 1.8 倍
- タバコ付着臭の消臭スピード 約 1.8 倍
- 付着ウイルスの作用抑制スピード 約 1.3 倍
加えて、次のようなものに対する効果も期待できるようになります。
- 付着排せつ物臭
- 付着ニオイ原因菌
- 付着したペットの皮膚特有の菌
次の効果は、KI-TX100, KI-SX100だけの効果です。
- ストレスがたまりにくい環境をつくる
- 集中を維持しやすい環境をつくる
プラズマクラスター適用床面積は、約 23 畳です。適用床面積とは、部屋中央でNEXTの基準値の50,000個/c㎥ のイオンが測定できる床面積の広さのことです。
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
---|---|---|
プラズマクラスター・適用床面積 |
プラズマクラスターNEXT
約 23 畳 (約 38 ㎡)
|
プラズマクラスターNEXT
約 23 畳 (約 38 ㎡)
|
参考価格 | ¥145,800〜(2024/11/4 12:29) | ¥65,700〜(2024/10/4 12:29) |
COCORO AIR 音声発話
(画像はシャープ公式ページより引用。)
どちらの機種も、COCORO AIRというクラウドサービスに対応しています。スマホで操作をしたり、空気情報モニターを見たり、生活パターンを分析して運転することができます。
さらに、次のような音声発話・使い方フィットというクラウド学習機能・音声カスタマイズサービスに対応しています。
- 音声発話は、「空気のよごれ、見つけました」などと喋ったり、天気予報をお知らせしたりします。
- 使い方フィットは、決まった時間に決まった運転に切り替えているとそれを学習し、自動で切り替えてくれるようになる機能です。
- 音声カスタマイズサービスは、音声を英語や好きな声優さんの声に変更できる有料オプションです。
音声機能はオフにすることもできます。
型番 | 新 KI-TX100 | 旧 KI-SX100 |
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無線LAN内蔵 |
◯ COCORO AIR
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◯ COCORO AIR |
参考価格 | ¥145,800〜(2024/11/4 12:29) | ¥65,700〜(2024/10/4 12:29) |
まとめ
シャープの加湿空気清浄機2024年度モデルKI-TX100は、2023年度モデルKI-SX100と比べて、プレフィルター自動清掃機能がなくなりましたが、粒子数グラフ表示モニタが搭載されました。空気中の粒子数をスマホだけでなく本体でも確認したい方には新機種KI-TX100がおすすめで、プレフィルターのお手入れを自動でしてほしいという方には旧機種KI-SX100がおすすめです。
以上、KI-TX100とKI-SX100の6つの違い。でした。
[参考記事]
- KI-SX100とKI-SX75の6つの違い。最大風量。
- KI-SX100とKI-RX100の2つの違い。電気代単価。
- 空気清浄機 KI-RX100とKI-PX100の1つの違い。
- KI-SX75とKI-SX70の6つの違い。プレフィルター自動掃除。
- KI-PX100とKI-NP100の7つの違い。飛沫粒子モード。
参考
KI-TX100
クラスター
NEXT
適用床面積
~46 畳
1,100
mL/h
モニタ
AUTO
粒子
モード
フロー
センサー
発話
内部
洗浄
- シャープ(SHARP)
KI-SX100
クラスター
NEXT
適用床面積
~23 畳
1,000
mL/h
フィルター
自動掃除
粒子
モード
実感
モード
循環気流
センサー
発話
パネル
- シャープ(SHARP)